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2015/11/22

秋の撮影旅行・カシオペア撮影@黒田原編

昨日の疲れから21時半に寝てしまった私は、早朝5時にアラームが鳴ってもスッキリ起きられた。
いや、スッキリ起きられなければマズイのだ。
だって始発の5:23の電車に乗る予定なのだから。
当然外はまだ真っ暗闇。
そんな中新白河駅を出た始発列車に乗り、二駅先の黒田原へと向かった。
今回、磐越西線で撮影をしようと考えた時、そのまま東北本線経由で普段なかなか行けない黒磯近辺でカシオペアも捕獲したいと考え、いろいろ調べていくうちに黒田原によさげな撮影地があることを知ったのであった。

5時半過ぎに黒田原駅へと降り立つ。
新白河ですら何にもないのだから、こんなところではネオンの明かりなどあろうはずもなく暗闇がただ広がっているだけ。
そんな中を、リサーチしてきたルートをイメージしながら歩を進めた。
撮影ポイントであるお立ち台までは、いろんなブログのいろんな情報を総合すると、25~45分くらいと書いてあり、結構遠いようだった。
そうでなくても昨日喜多方で道を間違えた方向音痴の私。
こんな暗闇の中、そう簡単にたどり着けるとは到底思えなかった。
それでもひたすら自分を信じて突き進んだ結果・・・またまた道に迷いました~(号泣)。
知らない間に山道に踏み入ってしまってるし。
枯草だらけの山道をえっちらおっちら泣きながら歩く私。
どう考えてもあってない。マップアプリを頼りに、少しずつ正規ルートに戻れるよう必死に努力した。
そうこうしているうちに夜が明けあたりはすっかり明るくなっていた。
このままでは間に合わない・・・焦り始めた私は、重い機材を担いだ身であることを忘れ走り出すのであった。

そしてどうにかそれっぽい付近まで来た。
それっぽいと分かったのは、昨日の喜多方と同様、不自然に車がたくさん駐車してあったからだ。
果たして、リサーチしたブログに載っていたお立ち台へと向かう鉄ちゃん道への登り坂を発見したのだった。
大量の汗を流しながらとりあえずホッとする。
だが、そこでそのお立ち台に向かうことはしなかった。
実は目的地はそこではなく、その先にあるという切り通し部分の撮影地。
お立ち台は激パが予想され、実際この車の数では今からでは無理だろう。
もうひと踏ん張りして歩き続けた。
すでに想定通過時刻30分を切っていた。
焦りながら切り通しへのルートを探るものの、これがまた見つからないんだ・・・。
もう無理だ、間に合わない、お立ち台に戻る時間もない・・・そう判断した私は、とにかく線路方向へ向かい、道なき道をひた走った。
そんな苦労が報われ、どうにか線路と踏切が目に入った時は心から安堵したね。
そこはブログの作例で見た切り通しの場所ではなかったが、綺麗なストレートで撮影に支障はまったくなさそうだった。
ちなみに私が見つけたその撮影場所は、この踏切付近でした。

正規場所を知っているあなた、笑うなら笑うがいいさ。
苦労の果て見つけた撮影地はその分思い出にも残るんだい!
この先の線路脇に入り込んで三脚を据えた。



ちなみにこの写真、後々大きな意味を持ってくるのですが、それはまた別のエントリで。


三脚を据えた時点で時刻はカシオペアの想定通過時刻の1、2分前くらい。
まさにギリギリ。事実すぐさま踏切が鳴りだした。
構図を練る間もなくカメラを構えた。ん?なんか違くないか?


701系
701系 posted by (C)Tylor α900 SAL2470Z 45㎜ 1/500 F3.5 ISO:640 WBオート
東北本線/黒田原-豊原


これは701系。おかしいなぁ、カシオペアが来るはずなんだが。
しかもいいと思った撮影場所だったけど、この角度だとキツイ。
もう少し線路から離れたいんだけどスペースがない。
短い編成だったからまだ何とか見れるけど、カシオペアではきっと相当ダメダメな結果になるであろうことは、さすがにこれまでの経験から容易に想像できるようになっていた。
ここで固定概念を捨てることにした。
各ブログの作例ではすべてこちら側のものばかりだったので、私もそれに倣ったが、今日のドン曇りの天候なら順光も逆光もないので、反対側に回れば済む話じゃないのか。
反対側ならきっといい角度になるはずだ。

そしてカシオペアが来る前に急いで反対側に移り、構図を整えた。
そしてまた踏切が鳴りだす。


1
E721系 α900 SAL2470Z 30㎜ 1/800 F3.2 ISO:640 WBオート
東北本線/黒田原-豊原


うーん、今度はE721系か。カシオペアはどうしたんだ?
情報を調べようにも、スマホの電波が届かず、遅れがあったのかすでに通過してしまったのかまったくわからない有様。
不安だけを抱えながら待ったが、8時を回ってもカシオペアはやってこなかった。
次に来るのが違ったら諦めて帰ろう、せっかく来たけどもう身体はボロボロ・・・。
そして最後と決めた列車の接近を知らせる踏切が鳴りだした。
彼方から見えたのはブルーの機関車。そう、青釜牽引カシオペアだ!
やっぱり遅れてたんだ。


8010レ 寝台特急カシオペア EF510-512+E26系
8010レ 寝台特急カシオペア EF510-512+E26系 posted by (C)Tylor α900 SAL2470Z 30㎜ 1/800 F3.2 ISO:640 WBオート
東北本線/黒田原-豊原


8010レ 寝台特急カシオペア EF510-512+E26系
8010レ 寝台特急カシオペア EF510-512+E26系 posted by (C)Tylor α900 SAL2470Z 30㎜ 1/800 F3.2 ISO:640 WBオート
東北本線/黒田原-豊原


あれ、牽引は512号機じゃん。
へぇ、今は512号機も充当されてるんだ。臨時北斗星の時にはなかったのにな。
何はともあれ、無事撮影できたことに心から安堵した。
たどり着くまでの大変な労力を思えば、成果なしでは本当に泣くに泣けなかったから。
電波の届く場所で調べたらやっぱり65分の遅れだったみたいだね。
北海道内での車両故障の影響だとか。
結果的に遅れてくれたおかげで助かったわけだ。
きっと定刻だったら撮れなかったか、失敗作しか残らなかったろうから。

帰り道こそ正規ルートから離れないぞ!と固く誓って歩き出したものの、またしても道に迷い、あろうことか行き以上に大回りして、来た時とは反対側の駅の出口ににたどり着くという大馬鹿なルートでどうにかして戻った時には、もう全身がしびれるほど痛くなっていましたとさ。
ひーん、こんなことになるならお立ち台で撮ってりゃまだマシだったかもな。
黒田原なんか二度と来ないぞ~!

こうしてこの旅の全撮影行程を終えたのでした。
・・・って、まだエピソードには続きがあるのだが、とりあえずここらで区切っておきますわ。

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