カテゴリー「カメラ・写真」の記事

2019/02/05

同じ写真などない

よく鉄道撮影において、有名撮影地で撮っている人に対して「みんなで同じ写真を撮って楽しいのか」というような批判をする人がいる。
果たしてそうだろうか。
私はそうは思わない。同じ写真などあり得ないからだ。

まず、カメラのメーカーによって画作りがまるで違う。
私はソニーとキヤノンの二刀流だけど、この2つのカメラで撮った撮影結果の違いは明らかだ。

そして人それぞれ好みの露出があり、お隣さんと同じ結果には決してならない。
それは構図にも当然言えること。
とにかく車両をアップで撮りたい人や、角度に自分の拘りがある人もいる。
風景の中の一部に列車を置こうと考える人もいれば、集った撮影者たちを取り込んで撮るパターンも存在する。

例えばネットにあった奇麗な作例通り撮ろうとしても、その写真とまったく同じに撮るのは不可能なのだ。
だからこそ同じ撮影地で大勢で撮っても、それぞれに無限の可能性が広がっている。
私の場合、自分と同じ日に同じ場所で撮った人の作品をネットで探しては自分との違いを比べて楽しんでいる。
なかなか自分では生まれないような発想で撮っている人は積極的にフォローして、また次の作品も拝見させていただく。
写真は奥が深く、そして楽しい。だから飽きない。

2019/01/20

昔の写真を見てダメ出しする

ここ数日、過去撮影してきた写真データの整理をしつつ、Googleフォトにバックアップするという作業を行っている。
当然ここ数年は鉄道写真が多く、本格的に鉄道写真を撮るようになった2015年以降の膨大なデータを見ているうちに気づいた。
あー、昔はダメな写真を撮っていたなぁ・・・って。
なんでも始めたての頃っていうのは上手くできるはずもないんだけど、当時は満足いっていた撮影結果を今改めて見るとダメダメだなと感じてしまうものが多い。
例えばこの1枚。


Photo Embed by Google Photos
 キハ125形 久大本線/由布院-野矢


これは2016年の年明けの九州旅行で由布院に行った際に撮影した写真。
当時は奇麗に写せ込めただけでご満悦だった。
だけどこれを今見てしまうと、なんじゃこりゃって思うのである。
まず構図がダメ。ザ・日の丸だ。
鉄道風景写真を撮る場合、主題と副題で分けて構図を作るのは常識。
この場合、由布院という土地を象徴する由布岳を主題とするのならば、列車を真ん中に配置して由布岳のほとんどを隠してしまうなどあり得ないのだ。


例えばこの撮影地で今の私が撮るとしたらこんな具合か。


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 ななつ星in九州 久大本線/由布院-野矢


これとて残っていたデータから使えそうなものを再現像、再トリミングして作り上げただけなので100%というわけではない。
それでも最初の1枚よりはなんぼかマシに見える。
そもそも、単線にもかかわらず立ち位置が線路に寄り過ぎで、しかもローアングル過ぎるから構図が窮屈になっているわけで、このあたりは撮り鉄デビュー間もなくて現場で自分の立ち位置を主張できずにモジモジしていたことも要因なのだが。


似たような失敗はたくさんあった。


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 1000系 長野電鉄/夜間瀬-信濃竹原


こんな具合で今見ると恥ずかしい写真も多々あるんだけど、その逆に今の発想ではなかなか撮れないなと思うようなものも発見されたりして、決してあの頃の感性全てを否定できないなとも思う。
むしろ固定観念に凝り固まった今では作れない構図もあったりするのだから。
得られた経験値、逆に失った感性、それらが合わさればもっともっと満足いくものが撮れるようになるのになぁ。
まだまだ暗中模索ですね。。。

2019/01/16

ニーズに応えられていない

私が撮影したある写真を、自分のフォトブックの中で使用したいというメッセージをいただいた。
自分の撮ったものを使いたいと言われれば、それは写真撮りとしては嬉しいものである。
だけど、その写真ってのが、よりによって自分では失敗の部類だと思っているものだから複雑な気持ちだ。
求められたものに、とても応えられているとは思えないからだ。
もっといいものをなんで撮れなかったんだと、逆に申し訳ない気持ちになってしまった・・・。
私の場合完全に素人の遊びだからいいけど、プロのカメラマンは常に他者からのニーズに応えなければならない。
やっぱり写真でメシを食えているって人は心から尊敬できるね。
私も趣味とはいえ、もっともっと精進していかないとね。
そのためには撮って撮って撮りまくらなきゃ!

2019/01/05

CANON EF70-300mm F4-5.6 IS II USM 購入&開封

およそ1年ぶりに新しく交換レンズを購入しました。
今回買ったのはCANON EF70-300mm F4-5.6 IS II USM
久々にEOSのレンズです。
5万円ちょっとで買える、高いことで有名なキヤノン純正としては非常に安いレンズとなっています。



キヤノンのレンズを買うのは2016年購入の70-200F4以来で、キットレンズを除けば通算3本目となります。
購入動機は来週から出かける旅に持ち出すのに適当なレンズだから。
今年の旅に持ち出すのは7D2に決めたわけですが、現在所有している中に具合のいいレンズがなかった。
手持ちのレンズでは望遠は100-400の白レンズしかなく、重量的に撮影メイン旅行の時以外には持ち出すのがきついのです。
そこで白羽の矢が立ったのが今回買った70‐300のレンズなのです。
重さは710gと白レンズの半分以下で、長さもそれなりに押さえられており携帯性が高い望遠レンズとなっているのです。



さっそく取り出してみます。
掌に伝わる重みはほとんど感じないレベル。
これなら取り回しも容易ですね。
Lレンズではないので、キヤノンのレンズとしては地味な見た目となっておりますが、キットレンズと比べると少しは高級感があります。


フィルター径は67ミリ。
おなじみKenkoのフィルターを装着しておきます。



さっそく愛機7D2に装着してみました。



やっぱり白レンズに比べると華やかさには欠けますが、7D2とのマッチングは良いようです。
ちなみに付属品の中にはレンズフードもレンズポーチもありませんので別途入手する必要があります。
価格を抑えるための措置なんでしょうが、いちいち別途買うのは面倒くさいものですね。
しっかりET-74Bという専用のフードがあるわけですからねぇ。
レンズポーチは持っている物の使いまわしで別にいいけど、フードがないと困るシーンもあるので買っておきましたが。



うん、あった方がカッコいいかな。


テレ端まで伸ばしてみた印象も、ごく普通のこのクラスの長さだなという感じ。
ソニーの70-300Gとほとんど変わりません。
70-200F4などのようにインナーズームじゃないので、伸ばすといわゆる仮性包茎状態になります(笑)。
そういった意味でもフードをかぶせると多少見た目がマシになるかと。



そんなわけでとりあえずの開封の儀でした。
実戦はぶっつけ本番になりますかね。
純正なので性能は信じております。
ネットのレビューでは「ほぼLレンズに等しい」と絶賛される描写力と爆速AFらしいので楽しみにしております。
しかし、まさかキヤノンのレンズで白以外を買い増すことになるとは思わなかったなぁ(´-`)

2018/12/28

ベストショット2018

そろそろ年末恒例の振り返り企画を始めましょうか。
まず最初は、今年もたくさん写真を撮ってきた中でのベストショットを選びたいと思います。
あくまで私的なベストショットであり、「どうだいい写真だろ!」などとドヤるような趣旨ではございませんのでご了承ください。


タイトル:奇山を背に

2018年ベストショット
2018/3/4 α900 SAL70200G2


群馬県の3大名山のひとつ、妙義山の麓を走る115系湘南色を捉えた写真です。
高崎地区からの引退が間近に迫る中、我が県を象徴する景色の中を走るシーンを撮りたいと思いこの場所を選びました。
ちょうど季節が澄んだ空気から、花粉などで霞がかる時期に変わる狭間であり、遠くの山をクッキリと撮れるチャンスは限られている状況でした。そんな中、滑りこみで残せた満足いく1枚となりました。


ちなみにインスタで今年最も「いいね!」を多くいただいたのはこちらになります。


TRAIN SUITE 四季島@礼文~小幌
TRAIN SUITE 四季島@礼文~小幌 posted by (C)Tylor


礼文華を行く四季島ですね。
自分では決して満足できた写真ではなかっただけに意外ですが、北の鉄路の魅力のたまものですかね。
まぁ台風接近で雨がそぼ降る中苦労して撮った思い出の写真なので、多くの反応を頂けたのは喜ばしい事です。


というわけで、2018年のベストショットを選出させていただきましたが、去年もそうだったけど今年も決して会心の1枚が生まれたわけではないです。
そんなもの何年かに1度、数千枚撮って1枚あるかどうかなのでしょうが、来年はそんなシーン、そんな1枚に巡り合えるといいですね!

2018/12/08

今年はほとんどカメラ機材を買わなかったな

ボーナスちゃんが来週早々に出るので、いろいろ妄想してますが無駄遣いをするつもりはありません。
ちょっと前ならボーナス=新しいカメラ機材購入だったけど、今現在どうしても欲しい機材はないのです。
しいて言えばソニーの70‐400㎜があれば超望遠域をフルサイズで撮れるのだけど、それを買っちゃうと7D2の出番がなくなっちゃうので自重してます。EVF機だけじゃなくレフ機での撮影もしたいので、超望遠域用途としてまだまだ現役で頑張ってもらうつもりですから。


思えば今年はこれまでほとんどカメラ機材を買わない年でしたね。
主だったところでは1月にタムロンの便利ズームを1本買い、夏にハスキー4段三脚を買ったくらいだろうか。
ようやく長い長い沼から解放されたんでしょうね。
今のところメイン機のα99 IIに不満がないので、次にフルサイズで欲しいと思うものが出るまで、現有戦力で撮っていくつもりです。

2018/11/29

迎合はしないけど、参考にはなる

鉄道撮影を始めて早3年。
これまですべて自己満足で済ませ、発表もせいぜいネット上などSNS中心だった。
そんなだけど、某鉄道写真コンテストがあり、ちょうどそのコンテストを協賛するメーカーのカメラを使ってたので、モノは試しと応募してみた。
と言っても、今年は自分でも心から納得いく作品は誕生していなかったし、選んだ写真も本当にこれでいいのか?と躊躇するような、王道の写真からはかけ離れたものだっただけに、当然のことながら落選。
自分の力量ではまだまだ審査員の目に留まるような写真は撮れてはいなかったってことですね。

それでも、大賞だったり佳作だったりに選ばれた写真を見ても、必ずしも自分の好みではないかな?というものであった。
こういった感じのものが評価されるのだなという勉強にはなるし、画作り(というか画像加工?)の参考にもなる。
ただ実際に自身で取り入れたいかとなるとやっぱり話は違ってくるのかな。
自分はプロではないし、この道でメシを食っているわけでも、食って行こうと思ってもいない。
だからやっぱり自身が納得できて、撮ってて楽しいなと思えるような写真を撮り続けていきたい。
人に評価されなくたっていいじゃないか。道からズレていたっていいじゃないか。
趣味は自分が楽しければそれでいいんだ。

2018/10/31

今月の1枚~10月編

10月が終わり今年も残すところあとふた月です。
すっかり気温も下がり一気に秋が深まった感じですが、これからの季節こそ空気が澄んできて写真撮影日和になってくることでしょう。
秋晴れに誘われて今週末も撮影遠征予定です。
さてその前に10月の1枚を振り返っておきましょう。


E257系特急あずさ@小淵沢~長坂1
E257系特急あずさ@小淵沢~長坂1 posted by (C)Tylor


E257系の特急あずさですね。今月頭のプチ撮影旅行の際に撮影したものです。
これ自体は何の変哲もないただの編成写真です。
そんな写真を選んだのは、いよいよ中央本線のE257系にも期限が迫ってきたという事で、残された時間で長きにわたって中央本線の顔として活躍してきたE257系の最後の奮闘を写真に残しておこうと思い始めて最初に撮ったのがこれだからです。


不思議なもので、無くなると知った時に初めて思い知る、当たり前だった光景の愛おしさ、大切さ、なんですよね。
あれだけバラエティに富んでいた中央本線の特急がE353系に統一されてしまったら、きっと物足りなさを感じちゃうと思います。
限りある時の中で、中央本線を走るE257系をなるべく記録していきたいと思いますよ。
色合いが華やかなので、どんなシーンにも馴染むと思うんですよね、この形式は。
だから東海道本線に移って海沿いを走る姿もきっといいんでしょうが、やっぱりこの形式は山が一番似合うはず。
紅葉と絡めた写真も是非撮っておきたいですね。

2018/09/30

今月の1枚~9月編

夏に精力的に動き回った反動で比較的おとなしかった9月。
写真もあまり撮れませんでした。
そんな中から選ぶ今月の1枚はこちら。


キハ47形新潟色@山都~喜多方2
キハ47形新潟色@山都~喜多方2 posted by (C)Tylor


2015年以来に訪れた磐越西線で撮った秋の実りを象徴する1枚です。
久々にこの路線で撮影したけれど、魅力的な路線に魅力的な車両が走っているなと再確認できました。
キハ47新潟色、これは大好きなカラーです。
ばんえつ物語も素敵だけど、この気動車が走っているのならこれからもちょくちょく撮影にやってきたいなと思わせてくれた、そんな1枚でした。

2018/09/08

たまに無性に一眼レフで撮りたくなる

キヤノンからついにフルサイズミラーレスカメラの「EOS R」の発表がありましたね。
いよいよニコンとともに、老舗2大巨頭がフルサイズミラーレス界に殴り込みですか。
現在この業界はソニーの独壇場。
技術もスペックも一歩も二歩も先を進んでいる。
それに対し、2大巨頭は一眼レフの分野では他の追随を許さないが、ミラーレスはまだ探り探りの段階のはず。
果たしてEOS Rがどれほどの性能を秘めているのか、α7シリーズに対抗できるのか、ちょっと楽しみですね。
独壇場よりも競い合ってこそ市場は活性化するし、技術の進歩も我先にと進んでいきそうだから。

だけど個人的にはキヤノンもニコンも一眼レフの分野で頑張り続けてもらいたいんだ。
確かにデジカメのシェアを見ても、昨今はミラーレスが優位な風潮は否めない。
一眼レフでは到底できないような高速連写や、ビデオモードの充実。
何より一式が軽くて小さいというのも大きな魅力。
軽さは正義みたいなところがあるからね。

私の現在のメイン機α99 IIは、一眼レフとミラーレスの間のような存在だけど、たまに無性に一眼レフで撮影したくなる。
だからいささか古くなってきた7D2も絶対に手放さないし、ソニーでいえばα900は防湿庫にいることが多いけど家宝だと思っている。
7D系は来年あたりⅢが出てきそうだけど、個人的には5DVの開発に大いに期待したいと思う。
たぶん次にカメラボディを買うとしたら5D5だと思っている。2年くらい先かな。
5D系は憧れの存在だし、タイミングの問題で今まで所有したことがなかったけど、5のⅤ・・・なんていかにもすごいのだしてきそうって勝手に期待しているのだ。

写真を撮っているって感覚はどんなにミラーレスが進歩したとしても、一眼レフにはかなわないと思っています。
だからキヤノンさんにはEOS Rもいいけど、キヤノンブランドの誇りも忘れてほしくないと思いますよ。

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