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カテゴリー「温泉」の記事

2020/01/11

九州ご褒美の旅2020・5日目その2~天ヶ瀬温泉(大分県)

ななつ星を撮り終えてこれからどうしようか考えた。
当初の予定通り有田まで行っていれば帰りの移動時間もかかったけれど、新鳥栖にいるとなるとまだまだ今夜のホテルに向かうのは早すぎる。
どこか別の場所へ撮影に行こうか悩んだけど、晴れ間があっても基本曇り空という事でつまらなそう。
だったら、最後に泊りじゃなくてももう1か所温泉に行っておこうかなと考えて探してみた。
どうせなら今夜泊る久大本線沿線の温泉なら便利でいいかなと思い、白羽の矢を立てたのは天ヶ瀬温泉というところ。
JR天ケ瀬駅近辺に広がる温泉地なのでアクセスもいい。
そして天ケ瀬は特急も停車する駅なので移動もたやすい(まぁ時間があったので普通列車でのんびり行きましたが)。


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駅前に手湯場が設置してあるなど、なかなか豊富な湯量がありそうだ。
正直メジャーな温泉地じゃないと思うし、九州の中では地味な温泉地だと思うけど、駅付近は温泉街っぽい店が並んでいて、廃業したところも多そうだけど、それでもいくつかは営業もしていた。
せっかくだから温泉饅頭を買って心ばかりの応援の意を示しておいた。


立派な温泉宿もあったりして立ち寄り湯も出来そうだったけど、私が向かったのはもっと野性的なところ。
駅前に流れている玖珠川のまわりには共同浴場の野天、露天湯が5か所あって、地元住民も愛用する憩いの場となっている。
せっかくだからそれらに入っていこうと思った。
しかしそれはなかなかハードルの高い入浴となるのは間違いなかった。
5つのうちの1つ、神田湯はなんせ外から丸見えなんだから。
四方八方、360℃から遮るものは何もない!そんな湯だけにいざ入ろうとなると勇気がいる。


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このように街道から丸見えで覗けてしまう作りになっている。
去年行った長湯温泉のガニ湯や、かつて行った三朝温泉の河原風呂など似たようなところもあったけど、それらにはさすがに入ったことがなかった。
でも旅の恥は搔き捨てというし、せっかくここまで来たのだからここは意を決して入浴することにする。
そんな気になった要因の一つには気温の高さもあると思う。
正直去年のガニ湯など、寒すぎて外で服を脱ぐことなど考えられなかったもの。
今年の九州は滞在中はとにかく暖かく、服を脱ぐことに気温面での躊躇いはなかった。


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ちなみに一応入浴料100円の設定がある。
赤いボックスにコインを入れる。もちろんお釣りなどない。
誰もいなければ正直ただで入れてしまう。良心に従って支払うしかない。私はもちろん出しましたよ。


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脱衣所は街道上からは一応見えなくなっているが、もちろんこの有様なので湯船からは丸見え。
女性には相当ハードルが高いし、男でもこれを見て断念する人もいそうだ。
誰もいなかったのでパパっと脱いで、上の方を見て誰もいないことを確認し、真っ裸で湯船に飛び込んだ。


湯加減が予想外にいいそのお湯は、湯の花が大量に混ざっておりなかなか気持ちいいものだった。
ただ浴槽?は滅茶苦茶ヌメヌメしていて滑るので、入る時は気を付けよう。
タオル巻きもOKらしいので勇気を出して入った場合、ここでコケて御開帳ではシャレにならないから。
のんびり入っていると羞恥心などどこかへ消えていた。
街道にはごくたまに地元のオッちゃんや、観光客っぽい人がチラホラ見えたし、こっちも見てきたけどもはや気にならなかった。
いつもの習慣で湯船にタオルは入れてなかったけど、もはやどうでもよかった。
なかなか新鮮な体験が出来て良かったと思う。これで気温面の条件が整えば、もうどこでも野天湯に入れるね。


神田湯を出て、玖珠川の反対側に回り、もう1か所入っていくことにした。
益次郎の湯という場所だ。もちろん由来は大村益次郎であろうね。


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こちらも100円。
ここは囲いが出来ているので外からも見られず入りやすいと思う。
脱衣場は剥き出しなので結局混浴はなかなか厳しいだろうけど。


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営業は午後4時からだったらしく、それに気づいたのは入ってしばらくたってからだった。
どうりで湯船の湯量が浅いと思ったんだ。
ちなみに3時半くらいでした。すみません。
ここに限らず、外湯5か所は温泉宿の自治会によって運営されているので、午前中は掃除のため湯が抜かれているケースもあるとか。
来訪時は時間帯に注意したい。


時間稼ぎくらいのつもりでやって来た天ヶ瀬温泉だったけど、どうしてどうして、なかなかの思い出を刻むことができました。
いやはや、九州はやっぱり温泉大国だ~♪


天ヶ瀬温泉データ

泉質:硫黄泉・単純温泉
温度:70~100℃
効能:関節リウマチ、変形性関 節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、疲労回復など

2020/01/10

九州ご褒美の旅2020・4日目その2~日奈久温泉(熊本県)

川内駅より列車に揺られ2時間超、やってきたのは日奈久温泉駅。


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ここが今夜泊る温泉地だ。
日奈久温泉、実はこれまで聞いたこともない温泉であった。
おれんじ鉄道に乗るにあたって、どんな駅があるのかなと調べていたら目に留まったのがここだった。
駅名に温泉を付けるからには由緒正しい温泉だろうし、せっかくおれんじ鉄道の旅を楽しんでるのだから沿線の温泉があるなら泊まりたい、そう思って今回の旅で泊る最後の温泉宿にここを選んだ。
新八代からもそれなりに近いので、翌日行動に移る際も都合がいいと思ったのもある。


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温泉街に入るとこんなモニュメントが立っていた。
開湯600年・・・聞かない名前だったけど、やっぱり由緒ある温泉地だったようだ。
種田山頭火が愛用し、当時の藩が運営していたこともあって格式も高いらしい。
知らずにいて失礼だったかな・・・。


なるほど、宿泊施設が立ち並ぶ街並みは威厳がある雰囲気だ。


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もしかしていいところを発見したのかもしれない。
そうワクワクして宿泊する宿にチェックインした。
今回泊るのは浜膳旅館さんと言うところ。
部屋一つ一つが温泉半露天付きと言う超プライベート空間を楽しめる宿となっている。
初日の小浜温泉が大規模温泉街系、2日目の丸尾温泉が秘湯系とするなら、ここの宿はプライベート空間系と言ったところか。
誰にも邪魔されず、気の向くままに温泉を静かに楽しめるのがいい。
そう思っていくつかある宿の中からここを選んだ。
そしてそれは正解だった。


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いやぁ、ここもまた素晴らしいお湯でした。
贅沢させてもらっている、改めてそう思わずにいられない。
だけどそんなひと時の贅沢が出来るのも、苦労を耐え忍んで頑張って来た日々があるからこそ。
この旅のコンセプトは自分へのご褒美。
遠慮することなんてないのだ。


こうして静かな、だけど満足感の高い夜は更けていった。
明日より旅は後半戦。そろそろ撮影の方も頑張りましょうか。


日奈久温泉データ

泉質:弱アルカリ単純泉
温度:35~50℃
効能:関節痛、神経痛、冷え性など

2020/01/08

九州ご褒美の旅2020・2日目その2~丸尾温泉(鹿児島県)

桜島から戻った私は日豊本線に乗車し霧島神宮駅へ向かった。
今日泊まるのは霧島温泉郷にある丸尾温泉と言うところ。
ひとえに霧島温泉と言ってもいろいろあって、私は2016年の旅の時にここを訪れその時は林田温泉、栄之尾温泉に立ち寄り湯で入浴したことがあったけど、そのお湯、ロケーションの素晴らしさに魅了され、今度は泊りで来たいと思っていたのでその思いを果たす時が来たのだ。

霧島神宮駅から路線バスに乗り込んで丸尾温泉へ。
小1時間揺られ山の中に入っていくと霧島温泉郷に入るが、丸尾温泉はその中心的存在の温泉だ。
ここを総じて霧島温泉と呼ぶ人も多いとか。


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私が宿泊する宿はそんな温泉街から少し離れた場所にポツンと立つ一軒宿だ。
バス停からは徒歩だと結構歩くことになるが、坂を下っていくので大変ではない。
そこかしこから立ち上る温泉ガスが期待感を抱かせてくれる。


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道を下っていくと前回ここを訪れた時にタクシー運転手が連れて行ってくれた滝にたどり着いた。
その名も丸尾の滝。
流れているのはもちろん温泉で、その上流には栄之尾温泉があるという。
丸尾の滝とは言うものの、別の温泉が降ってきている訳だね。


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さて、実はここ丸尾温泉ではどうしても泊まってみたい宿があった。
そこは評判も良く、まずその場所ありきで旅のプランを考えてみたほど。
しかし残念ながらこの期間では空きがなく確保することが出来なかった。
もしかしたら一人旅は受け付けてなかったのかもしれない。
仕方がないので別の宿で妥協したわけだけど、のちにそれが妥協でもなんでもなかったことを思い知る。


その宿には母屋の風呂と、離れに貸し切りの湯がある。
チェックイン後まずは母屋の大浴場へ。
そこがまた素晴らしかったわけで。
この日も平日なので空いていて、私が入りに行った時は他の客は誰もいなかった。
貸し切り湯を貸し切らずとも、大浴場を貸し切っちゃってるも同然だ。
そう言えば昨日の小浜温泉の宿でも湯を独り占めだったし、今回の旅ではとことんついているらしい。
大浴場の露天風呂の気持ちよさは格別で、清流の音が聞こえてくる静かな雰囲気はすべてのしがらみから解放してくれるよう。
ここへ来れて良かったと心底思える、大満足なお湯でした。


夕食後、今度はせっかくだから貸し切り風呂を使わせてもらうことにした。
そこへは母屋から出て沢の方へ階段を降りていくと到達できる。
まさに誰も来ない離れで、仄かな明かりがともっているけど月明かりの方が明るい、そんな静寂の間だった。
湯船は二つにセパレートされていて、熱めとぬるめの2つに分かれている。
熱い方は外が寒くても十分温まれるほどだし、ぬるい方は1時間以上の長湯も出来そうな湯加減。
基本的にぬるい方に入っていたけど、昨年行った壁湯温泉のことを思い出した。
目の前が沢なのも同じだしね。
それを独り占めで入ってられるのだからとんでもない贅沢だなと思った。
そんな贅沢が出来るのも人一倍頑張って来たからこそなのだなともしみじみ感じだ。
大変だったけど頑張ってきて良かったと思う。今回もまた温泉に入りながら感無量になる私がいました。
日頃の苦労が報われた時、人はまた頑張ろうと思えるのでしょう。
前回の立ち寄り湯と言い、霧島は期待を裏切らない最高の温泉地だと改めて思いました。

九州ご褒美の旅2020・2日目その1~桜島初上陸!桜島温泉(鹿児島県)

小浜温泉でゆったり過ごせた私は翌日朝より行動開始。新鳥栖経由で九州新幹線へ乗り込んだ。
ここから向かうのは鹿児島県。
最近の九州旅行では熊本、大分辺りが中心で鹿児島からは離れていたので久々に行きたいと思った。
鹿児島中央駅で降り立ち市電に乗り換える。
九州には各地にチンチン電車が走っており、車両もレトロなものがまだ現役で走っている。
降り立ったのは水族館口という停留所。
ここで降り立つとものの徒歩5分で桜島行きフェリー乗り場へとたどり着けるのだ。


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そう、今日最初に向かうのは桜島だ。
九州には何度も来ているけど、象徴的存在の桜島は電車の車窓から眺めたくらいで行ったことはなかった。
行ったところで何をするのかと考えると二の足を踏んでいたのだ。
しかし調べてみると桜島にも温泉があることが分かった。
考えてみれば当然だ。噴火を繰り返す島なんだから、大地の恵みの恩恵を受けた温泉がないはずがない。
温泉があるのならどこへでも行くのが自称・温泉ジャーナリストだ。


鹿児島港から桜島へはフェリーに乗船しほんの15分弱でたどり着くという。
イメージ的には以前行った広島の宮古島と似たようなものだろう。
意外に近いのはこの先の行程を考えるとありがたい。

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便もピーク時間帯には15分ごとにあるのでどのタイミングで行っても待たされることはないだろう。
たかだかフェリーと言っても、船に乗る時はワクワクするのが人情。
なんたって今の時代、輸送力で言えば一番縁遠いのが船だからね。
ブォーっという汽笛を心地よく響かせ桜島へ向かうフェリー。
残念なのは鉛色の空と、桜島を覆う分厚い雲・・・。


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まぁ雨が降ってないだけでもありがたい。
雨だったらたぶん行かなかったと思うしね。
ただ昨日からの低気圧の影響で風が強いのにはまいったが・・・。


桜島に初上陸した私が向かったのは港から徒歩数分という玄関口付近にある「桜島マグマ温泉」という施設。
直球そのものな名前の温泉だ。


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ここは宿泊施設でもあり、レストランも営業している。
何はともあれまずは食事。
桜島大根ステーキと黒豚ハンバーグランチというご当地食材を使った料理を頂いた。
大変おいしゅうございました!


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さて食うものを食ったら温泉だ。
桜島の熱量を感じながらじっくりと温まった。
・・・っていうか、温まる以前に九州に来てからずっと暑いんだけど。
そう、今年の九州は総じて気温が高め。
滞在中一番高くて19℃くらいあった日もあるらしく、終始汗を掻いていたような。
それもそのはずで、過去の経験から寒いのを想定してかなりの冬装備でやってきていた私。
オーバースペックの衣服を身にまとい、重い荷物を背負ってあちこち歩いて、しかも温泉に入りまくってれば暑くて当然だ。
桜島訪問のあたりから衣服のチョイスを誤ったことを猛烈に後悔する私であった・・・。


お湯からあがるとすぐに桜島を後にする。
この後は今夜の温泉宿に向かうわけだが、特急を使わず普通列車でゆっくり行きたかったのだ。
多少忙しない滞在にはなったけど少しは桜島の息吹に触れられたと思う。
いつかバイクで来て1周巡ってみたいものだね。
桜島は車はもちろん、バイクや自転車でも気軽に来れる場所なのだから。

2020/01/07

九州ご褒美の旅2020・1日目~小浜温泉(長崎県)

蒲田のビジネスホテルで目覚めた。
今日から待望の、年明け恒例、年末年始に休みなく頑張りぬいた自分へのご褒美旅のスタートだ。
もう何年も続いているこの企画、コンセプトは自分へのご褒美。
だから一切遠慮なんてしません。やりたいことを、行きたいところを、食べたいものを、心行くままに楽しむだけなのです。
行き先は3年連続で九州。もうすっかり年明け最初は九州行きで定着しつつあります。


羽田を経った飛行機が降り立ったのは長崎空港。
2年前の年明け旅では九州の地を後にしたのがこの長崎でした。
今年はここから開始です。
まず今日は低気圧の影響で九州どころか日本全国が悪天模様という事で派手に動き回るのはやめました。
この旅の基本は温泉に入ってリフレッシュすることだけど、鉄道趣味を混ぜることでより深みが増します。
まずはそんな鉄道趣味を楽しむべく、島原鉄道の乗り鉄をすることにしました。
2年前に雲仙温泉に行ったとき線路だけは目にしていた島原鉄道。その時いつか乗ろうと思ったのです。
空港からバスで移動し諫早駅へ。

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平日という事もあって、学生中心の車内でした。
この路線もまた、地域の学生たちによって支えられているようです。
幸せの黄色い列車を使う島原鉄道だけに、途中の駅では有名な「幸せの黄色いハンカチ」を模した試みもありました。
海をバックにした乗り場に多くの黄色いハンカチが風になびいてる姿はそれなりに壮観でした。
そして列車は進み島原半島の真ん中へ。終点の島原港です。

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ここで昼食をとりがてら散策に。
雨はいつの間にか上がっており、この後は一時好転するようです。
島原港では有名な平野食堂で名物海鮮丼を食し(美味)、町を歩いているとこんなものが。

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へぇ、そうだったのか。
坂本竜馬が長崎を拠点にしたのは有名な話だけど、そのスタートはここ島原だったのね。知らなかったなぁ。
思わぬ発見があった島原散策でした。


頃合いになったのでそろそろ今夜の宿泊地に行くことにします。
バスに乗車して小浜へ。今日は小浜(おばま)温泉に泊まるのです。
一昨年雲仙に行ったとき途中で通過したのが小浜温泉で、雰囲気がよさそうだったので次年以降の行き先候補にしていたのです。
諫早から島原経由で小浜に行くと、ちょうどグルっと島原半島を1周する形になるので、この巡り方は良かったなと思います。


小浜温泉では何はともあれ入りたい温泉がありました。
波の湯「茜」です。


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ここはいわゆる共同浴場の外湯ではありますが、そのロケーションたるや共同浴場の域を超えてます。
なんせ目の前には海が広がってるのですから!
茜という名の由来は、夕方になると夕日が沈む様を湯に浸かりながら眺める事が出来るからです。
そもそも小浜温泉自体が落日の美しさを売りにした温泉地であり、この波の湯茜はその最たる場所と言えるでしょう。
平日という事もあり、私が行ったときには先着で若い氏が数名いましたがすぐにいなくなり、そこから先は特別料金を払って貸し切りにするまでもなく、私一人きりでこの絶景風呂を堪能することができました。
ちなみに一般料金は共同浴場という事もあり300円と安値です。正面に設置してある無人の料金箱にお金を入れて入ります。


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低気圧の影響で波の荒い本日は時折波しぶきが湯船まで飛んできますが、それこそ海が本当に至近にあるという何よりの証。
いやぁ、噂以上に素晴らしかった!いきなり最高のお湯に入れたことで今年の旅の成功を確信したのです。


さて待望の温泉にようやく浸かって汗を流したところで、湯冷ましに小浜温泉街を歩きながら今宵の宿へと向かいます。
豊富な湯量を誇り、放熱量では日本一を謳う小浜温泉だけにそこかしこで湯気が立ち上っており、これまた日本一の長さを誇る足湯などもありました。まさに湯の町ですね。


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今宵の宿にチェックインし一息つくころには、どんよりしていた雲がだんだん拡散していき太陽がぼんやり出てきました。
すでに夕方17時近くではあるけど、九州はこの時期関東などよりも1時間近く日没が遅く、落日風呂に期待が持てそうでした。
そこでさっき波の湯に入ったばかりではあるけど、宿の屋上にある露天風呂で小浜の落日を眺めることにします。
湯に入るころにはすっかり姿を現した茜色の太陽。
それがゆっくりと沈んでいく姿を眺めながら入るお湯は格別以外の何物でもありませんでした。
これを見れてよかった。せっかく小浜温泉に来たのだから、これを見れるのと見れないのとでは印象が大きく変わることでしょう。
忘れられないシーンを瞼に焼き付け、夜も翌朝も最後まで小浜の湯を味わい尽くしたのでした。


小浜温泉データ

泉質:ナトリウム-塩化物泉
温度:105℃
効能:神経痛・筋肉痛・リウマチ・冷え性・切り傷・やけど・慢性皮膚病・痔など

2019/10/21

白根温泉(群馬県)

昨日はツーリングの帰りに温泉に立ち寄って来た。
入ったのは白根温泉薬師の湯。
国道120号、通称ロマンティック街道沿いにある日帰り温泉施設だ。

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来る途中に大きな看板が出ているし、走っていて目に入りやすいのでまず逃すことはないだろう。
まさにツーリングやドライブ客にお誂え向きとなっている。

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休憩も出来るしね。
ただし、入浴料は800円と案外高い。

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飲み物は安いのがありますね(^-^;

お湯は内湯と露天と2種類あり、露天は熱めと適温でセパレートされているので好みで入れる。
付近は山間部なので春~夏は緑が、秋は紅葉が楽しめる。
私は露天の適温に終始入ってました。
単純温泉なので湯あたりの心配もなく長湯が出来ます。
ツーリングで疲れた体を解すのには最適でした!

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白根温泉データ

温度:60.2℃
泉質:アルカリ性単純温泉
効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、痔疾、冷え性、疲労回復など

2019/08/03

北海道夏たび鉄たび2019~6日目 「なつぞら」広がる帯広へ~十勝川温泉(北海道)

昨日は午前中の撮影(できなかったけど)が終わった後、帯広まで移動していた。
この旅、最後の目的地は帯広。
暑さで有名な街だけど、最近は朝ドラ「なつぞら」の舞台としても知られている。
私も見ているので、ここに来ようというきっかけの一つにはなったかもしれない。
主要な目的は近辺にある十勝川温泉に行くこと。
旅の最後は奮発して温泉宿に泊まろうって寸法だ。
十勝川温泉には以前から一度は行きたいと思っていたけど、帯広ってなかなかここをメインに据えないと予定に組み込みづらい、遠くてアクセスが面倒な場所だったのでね、ようやくの参上ってわけです。


降り立った帯広駅はやはりなつぞら一色だった。
駅構内にはスピッツの優しいあの子がエンドレスで流れているし、なつぞら展も催されていた。
なつよ、帯広は結構デカい町だな・・・。


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そう、帯広駅付近は北海道の中でも有数の大都市って感じだったけど、十勝郊外はきっと朝ドラの雰囲気のままなのだろうなぁ。
何はともあれ帯広の名物を食してみよう。
実は帯広って豚丼発祥の地なのだ。なんか意外。
最近は牛丼よりも豚丼・・・って私はとりあえず本場の味を食べておきたい。


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駅ビル1階にある「ぶたはげ」というお店で昼ご飯。
ぶたはげって・・・ほとんど悪口だろって店名だけど、味は確か。
間違いなく美味しかった。
あんまり美味かったんで、翌日はテイクアウトして帰りの列車でもう一度食べたほど。
駅構内では駅弁として豚丼も売られていたけど、できたてホカホカが食べれるのでここのテイクアウトの方がいいと思います。


さて、腹も膨れたところで温泉へと向かう。
駅の外に出て、噂の暑さにビックリ。
朝、釧路では寒くて目が覚めたというのに、ちょっとしか離れてないこの街の衝撃の気温差に驚愕。


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37.5℃かぁ。さすがは5月に北海道の観測史上最高を記録した(佐呂間地方にすぐ更新されたけど)だけある。
だけど東京のような都会で感じる、身体に堪えるような強烈なムシッとした感じはない、古きよき日本の夏って暑さだ。
そんな帯広からバスに乗り込んで十勝川温泉を目指した。
30~40分程度、500円ジャストの運賃でバスは温泉街に到着。
大規模な宿泊施設前にそれぞれバス停があって順番に停まってくれるのが嬉しい。
私が泊ったのは「ホテル大平原」。


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ここらでも有数の大規模な温泉ホテルで大勢の宿泊客が泊っていた。
だけど、日本の観光地の現状はここも同じで、空気を乱すあっち系の方々に占拠され雰囲気はぶち壊しになってしまう。
温泉宿に泊まるのなら小規模で落ち着けるところの方が私の好みだと再確認した。
まぁ夏なんでね、リゾート系でいいでしょう。落ち着ける湯治は冬にしたいし。
それでも滞在中3回の入浴と、北海道の美味が集められたバイキングで十分堪能できました。


これで今回の旅路も終止符。
初日にバイクを倒した時はどうなるかと思ったけど、最終的にやっぱり楽しい思い出とともに締める事が出来ました。
夏の北海道はやっぱり最高です。
ただ、帰り際に思ったことは、北海道への未練よりもむしろ早く帰ってMyバイク乗りたいってことだったのだから困ったものです。
来年の夏は絶対に自分のバイクで自走で北海道まで来よう、そして北の大地を気の済むまで走ろう、そう決意して帰路につきました。

 

十勝川温泉データ

泉質:ナトリウム塩化物(塩化物泉)・炭酸水素塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
温度:55℃ - 60℃
効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、痔疾患、慢性消化器官、慢性皮膚病、病後回復期、疲労回復、健康増進、虚弱体質、慢性婦人病、冷え性、きりきず、やけどなど

2019/07/13

Ninja400で初めての峠走り~伊香保温泉(群馬県)

今日から3連休。
県外への遠征は悪天続きの予報のため難しいけど、今日の日中くらいなら雨は持ちこたえるという。
それを聞いたら今日だけでも走らずにはいられないじゃないですか。
でも目的もなくただ適当に走るのじゃつまらない。
そこでグーグルマップを眺めて物色してみたところ、面白そうなルートを発見。
慣らし運転も進められそうだし、この前ちょっと走って楽しかった山道もありそう、そして温泉にも立ち寄れるかも。
さっそく出発しました。

まずは榛名湖を目指します。
子供の頃にはよく行った記憶がありますが、少なくとも中学生以降は一度も足を踏み入れてないはず。
久々の湖に、今度は自力でバイクに乗って行ってみることに。
榛名湖は結構な山の中にあって、そこに至るまでには先日走った観音山程度ではないれっきとした峠道と言える道路が続いております。クネクネ道が続くので初心者の私にはスピードはとても出せない。
幸い後続車がほとんどいなかったので事なきを得ましたが、対向ですれ違う多くのバイクがかっ飛ばしていくのに対して実に無様です。
まぁ安全第一なのでね・・・。
そんな山道を走ること十数分。さすがにメッシュジャケットではヒンヤリし出した頃ようやく榛名湖に到着。
天候はアレだけど、久々に雄大な湖を前にして気分は高まりました。
そんな榛名湖をバックに愛車と1枚。

Harunako 


榛名湖を後にしてお次は伊香保温泉を目指します。
ちょうどここからさらに面白そうな道を走るとたどり着く事が出来るのです。
その道は、榛名湖までの道のりと比べてもさらに難易度が高く、現状の私の運転技術ではとても太刀打ちできない峠でした。
特にヘアピンカーブが30本続く的な標識を見た時はどうしようかと思いましたが、幸い後続の4輪も手こずるようなヘアピンだったので私のヘッポコライドでも特に流れを止めてしまうような無様はせずに切り抜ける事が出来ました。
いやぁ肝を冷やしっぱなしだったけどそれはそれで楽しかったし、経験値も上昇できたんじゃないですかね。


そしてたどり着いた伊香保温泉。
群馬県には「上毛かるた」なるものがあって子供の頃より県民は親しんだわけですが、そのかるたでは「伊香保温泉 日本の名湯」と読まれてます。
そんな名湯に立ち寄り湯するべくいったんバイクから降りて温泉街を散策。
ちょうど首や肩が凝ってきたところだったので解していきましょう。

 

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有名な石段が出迎えてくれます。
連休初日という事でこんな空模様ですがそれなりに観光客が来てました。
立ち寄り湯するところはこの石段を少し登ったところにある、その名も「石段の湯」。
大人410円で入浴できる共同浴場です。


Ikaho02

 

間のいいことに、ちょうど昼飯時だったせいか入浴客がいない時間帯で名湯伊香保温泉をじっくり堪能できました。
実に久々の温泉に身も心も解されます。
実は地元民ですが、伊香保温泉って行った記憶がないんですよね。
もしかしたら初めてだったのかな?
まさかそんなところにバイク自走で来ることになるなんてちょっと前は考えもしませんでしたね。
温泉は大好きだし、温泉天国群馬県に住んでいるからには今後もバイクに乗って各地回るのもいいかも。


お湯からあがって石段近くのベンチで休んでいたら野良猫が寄ってきました。
観光客に慣れ切っているのか物怖じせずにモフらせてくれました。
そうして遊んでいたら完全に気を許してくれたのか私の座るベンチに登ってきて、さらに私の膝を伝って横に置いてあったバッグの上に鎮座・・・。無警戒にもほどがありますが、我が家の愛想のない猫にも見習わせたい懐きかたですねぇ。


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温泉に、そして猫に癒された私は伊香保を後にして、さらにもう少しばかりツーリングを楽しむのでありました。
本日の走行距離はおよそ100キロ。
ずいぶん走った気もするけど、まだ通算500キロにも満たないわけで慣らし運転第一段階終了まではもう少しかかりそうです。
明日明後日もう一度走れる日があればいいけど、雨はどうかなぁ。

 

伊香保温泉データ

泉質:硫酸塩泉
温度:41.6℃
効能:きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり、運動麻痺における筋肉のこわばり、胃腸機能低下、軽症高血圧、耐糖異常、軽い高コレステロール血症、軽い喘息または肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状、病後回復期、疲労回復、健康増進など

2019/01/10

九州満喫遠征3日目~壁湯温泉(大分県)

長湯温泉で目覚めた私は朝から贅沢に貸切風呂を楽しんだ。
名残惜しい長湯だが、今日も温泉巡りは続く。
いったん大分まで戻り、そこから今度は久大本線に乗り換え豊後森駅で下車した。
豊後森は今日の温泉地の最寄り駅で、そこからは再び路線バスで向かう。
今日行くのは壁湯温泉。
九重九湯の一つに数えられる温泉であり、今回の旅の核となる場所だ。
九州旅行を決めた時に温泉を探していく中で九重九湯にはぜひ行きたいと思ったが、その中でもこの壁湯温泉がずば抜けて魅力的だった。



壁湯停留所で降りるとすぐにこの看板が目に入ってくるので迷わない。
壁湯温泉の一軒宿、旅館福元屋さんだ。
川沿いに立っている旅館で、道路からは見下ろす断崖に立っている。



階段を下りて中に入っていくと、旅館へ続く道と共同浴場「壁湯温泉」に続く道に分かれている。
最初私はそれをわからなくて、共同浴場のお湯がここの宿の設備の一つなのかなと勘違いしていた。



地元の方と思しき老人がすでに入浴しており、旅館は向こうだよと教えを頂く。
共同浴場の方もなかなか雰囲気があったが、お目当てのお湯はここじゃないのだ。
分かれ道の反対側へと進んでいくとすぐに母屋が目に入ってきた。



「日本秘湯を守る会」の提灯と、「日本源泉かけ流し温泉協会」の看板が掲げられている。
もうこれだけで期待は高まる一方だ。
さっそくチェックインすると、女将さんから衝撃の一言が。
本日泊まるのは私だけだという。
今までいくつも温泉宿には泊まってきたけど、そんなことはいまだかつてなかった。
という事は、あのお湯と、旅館のサービスを独占で楽しめちゃうってことか・・・。
昨日に続いてなんて贅沢なんだ・・・。



館内も、古き日本の温泉宿を思わせてくる趣あるつくりとなっており、他に宿泊者がいないこともあって聞こえてくるのは川のせせらぎのみ。
今夜もまた、静かにゆっくりと過ごせそうだ。
なにはともあれ夕食前に入浴だ。
名物の河合沿いに設置された洞窟風呂、いよいよ味わう時が来た。


もうそこが目に入った瞬間に嬉しくなっちゃった。
そのロケーション、雰囲気ともに素晴らしく、お湯はこれでもかというくらいに澄み渡っている。
足元から常時湧き上がってくるというお湯は、300年以上も前から噴出しているらしい。
源泉温度はぬるく、「1時間入らずして長湯を語るべからず」という言葉が残っているほど。


入ってみるとなるほどぬるく、真冬の今だと身体を完全に沈めていてもほのかな寒気を感じるほど。
かつて行った長野の白骨温泉を思い出させてくれるが、体感的にはあそこよりもぬるい感じだ。
これなら確かに1時間以上は入らないと湯冷めしてしまいそうだ。
まぁ誰も来ないので本当に何時間でも入ってられそうな感じではあった。
実はここは混浴なのだが、バスタオル巻き可能なのでこの素晴らしさを女性でも存分に楽しめる。
だけど真っ裸で入る解放感はすさまじく気持ちいいものがあったので、気にしない女性の方は試してみては。
女性専用野天風呂もあるけどこじんまりとしていて、とてもここで味わうほどの解放感は得られないだろうし。



夕食は女将さんお手製の郷土料理を味わえる。
味も量も申し分ないのだが、名産の馬刺しには複雑な思いを抱かざるを得なかったね・・・。
なんせ競馬ファンですから。競走馬が走れなくなった後の末路を知っているだけに・・・。
泣きながら完食しておきました。


夕食後は再び入浴。
今度は本当に1時間以上じっくりと入った。
外湯は洗い場がないのだか、湯船とセパレートされた場所に洗い場があってそこで身体を洗う。
次々とお湯が沸きだして洗い場に流れ込んでおり、洗い場から排水溝に流れ出ていくのでボディソープもシャンプーも使える。
もちろんシャワー設備は付いてないので、温泉のお湯で流すことになるのだが、お湯はとてもきれいだし他に入浴客もいなかったのであまり気にならなかった。
どうしても嫌な人は内湯の家族風呂を借りればそこにはシャワーが設置されている。
ちなみに家族風呂はお湯の温度も熱いくらいなので、外で湯冷めした場合に温まりなおすこともできる。
宿泊者が誰もいない今夜は、どちらのお風呂も使いたい放題であった。


壁湯温泉旅館福元屋さんは期待通り、いや期待をはるかに上回る素晴らしいお宿でした。
ここは本当にお勧めできる宿です。
一人きりで使えた今夜はラッキーだったけど、旅先で出会った人とともに長時間湯船に浸かって裸の付き合いをするのもまたよさそうだなと思いました。


壁湯温泉データ

泉質:単純温泉
温度:39℃
効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、産後回復期、疲労回復、健康増進、神経痛など

2019/01/09

九州満喫遠征2日目その2~長湯温泉(大分県)

ななつ星撮影を終えた後再び豊後竹田駅に戻り、昼食後に駅前から出ている路線バスに乗り込んだ。
これから今日泊まりに行く温泉地を目指す。
今回の旅で最初に行く温泉、それは長湯温泉だ。
長湯温泉と言えば、その炭酸濃度の高さから「日本一の炭酸泉」と呼ばれることもあり、これまであまり炭酸泉には縁がなかった私だけに楽しみにしていた。


1時間程度でバスは長湯停留所に着き降り立った。
何はともあれ、ここに来たからには行っておきたい場所があった。
それはラムネ温泉。共同浴場ながら、長湯を象徴するまさにラムネのようなシュワッとした炭酸泉が楽しめる。
ところが・・・なんと今日水曜日は定休日だって!?



そりゃさ、よく調べてこなかった自分が悪いんだけどさ、ガッカリじゃない。
入りたかったなぁ、ラムネ温泉。
一瞬明日の開店時間待って入っていこうかと思ったけど、明日は明日の予定があるので泣く泣く断念した。
しかし、泊まる宿にチェックインするにはいささか時間が早すぎる。
そこで別の旅館のお湯に立ち寄り湯することにした。


長湯の温泉街をプラプラ歩いていると川沿いにこんな場所が目に入ってきた。



これが長湯温泉名物、ガニ湯だ。
野ざらし!
これにどうやって入れっていうのよ。
以前、三朝温泉に行った時も「河原風呂」という似たようなものがあったけど、あそこにはそれでも葦簀が設置されてあって、一応は外から見えにくくする配慮はされてあった。
しかここはまさに丸見え。
一応脱衣所的な場所は外から見えない橋の下になっているわけだけど、そこから湯船まで裸で移動すれば結局丸見えだ。
今日は平日なのでほとんど通行人もいなかったのでネタとして入っても良かったが、肝心のお湯が冬に入るにはぬるすぎたので断念。
結局近くにある旅館のお湯に立ち寄り湯することにした。



大丸旅館さん。長湯温泉の老舗のお宿だ。
立ち寄り客も快く受け入れてくださり、また平日で誰もいないこともあって湯の花浮く新鮮そのもののお湯を堪能できた。
いやぁ、気持ちよかった。全身に染みわたる長湯の湯。
お湯を叩いてみると、さすがに炭酸泉だけあってコーラやサイダーのようにジュワ~っとなるのが面白い。
こうしてまずは新年最初の温泉を堪能できた。


長湯温泉は効能あらたかだが、それは入浴だけに限らず、飲泉でも知られる。
街中にはそんな飲泉ができる設備が存在しており、物は試しと私も飲んでみることにした。



うん、ちょっとハードル高いかな。
ほぼ鉄の味しかしない(血を飲んでいるがごとく)ので、軽く口に含む程度しかいけなかった。
それでも身体にはいいみたいだが・・・。


そうこうしているうちにも、いい時間になってきたので今夜の宿にチェックインすることにした。
本日お世話になるのは「宿房 翡翠之庄 The Kingfisher resort」さん。
長湯の温泉街を見下ろす山の上にある広大な土地に離れの旅棟をいくつも持つ、ハイグレードなお宿だ。
自分へのご褒美の旅なのだからこんな場所に泊まってもいいよね。



そしてここでも平日来訪の恩恵を受けることとなった。
私が予約したのは、贅沢と言ってもそこは一般客室。
だけど宿泊者が他に数名だけで部屋が空いているという事で、値段据え置きで離れの客室にアップグレードしてもらえた。
そんなお心遣いがものすごくうれしかった。
通された部屋は静かで落ち着いて、そして一人で利用するには広すぎの、贅沢すぎる空間だった。



ゆったりと過ごすにはうってつけ。
疲れ果て、いろんなしがらみから逃れてきた身には本当にありがたい。
またお湯も貸切風呂が基本で他の宿泊者に出くわすこともなく、まさにじっくりと味わうことができた。
あの怒涛の日々を思い出し、頑張ってきた自分を思うと感無量になってしまった。
日頃の苦労は報われるのだと、改めて感じながら静かな夜は更けていった。


長湯温泉データ

泉質:炭酸水素塩泉・二酸化炭素泉
温度:24.6℃ - 52℃
効能:糖尿病・胃腸病・心臓病など

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