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カテゴリー「温泉」の記事

2017/07/17

第二次北海道遠征2017・3日目〜旭岳温泉(北海道)

最北の地、稚内から再度旭川へ戻り、旭岳行きのバスに乗車した。
今日は旭岳温泉という温泉へ泊まる。
この旅行の最後の目的地だ。
バスに1時間半くらい揺られて、終点の旭岳まで向かった。
温泉の前にまずは登山で体を動かそうってわけだ。
ロープウェイがあったのでそれに乗車。

宗谷岬でも大変寒い思いをしたが、ここ旭岳も十分寒い。
山の上の方に行けばなおさらだ。
山を舐め腐った格好の私たちは、登山目当ての観光客の中大変浮いておりました・・・。

寒いわけで、山の上の方には残雪があった。

きっとこの雪は年間通して消えることはないんだろうなぁ。
大自然の脅威ってやつかな。
そんな寒さの象徴とは逆に、季節感を味わえる花も咲き誇っている。
チングルマという花だそうだ。

外気温は寒くても、山登りをしていれば体は温まる。
っていうか、ビジネスウォーキングシューズという、これまた登山を舐めた装備では歩きにくいことこの上ない。
滑ったりしたら目も当てられないので慎重に歩いた。

山肌から高温のガスが噴射しているのをみて、この恩恵で湧き出ているであろう温泉に期待が高まった。

本格的な登山コースもあるんだけど、貧弱な装備の我々はもちろん無茶はせずにお散歩コースで切り上げる。
結果的に、宿に入った直後に大粒の雨が降り出したのだから、この時無理をせずによかったと胸をなでおろすのであった。

今日泊まる宿は旭岳温泉・湧駒荘というところ。
これは「ゆこまんそう」と読む。ちょっとアレなひびきはあるけど、温泉好きが絶賛する秘湯らしい。

宿の玄関にはそれを期待させてくれる提灯がぶら下がっている。
日本秘湯を守る会。
今までいくつか加盟温泉地へ行って来たが、どれも素晴らしかったのだから。


湧駒荘には3箇所浴場がある。
ゆこまんの湯、シコロの湯、そして別館にある神々の湯。
ゆこまんの湯には5つの湯船があり、それぞれ源泉も違うようだ。
せっかくだからその全てに入りたいと思い、チェックイン後にゆこまんの湯、夕食後に神々の湯、
そして翌朝にはシコロの湯へと3つの浴場の全ての湯船に入浴した。
どれも最高のお湯で、この温泉地、この宿を選んだことは大正解であった。

うまい食事に気持ちのいいお湯。
そんな至福のときを過ごし、明日からの糧へとなった。
きっと灼熱地獄に戻ってもまた頑張れるはずだ。
たまにあるこんな時のために人は働くのだと思う。
あー、ゆっくりできたぁ!


旭岳温泉データ

泉質:カルシウム・マグネシウム・ナトリウム - 硫酸塩泉ほか
温度:47〜51℃
効能:胃腸病・動脈硬化・筋肉痛・五十肩・打ち身・外傷(骨折・火傷)・婦人病・冷え性・運動機能障害・関節痛・疲労回復・痔など

2017/07/16

第二次北海道遠征2017・2日目その2〜稚内温泉(北海道)

6時間以上の長い列車旅を終えた我々。
降り立った稚内の街へ出て愕然。
・・・寒い!めっちゃ寒いやんけ!
それは熱中症目前に追い込まれる地元からやってきた我々からすれば真冬同然の寒さだった。
もちろん関東から来たのでバリバリ夏服だったせいもあるのだが。
当初、稚内に来たからにはまずは宗谷岬へ行こう!と思っていたのだが、この寒さで気が変わった。
長時間乗車で体も凝っていたし、先に温泉へ行くことにした。

目指すのは日本最北の温泉地という名目のある、稚内温泉・童夢という温泉施設。
なんか昔見た、子供が魔球を投げて活躍する野球アニメを彷彿させる名前だな。
童夢へのアクセスは、稚内駅前から直通のバスが出ているのでそれに乗って行く。
20分くらいで着くのでお手軽だ。

入館料を支払い、とりあえず昼飯をいただく。
レストランもあるので1日過ごすこともできる総合的温泉施設だ。
寒かったので五目ラーメンをいただいた。まいうー。

食事後は風呂。久々の温泉だ。
自称・温泉ジャーナリストを名乗る私だが、ついに日本最北の温泉にまでやって来た。
そう思うと感慨深いものがあったね。
外は冷たい風が吹いているので、熱めの風呂でも気持ちがいい。
湯船もたくさんあり、地元&観光客と、大勢の人が入浴していた。
一度来たかったこの稚内温泉・童夢。
ざっと入っただけだったけど、大変満足でした。



日本最北端の温泉入浴証明書もゲットしました!
自称・温泉ジャーナリストとして必須のアイテム!?


稚内温泉といえば、この日宿泊した南稚内のビジネスホテル、ホテル大将にも小さいけれど、立派な温泉が引かれている。
これがまた素晴らしい泉質の温泉だったので、リーズナブルな旅を楽しみたい人には大変おすすめです。


稚内温泉データ

泉質:ナトリウム-強塩化物・炭酸水素塩温泉(弱アルカリ性高張性低温泉)
温度:34.4
効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、疲労回復、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期

2017/01/09

最果て温泉紀行~その7 川棚温泉(山口県)

長門湯本から再び2時間ほど乗り鉄をして、この旅の最後の温泉地である川棚温泉を目指した。
山陰本線の日本海側へ出て、荒ぶる海が見えてくると、ああ最果てまでやって来たんだなと感慨深くなった。
思えば遠くに来たものだ。
そんな山陰本線の駅の中で、途中通過した梅ヶ峠駅。
ここが本州最西端の駅なのです。

それを知っている人は案外少ないのかもしれない。
写真撮影をしている私を、みんな不思議な目で見ていたもの(笑)。

梅ヶ峠駅の2つ先に川棚温泉がある。
じゃあこの温泉が本州最西端の温泉なのだろうか?
真偽は定かじゃないが、ともあれ最後の温泉を楽しもうじゃないか。

駅から歩いて向かったのだが、意外に温泉街までの距離は長く時間がかかった。
のちに宿の女将に、鉄道できて歩いてやって来たと言ったら目を丸くされたし・・・。

そんな今夜泊まる宿、川棚グランドホテルは、この温泉街最大規模なホテルなのですぐに場所はわかったが、
チェックイン前に軽く温泉街を散策するのが、温泉ジャーナリストとしての務め。
もうだいぶ薄暗かったのであまりウロウロできなかったが、この温泉地は歓楽要素皆無の静かで小さな温泉地でした。

川棚グランドホテルが異例であり、他の旅館はこじんまりとしたものばかり。
しかし何とも言えない、古き良き情緒が溢れた建物で、昭和の遺産がまだ残っていることに安堵する。

こういう宿にも一つは泊まればよかったかな・・・。

歩くのもいい加減疲れてきたのでチェックイン。
この写真と上の写真を比べれば、規模の大きさがわかるというもの。
しかも部屋は最上階だったし・・・。

この川棚グランドホテルは外来の立ち寄り客にも力を入れてるらしく、かなり遅い時間帯まで宿泊客以外の人が入浴していた。
それゆえ大浴場は混雑するわけだが・・・って、結局最終日までそんなのばっかりか?
そこで私は考えた。空き巣の時間帯を狙おう。
夕食を早めの時間帯に設定し、まず夕食前に軽くザブン。
それから、他の人が夕食をとっているであろう時間帯を狙い定めて再び入浴しに。
この計算が嵌って、20時台はほぼ貸切状態で浴場を独占できた。
頭がいいって罪な事よ・・・。
明朝ももちろん、同様に朝食混雑帯に入浴し、一人で朝風呂を堪能したわけである。
最後だから、思う存分、いつまた味わえるかわからない温泉を楽しんだのでした。
私の大切な時間が終ろうとしていました・・・。


川棚温泉データ

泉質:塩化物泉
温度:41.1℃
効能:きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱体質、慢性婦人病、痛風、動脈硬化症、高血圧症、慢性胆のう炎、胆石症、神経痛、関節痛など

2017/01/08

最果て温泉紀行~その5 湯田温泉(山口県)

秋芳洞からバスに揺られてやって来たのは、今夜泊まる温泉街である、湯田温泉だ。
この温泉は、その昔白狐が浸かっていたという伝説が残っており、それ故狐をモチーフとしたオブジェがそこかしこに立っている。
駅前にそびえ立っている巨大な白狐像がその最たるものだろう。

名前くらいは聞いたことのあったこの温泉。
実は今回の中国地方への旅はこの温泉地ありきで立てられた計画なのだ。
という事で旅のメイン、最重要な温泉地に本日泊まる。

さっそく自称、温泉ジャーナリストとして取材開始。
・・・って、いきなりそっちのけで鉄道撮影している私であった(笑)
キハ47のタラコ色だ~。

キハ47形@山口~湯田温泉
キハ47形@山口~湯田温泉 posted by (C)Tylor


気が済んだところで温泉街散策。
この温泉地では足湯に力を入れているらしく、街の至る所に無料の足湯スポットがあり、
観光客や地元の人の憩いの場所になっている。

私は足湯はパスして、とりあえず今夜泊まる宿以外の温泉に立ち寄り湯させていただくことにした。
向かった先は梅乃家さん。
よく聞く名前だけど、こんなネーミングの宿って全国でいったいどれくらいあるのだろう・・・。

湯田温泉はアルカリ性の単純温泉なので、柔らかい泉質が特徴。
なんだかんだでアルカリ性単純温泉が一番気持ちがいいと思う。
しかし少々熱めのお湯な気がしました。源泉温度は高め。
それゆえ長湯はできなかったが、とりあえず秋芳洞で掻いた汗は流せた。

その後はチェックインまでできるだけ温泉街を散策。
温泉街と言っても、鄙びた情緒とはかけ離れた繁華街風の温泉街だ。

山陽随一の温泉街と言うだけあって、賑やかな街並みに大規模ホテルが立ちならんでいる。
そんなだから、きっと如何わしい店も多いのだろうなと思いきや、存外にそういった店はなかったりします。
もちろん繁華街ですから風俗店はあるし、それを紹介するところもあるわけだけど、
いかにもな温泉街の怪しい裏風俗や、ソープランドの類は見当たりませんでした。
騒がしいけど、そこそこ健全な温泉街、それが湯田温泉の正体みたいです。

裏路地もこんな感じで怪しさ皆無でした。


散策しているうちに薄暗くなったので宿にチェックインした。
ユウベルホテル政松という大きなホテルが今夜の宿。
今晩、そして明日は自分的にはかなり贅沢な部類の宿に泊まることになる。
いよいよ自分へのご褒美にもエンジンがかかってきましたね。

だが、やはり連休という事もあり、ここも大勢の客が泊まっており、大浴場も混雑。
とくに露天風呂はすし詰め状態になってしまっていた。
どうもノンビリからかけ離れた方向になっているような・・・。
それでも温泉はやはり気持ちよく、フグ料理が振る舞われた夕食に舌鼓を打ち、満足な夜を過ごせました。
夜は温泉効果と山口地ビールが殊の外効いてしまい、21時には意識を失ってしまうのでした。
なんだかんだで、ゆったりと過ごせているってことなんでしょうね。
年末年始で疲れ切っていた身体も、少し活気が戻ってきたような気がしました。


湯田温泉データ

泉質:アルカリ性単純泉
温度:64-73℃
効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、ぢ疾、冷え性、疲労回復など

2017/01/07

最果て温泉紀行~その3 宮浜温泉(広島県)

伯備線での撮影を大成功の元に終え、旅の幸先いいスタートを切った。
さて、ここからは待望の温泉を中心とした行程となるのだが、せっかくだから普段来れない場所も巡ってみたい。
当初は伯備線の撮影は午前中で終え、その後は尾道散歩をしながら昼食、
となるはずだったのだが、伯備線の撮影が押してしまったためそれは断念。
そのまま一気に本日の宿泊地を目指すことになった。

いったん岡山まで戻り、岡山から新幹線に乗り換えて降り立ったのは広島。
今年大旋風を巻き起こした広島です。
かつてカープの試合をマツダスタジアムに見に来たことがあり、それ以来の広島だ。
原爆ドームや市内はその時に見て回ったので、今回はまだ行ったことのない地域で有名なあの場所へ。
そう、安芸の宮島です。

宮島口まで電車で向かった。
この付近には宮浜温泉があり、そこが今夜の宿泊地なのだが、その前にここに来たからにはやることがある。
かの有名な厳島神社参拝である。
海の中に立つ大鳥居は行ったことがなくても誰でも知っている世界遺産だ。
恒例の遅まきの初もうでは、今年はこの場所とした。
アクセスは宮島口を出てまっすぐ進むだけ。わかりやすくていい。

こんな立派なフェリー乗り場がある。
大勢の観光客がここをめざして歩いていた。
フェリーにはJRの物と宮島松大汽船の物の2つあるらしい。
私は後者に乗船した。

宮島までの行程はものの10分ほど。
船内から大鳥居が彼方に見え、外国人客を中心に写真撮影に群がっていた。
私もとりあえずパチリ。

遠いので迫力はわからない。でもこれが日本三景の一つなのは間違いないのだ。
島へ上陸したらもっと近づいて見れるはずなので、その大きさを体感したい。
島に入るとまず野生の鹿がそこかしこにうろついていることに驚く。
さすがに角は切られているが、観光客に物おじせずに近寄っては食べ物をせがむ有様。
私が牡蠣カレーパンを食べていたら、数頭に襲い掛かられてしまったよ(汗)。
拒んだら、今度はお土産で買った紅葉まんじゅうの袋を食いちぎろうとしてきた。
可愛いけど結構怖い奴らだ・・・。

島を厳島神社方面へ歩いて行くと、大鳥居のビュースポットが見えてきた。
写真撮影に明け暮れる観光客に混じり、ようやく迫力ある姿で拝むことが出来た。

その後は参拝を済ませ、おみくじやらお守りやらを購入して初詣を終えた。
願うのはずばり健康でしたね。
それが確保できればあとはどうとでもなるのが人生だからね。
ちなみにおみくじは吉で、内容はかなり素晴らしいものがあったので、素直に信じておく(笑)。

島を出て今夜の宿の安芸グランドホテルに向かった。
いよいよ待望の温泉である。
チェックインするなりさっそく入浴に出向く。
うーん、気持ちよか~!
12月に伊東に行っているので、そんなにしばらくぶりじゃないはずなのに、この幸福感はどうだ。
それだけ年末年始の疲れが身体に堪えていたんだと思う。
ここからはゆっくりと湯治の数日間を送りたいね・・・。

ただ残念だったのが、ちょっとこのホテル、大浴場がしょぼいかな。
宿泊客は大勢いるので、少し手狭に感じてしまう。
露天風呂がないのも寂しいね(朝晩男女入れ替わりで、もう一つの方には簡易的な露天があった)。
貸切風呂はかなり良さげだったので、最大の売りはそこなんだろうけど少々値段設定が高く一般は楽しみづらい。
お風呂を楽しみに来るとちょっと拍子抜けしてしまうかも。
宮浜温泉はラドンを多量に含む放射能泉なので、温泉療法によく、本当は心行くまでお湯を楽しみたいところなんだけど。
騒がしさも相まってあまりのんびりとはできずに、夜が更けて行った・・・。


宮浜温泉データ

泉質:単純放射能泉
温度:25℃
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・疲労回復など

2016/12/17

伊東温泉(静岡県)

疲れ果てた肉体のリフレッシュを求めて行く師走の温泉旅。
毎年恒例となっているこの旅だけど、今年はいつもの友人と特に約束もしなかったので一人でやって来た。
だから例年は鄙びた山奥の秘湯に行くんだけど、今年に限っては気軽なメジャーどころへ。
今回の目的地は、伊東温泉です。

伊東温泉と言えば何と言っても「伊東に行くならハトヤ~電話は4126~♪」が思い浮かぶ。
バブル期に一世を風靡した温泉地である。
たぶん私も子供の頃に行ったことあったんじゃないかなぁ。
なにぶん小さかったので覚えてない。それに伊豆地方は少年時代の私には方角が悪く、
行っても体調を崩して楽しめなかった記憶ばかりだ。
だから今更感の強い伊東温泉だけど、それなりに新鮮な気持ちはあった。

なお、今回はここまでオール普通列車でやってきた。
伊豆地方へのアクセスと言えば、何と言っても185系の特急踊り子だし、最近では伊豆クレイルなるリゾート列車も走っている。
しかし一人なので急ぐ旅でもないし、節約にもなるのでローカルで十分です。

まずは伊東温泉の温泉街を散策。
自称、温泉ジャーナリストであり、温泉街の裏路地に興味津々な私は、にぎわう商店街をよそにそんな方向へ。

裏路地と言っても、ソレ系な匂いはなく、健全な?飲み屋街と言ってよさそうだった。
隣の熱海も壊滅状態というし、温泉風俗も風前の灯のようだ。

裏街道ばかりでなく、表路地も散歩する。
伊東温泉は毎分34,000リットルの湧出量を誇る本州随一の温泉地(Wikipedia参照)。
そんなだから温泉街のあちこちに、こんなオブジェが設置されている。
もちろん、湧き出しているのは伊東温泉そのものです。

ちなみに、温泉地に来てもやっぱり気になるのが鉄道だったりするわけです(苦笑)。
散策してたらいい感じのトンネルがあったので、思わず「ゆる鉄」


251系「スーパービュー踊り子」@南伊東~伊東
251系「スーパービュー踊り子」@南伊東~伊東 posted by (C)Tylor


さて、歩き疲れてきたのでそろそろ今夜泊まるホテルに向かおう。
なんせここには身体を労わりに来たのだから、疲れては意味がない。
だけどせっかくだから海沿いを歩いて向かうことにした。
紺碧の太平洋を挟んで、伊東の街並みが広がる。
今夜泊まる宿も、きっとあるに違いない。

今夜泊まるホテルは、ホテル伊東パウエルというところ。
一人旅積極誘致のホテルという事で選んでみた。
オーシャンビューの部屋と露天風呂が売りらしい。
確かに部屋から眺める太平洋は圧巻であった。
しかし、ホテルは古く、トイレもやたらと臭い、昭和感丸出しの内装だった。
ちょっと心配になりつつ、とりあえず夕食前にひと風呂と向かった大浴場だったが・・・。
うーん、ちょっと狭くないか?
内湯はともかく、肝心の露天風呂は大人5人も入ればギュウギュウ。
長方形の湯船は横に並ぶしかなく、定員オーバーの場合は窮屈な座り方で並んだ人の前に回らなければならない。
意外に宿泊客が多く、夕方の入浴はゆっくりとできませんでした。

磯料理を堪能した夕食後、再び温泉に入りに行く。
今度は間の良いことに、貸切状態で入浴でき、ようやくのんびり湯浴みがかなった。
塩化物泉の温泉そのものは適温で非常に気持ちよく、凝った身体をリラックスさせてくれた。
おまけに見事な月夜で、それを眺めながら入るお湯は、やっぱりたまらなく気持ちよかった。
日頃の苦労が、報われる瞬間である。

翌朝は、当然ながら日の出前に起きて早朝入浴。
この朝風呂ほど贅沢な気持ちにさせてくれるものはない。
昨夜が月見温泉なら、今朝は朝焼けの空を眺めながらの入浴。
なお、朝には男湯と女湯が入れ替わっています。
内湯は少し違うけど、露天はほぼ同じなので、あまり気分転換にはならないかな。


なんにせよ、疲れた身体は癒せ英気も養えた。
これでまた来週からも頑張れるだろう。
ここからは年明けまで一直線だ!
そしてそれが終ればまた温泉旅が待っている。頑張れ、自分!


伊東温泉データ

泉質:カルシウム・ナトリウムー塩化物温泉
温度:41.9℃
効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、疲労回復など

2016/04/30

夕日ヶ浦木津温泉(京都府)

夕べの内に大阪入りしていた我々は、早朝より特急こうのとりへ乗車し、丹後地方を目指した。
今日は4大趣味のひとつ、温泉を楽しむべく、丹後半島にある夕日ヶ浦木津温泉に入るのだ。
豊岡で特急を降りて、京都丹後鉄道、通称丹鉄に乗り換えた。

この丹鉄、車両もいい感じだけど、何と言っても車窓風景が素晴らしかった。
新緑が広がる季節、そんな京都の田舎の風景を気動車が進んでいく。
乗り鉄にはたまらない路線と言っていいんじゃないかなぁ。
列車後方から過ぎ行く景色を見ていたら、一度撮ってみたかったこのパターンが頭に思い浮かんだ。

景色は過ぎ去る
景色は過ぎ去る posted by (C)Tylor

スローシャッターでレールにピントを合わせて撮ると、列車が進むので自動的に流し撮りになる。
列車の疾走感と、過ぎゆく風景を表現できるのでお勧めの撮影法です。
ね、いい雰囲気の路線でしょう?

そんなことをしているうちに目的地の夕日ヶ浦木津温泉駅へと着いた。

駅に降りてまずすることは、温泉・・・ではなくて、せっかくだからこの沿線での丹鉄撮影。
都合のいいことに1時間以内に上下の2本が撮れそうだったので、いろいろ動いて良さげな場所を探した。
目星をつけたのは、夕日ヶ浦木津温泉駅から舞鶴方面への2つ目の踏切付近。
三脚を設置して構図を整えるといい具合に撮れそうだったので、そこで列車が来るのを待った。


KTR700形「コミューター車両+あかまつ」
KTR700形「コミューター車両+あかまつ」 posted by (C)Tylor EOS 7D Mark II EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM
京都丹後鉄道/夕日ヶ浦木津温泉-網野


なかなかいい具合じゃないかな。
のどかな路線にはのどかな列車が似合う。
もう一本は付近の別のアングルから撮影した。


KTR800形
KTR800形 posted by (C)Tylor EOS 7D Mark II EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM
京都丹後鉄道/夕日ヶ浦木津温泉-網野


水が入ったばかりの田んぼを大きく入れての撮影です。
田舎の風景と季節感を表現できたかな。
ほんと、単行はいいですよねぇ。車両の色が昔の西武ライオンズっぽいけど・・・。

さて、2本の撮影をしただけでも汗ばむ陽気、ではそろそろ汗を流しに温泉に行きますか!
向かうは駅から15~20分ほどの「花ゆうみ」という外湯。
ここなら700円で気軽に夕日ヶ浦温泉を楽しめます。

温泉らしい温泉は1月の九州遠征以来だったので存分に楽しみました。
湯で火照った体に吹き付ける風のなんと心地よいものか!
この季節ならではの温泉の楽しみ方を満喫して、すっかり身も心も癒されたのでした。

帰りはせっかくだからそのまま丹鉄を乗り継いで舞鶴経由で京都入りすることにしました。
少々ド派手なラッピングをされた気動車に乗り込みガタゴト揺られながら京都市内へと向かいます。

この日は最後まで乗り鉄を楽しみましたね。
あくまでメインは温泉だったはずだけど、趣味が豊富なので何かと楽しめて得な人生だと思いました。


夕日ヶ浦木津温泉データ

泉質:アルカリ性単純温泉
温度:40~43℃
効能:リウマチ性疾患、神経麻痺、病後回復期、運動機能障害、神経痛、疲労回復など

2016/01/12

九州温泉めぐり2016その10~新たなる決意

温泉で迎える最後の朝。
もちろん早朝入浴は当然のこと。
最後の最後まで大好きな温泉を味わい尽くした。

チェックアウト後は空港へと向かうバスまでの時間が少しあったので、昨日は雨で行けなかった温泉街の散策を。
自称温泉ジャーナリストとして、最後まで取材に余念がないのだった。
という事で、宿から指宿の名物であり名所である砂むし会館までの数キロを徒歩で歩いた。
南国だけあって気温がそこそこ高く、完全冬装備では汗ばむほど。

街路樹も南国使用。
町を流れる用水路からも湯気が立ち上っていた。
ここにも温泉が湧きだしているんだろうね。

歩いているうちにようやく温泉街の中心地にやってきた。
商店街の看板にしれっとこんなものまで掲げてあるあたり、この辺は案外おおらかなのかもしれないね。

どんな妖怪が出てくるのだろうか・・・。

やっぱり日本の温泉街には特殊な温泉も欠かせないんだね!
ただいかがわしい地帯はほんの一角だけで、すぐに砂むし会館が姿を現した。

今回は時間がないのでもう砂むしを体験は出来なかったけど、記念に取材敢行。
海側に回ってみると、入浴する場所があった。

屋根があるので雨の日でも安心ってわけだね。
どうせならホテルのも良かったけど、こっちの本場の方に来てみればよかったかなと一瞬だけ思ったよ。
青1色の指宿港を眺め、昨日もこんな天気ならなと少し恨めしく思うのでした。

さぁ、いよいよ現実へと戻る時間となってしまった。
今回も無事旅を終えることが出来てホッとしている。
自分で考えて組んだ行程を、なんの無理もなく完璧に回れたことが誇らしい。
さすがは自称カリスマプランナーである。いろんな自称があるね(笑)。
旅の総括としては、やっぱり温泉は最高のご褒美だなってことだね。
特に九州には本当に魅力的な温泉が多いと思う。
そんな魅力ある温泉どころ九州を、魅力的な鉄道に乗って旅をできたんだからこんな幸せで楽しいことはない。
来年もきっとこんな楽しく、心と体を癒せる旅をしよう。
それから始まったばかりの2016年も、いろんな場所へ出向き、いろんな写真を撮り、そしていろんな温泉に入ろう。
そう決意して、この旅を終えたのでした。

2016/01/11

九州温泉めぐり2016その9~指宿温泉(鹿児島県)

霧島を後にした私が向かったのは、この旅最後の滞在地となる指宿。
鹿児島の中でも南に位置する南国の温泉地だ。
この指宿温泉も行ってみたかった温泉地の一つなのだ。
なんたってここには名物があるのだから。

再度戻ってきた鹿児島中央駅から指宿枕崎線に乗り換える。

キハ220形快速「なのはなDX」。
本来、白と黒のツートンカラーの特急「指宿のたまて箱」に乗るのが王道なんだろうけど、タイミングが合わなかった。
これに揺られて、快速ながらのーんびりと1時間以上かけて指宿へとたどり着いた。
鹿児島あたりでは小康状態だった雨だが指宿では本降り。
うーん、スマホの予報では曇りだったような気がしたんだがなぁ。
これでは散策もできないので、早々にタクシーに乗車して宿へと向かう。
最後に泊まる宿は、指宿白水館さん。
広い庭園と数々の湯を持ち合わせた温泉リゾートホテルだ。

ここで最後の贅沢三昧だ!

指宿温泉と言えば、砂むし風呂が名物。
温泉の熱で温められた砂を顔以外の全身にぶっかけて温まるという独特の入浴法が最高との話をよく聞く。
これを初体験するためにこんな南端の温泉街までやって来たんだ。
部屋に荷物を降ろすなり、早々に砂むし初体験に向かう私。
砂むし風呂の入浴法は、全裸になって専用の浴衣を着こみ係員に砂をかけてもらう。
だいたい10~15分ほどが目安とされており、それ以上は湯あたりの危険がある。
もっとも、10分も経つ頃には汗がしたたり落ちているので、無理をするような人もいないだろう。
なかなか新鮮な体験が出来たよ。

出た後はシャワーで砂を洗い落とす。
皮被りの人は後処理が大変そうだね・・・。
それからお湯の方の温泉にざっと入り、夕食となった。
最後だからパーッと飲もうかとも思ったんだけど、温泉を楽しめるのも最後なので自重。
酔っぱらってはまた強烈に気持ち悪くなって温泉どころじゃなくなるだろうから。

夕食を食べた後には自分への最後のご褒美ボディケア。マッサージですね。
気持ちよくなるために来たんだけど、施術してくれたお姉さんが私好みの超絶美人の方で、しかもいいにおいを発しまくっていたものだから、別の意味で気持ちよくなりそうなのを必死でこらえたよ(苦笑)。
それでも久々に受けたマッサージはとてつもなく気持ちよく(テクニシャンでしたね)、旅の疲れを解してくれた。
温泉三昧を楽しんで、美味い料理に舌鼓を打って、美女に身体を揉んでもらえる・・・こんなに贅沢していいんだろうか。
いいんです、それだけ頑張ってきたんだから。

こうして最後の夜は更けていった。
あんな美女に施術してもらった後だけに悶々とした夜を過ごしたのは言うまでもない(笑)。


指宿温泉データ

泉質:塩化物泉(低張性・中性・高温泉)
温度:50~60℃
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動器障害・うちみ・慢性消化器病・更年期障害・病気回復期・疲労回復

九州温泉めぐり2016その8~霧島温泉郷(鹿児島県)

霧島神宮からタクシーに乗車し、霧島温泉郷を目指した。
温泉郷だからいろいろな温泉地があるけど、今回行ったのは霧島いわさきホテルのある林田温泉。

温泉郷の中でも奥地の方、すなわち高い山の上にある温泉地だ。
ここのホテルには大きな露天風呂の他、栄之尾温泉という渓流沿いの温泉も抱えている。

この栄之尾温泉こそが、かの坂本龍馬とお龍さん夫妻が、日本初の新婚旅行として訪れたとされる温泉であり、大河ドラマ龍馬伝で福山雅治が実際に入浴した温泉でもあるのだ。
私も龍馬ファンとしていつか来たい、いつか来たいとずっと思っていたのだ。

日帰り専用の受付で入浴券を買う。
林田、栄之尾、両方とも入れるセット券を買った。
ウィキペディアには栄之尾温泉は寒冷地のため冬季閉鎖と書いてあったが、実際に行ってみたら営業していてホッとした。
入れたら儲けものくらいには思っていたけど、実際ダメだったら残念だったろうから。
まぁ宿の人は、この雨模様だし誰も入ってませんよと半ば呆れていたが、ここまで来て入らない手はないって。

冬季だけに栄之尾温泉までは車で連れて行ってもらった。
と言ってもすぐにつくので、夏場などは浴衣で歩いて行くのが風情があっていいだろう。
ただ、ここの入浴スタイルは特殊で、素肌の上に湯編み着を着たまま入るわけで、
薄布1枚で歩くというのは、女性的には落ち着かないかもしれないね。
そう、ここは湯編みを着れるので混浴なのだ。

そしていよいよ入浴の時。
実は今回の行程で入るつもりだった温泉で一番の楽しみはここだった。
そしてその期待にたがわぬ素晴らしいお湯でした。
渓流沿いという最高の開放感あふれる場所に、いくつもの湯が点在しており、それぞれを巡るのも楽しい。
温度も微妙に違っており、好みで温めだったり熱めだったりを選べる。
まぁ何と言っても目玉は、ましゃの入った龍馬の湯ですけどね。
ここが一番広く、温度的にも温まれるような気がした。

だけど湯編みを着ていると、湯から上がって別の湯を目指す時に外気に触れて一気に冷たくなるので困る。
むしろスッポンポンの方が寒くないと思われる。
それから水けを吸って重くなった湯編みを着た状態で再びお湯に入ると空気が入り込んで、前が御開帳・・・ってなるので女性の方は世の男性にサービスしないように要注意だ。

と言っても今は私一人。他に誰かがやってくる気配も全くない。
そこでもう寒いしいちいち膨れ上がるのも面倒なので、湯編み着を脱ぎ捨てて裸で入浴することにした。
さらに開放感が増し、とてつもなく気分がよくなったのである。
私としては異例の長湯をして、名残惜しみながらも湯から上がったのである。

帰りも車で迎えに来てもらうよう電話で連絡をしたのだが、15分経ってもやってくる気配がない。
このままだと湯冷め確実なので、仕方ないので歩いて戻ることにした。
5分足らずで戻れるけど、やっぱり浴衣だけではこの時期は寒いわい。
という事で、林田温泉の方で再び体を温め直すのであった。
こちらも相当広い露天風呂があり開放感があるので、こちらだけでも十分温泉を楽しめます。
こっちにはたくさんの客がいました。

帰りは再びタクシーに乗車して霧島神宮駅へと向かった。
道中、運ちゃんが私がカメラをぶら下げてるのに気付いて、いろいろ撮影スポットへ立ち寄ってくれた。

硫黄の煙が立ち上る。

龍馬や西郷も眺めた・・・であろう滝。
必殺、手持ちスローシャッター撮影。OM-Dなら楽勝。

まぁ、そんな撮影スポットを案内してくれるのはいいんだけど、タクシー料金は嵩んでしまうのであった。
霧島神宮駅に着いた時には5000円超えちゃってたよ。予想以上に出費してもうた。
もっと時間があればバスで戻れたんだがなぁ。
この特急に乗るために仕方なかったんです。

しっかし、JR九州の車両はどれもカッコいいねぇ。
E231ばかり見飽きた身にすれば、どれもこれも新鮮なのでした。


霧島温泉郷データ

栄之尾温泉

泉質:単純酸性温泉
温度:不明
効能:神経痛・筋肉痛・慢性婦人病など

林田温泉

泉質:含芒硝硫化水素泉
温度:75℃
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・冷え性・疲労回復・健康増進・切り傷・糖尿病・皮膚病・動脈硬化症など

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