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2020/01/10

九州ご褒美の旅2020・4日目その1~おれんじ食堂乗車記

夕べは旅の中休みで熊本のビジネスホテルに泊まっていた。
今朝はまず新八代駅へ向かった。
今日もまた昨日に続いて乗り鉄をする予定だが、今日乗る列車こそ今回の旅で一番楽しみにしていたのである。
それは肥薩おれんじ鉄道線を走る「おれんじ食堂」。
その名の通り、食を楽しみながら列車の旅を送ろうというコンセプトのこの列車は、モーニング便、スペシャルランチ便、アフタヌーン便、そしてイブニング(ディナー)便とに分かれて運行しており、それぞれ異なった食事を楽しめるようになっている。
食事の内容によって乗車時間も変わってきて、一番長いランチ便では3時間半超えのコースとなる。
私が乗るのはそのスペシャルランチ便だ。


肥薩おれんじ鉄道は八代から川内までを結ぶ路線なので、待ち合わせ駅である新八代駅はJRの管轄。
だからおれんじ食堂のクルーは改札手前で受付をするために待機していてくれる。


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ここで切符と、走行中に停車する各駅で郷土品と引き換えてくれる「駅マルシェクーポン」を貰える。
それらを受け取りいざ入場。改札をくぐる際はJRの駅員さんは無関心であった・・・。
やがてホームにやって来たおれんじ食堂。


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さぁ楽しい旅の始まりだ。
ところで、乗る前にクルーから聞いた話だと、今日は平日という事もあって乗客は私を含めても5人程度しかいないという。
だから予約した座席以外でも、空いている席は自由に使っていいですよとのありがたい申し出があった。
うーん、平日バンザイ!
さっそく乗り込み車内探索。
食堂車両だけあって厨房もしっかりしたものがあり、沿線の地酒も豊富に揃っているようだ。


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肥薩おれんじ鉄道線では右側に海が広がるのでそちら側の座席を確保したいところ。
今日はどの席でも使いたい放題だったけど、混んでいる時は海側から埋まってしまう事だろう。
ちなみに今回の私の席は2号車のB-04でした。海側で向きも進行方向と言ういい席でした!


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新八代から乗り込んだ乗客は私と、若いカップル、そして青年の4人。
そのうち青年は次の八代で降りてしまったらしく(謎の行動)、その後はしばらく3人でのほぼ貸し切り状態で列車は進んだ。
こうなるともしや私、カップルの邪魔をしてるんじゃ?という思いも抱きつつ(私がいなけりゃまさに2人きりの世界)、それでもアテンダントさん達は平等に楽しませてくれるように努力してくれた。


おれんじ食堂はいくつかのチェックポイントの駅に10数分停車し、乗客は降車してさっきもらったマルシェクーポンと郷土品を交換したり、記念撮影したりと自由に時間を使える。時間内に戻れば駅の外に出ることも可能だ。
そんな中、降り立った駅の一つである水俣駅にはこんなサインがあった。


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おお、これは有村架純ちゃんのサインじゃないですか~💓
映画「かぞくいろ」は肥薩おれんじ鉄道が舞台であり、沿線各地やおれんじ食堂も登場するらしい。
さかんに宣伝していたので後にダウンロードして鑑賞しましたよ。いい映画でした。


水俣と言えばかつては有名な公害があった印象の悪い町と言うイメージも少なからず残っていると思う。
でも駅舎は水戸岡氏デザインのスタイリッシュなもので、暗い印象など皆無。
街も今では元気を取り戻しているのだろう。


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何も知らずイメージ先行のままでなくなって、ここに降り立ててよかったと思う。


さて、そんな水俣を過ぎたあたりからいよいよランチの始まりである。
列車に乗りながら振舞われるコース料理を頂くなんて、それこそ北斗星やカシオペア以来の事。
そんな非日常感を楽しみにしていた。
ランチだけあって重すぎず、軽すぎずの料理が次々運ばれてきました。


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もちろん食材は地元産。
それを駅に停車するたびに産地直送で運び込んでくる。
新鮮そのものの料理はどれも最高に美味しかったです✨
雰囲気にのまれて私、飲めないお酒も少々いただきます。


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普段はグラスワイン1杯程度でも酩酊してしまうほど弱いので、まさにチビリチビリ舐めながら頂きました。
それでも十分優雅な気分になれましたよ。私流、吞み鉄は雰囲気の方に酔いしれることです。


この頃には車窓風景は美しい青い海を映し続けていた。
今日もまた乗り鉄ではもったいないくらいの快晴。
アテンダントさんもこれほどの快晴はしばらくぶりとのこと。
そんな青い海をおびただしい数の渡り鳥が飛んでいるシーンもあったりして、一つ一つの情景が宝石のように輝いていた。


そして最後の乗降可能駅、薩摩高城駅に到着。
ここではアテンダントさんが駅の外まで散歩に連れて行ってくれる。
ついていくとこのような絶景ポイントにやって来た。


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いやぁ、眩しいくらいに青、青、青!
紺碧の世界が広がる素晴らしい天気の日にやってこれてよかった。
正直乗る前は乗り鉄だから別に天気はどうでもいいやって思ってたけど、これだけ美しい路線なのだからそれがより映える空模様で乗りたいものですね。この日はまさにパーフェクトだった。


そして名残惜しくも列車は終点、川内駅に到着。


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長時間楽しませてくれたクルーたちにお礼を言って別れた。
最後まで一緒だったカップルたちもどこかへ向かっていった。
私は・・・はい、昨日同様、折り返しの普通列車に乗り換えて戻ります(苦笑)。
新幹線にも乗り換えられるけどせっかくだからおれんじ鉄道のノーマル車両にも乗ってみたかったし、また2時間かけて戻るとします。
そして今夜はせっかくだから肥薩おれんじ鉄道の沿線の温泉に泊まることになってます。
これがこの旅、最後の温泉宿になるのです。


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