2020年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

« 垢すりに興味あるが・・・ | トップページ | どっちを持ち出せば後悔しないか »

2015/06/17

好きだけでは食っていけない

BS朝日で放送された「The Photographers2-心を揺さぶる光景を求めて-」という番組を見た。
プロの写真家の写真に取り組む姿勢をドキュメンタリータッチで紹介する番組で、
明日発売となるEOS 5Dsシリーズのプロモーション的な番組でもある。
昨年7D2が出た時も同じ番組をやっていて、その時は7D2だけあって、スポーツなど動きものを撮る写真家たちをフィーチャーした内容だったけど、超高画素機の5Ds系だけに、今回のは作品作りに大きなこだわりを持つ写真家さんたちが登場。
ひとえにプロの写真家と言ってもジャンルは様々で、お金になるジャンル、ならないジャンル、メジャーなジャンルとそうでない孤独なジャンルと様々だ。
今回登場した3名の写真家。

竹沢うるま氏は旅写真家。
米美知子氏は風景写真家。
中西昭雄は天体写真家。

どの写真家さんたちも、被写体を求めてとにかく歩く、歩く、移動する、移動する。
自分の目でシャッターチャンスを探して歩き回る姿は獲物を狙う野生動物のよう。
中でも印象的だったのは中西氏。
氏のジャンルである天体撮影というのは、ジャンルで言えばお金になるとは思えないあまりメジャーでないジャンルであえると言えよう。
また天体を撮るという事は、他の被写体以上に天候に左右される。
番組の中でも皆既月食の撮影を目指したけど、悪天による厚い雲によってそれを阻まれるという悲運に見舞われていた。
その際の中西氏の今にも泣きそうな切ない表情が印象的だった。
数年に一度の大きなチャンスを、撮影地選定に失敗し、天候に見放されるという不可抗力で逃してしまったことは、そのジャンルのプロとしては我慢できないほど悔しいことだと容易に察せられる。
まったく比べ物にはならないけど、私も3年前に競馬の天皇賞の撮影を失敗し、1枚も撮れなかった時はものすごく落ち込んで痛飲したことを思い出す。
あの時ほど自分に腹が立ったことはない。
ましてやプロ。子供の頃から大好きだった天体という被写体を、プロの写真家として撮れなかった・・・ということは、きっと我々が想像する以上の屈辱に違いない。
カメラや写真が好きな人なら一度は憧れるプロフォトグラファー。
だけどその道は本当に厳しく過酷な世界。
才能だけじゃ食っていけない。好きだけじゃだめなのだ。
だからこそ、そんな世界で生き残って名声を得た人の作品は心に響くものがあるのだ。

来週の2回目も楽しみだ。
っていうか、去年のやつももう1回だけ再放送してくれないかなぁ。
ハードディスクの容量問題でつい消しちゃったけど、私が撮り鉄始めたのも、あの番組で紹介された山﨑友也氏、長根広和氏にものすごく感銘を受けたことが大きいんだよね。

« 垢すりに興味あるが・・・ | トップページ | どっちを持ち出せば後悔しないか »

カメラ・写真」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 好きだけでは食っていけない:

« 垢すりに興味あるが・・・ | トップページ | どっちを持ち出せば後悔しないか »