カテゴリー「磐越西線」の記事

2019/11/02

磐越西線紅葉満喫号撮影@紅葉不発?の豊実

阿賀野川橋梁での撮影を終え磐越西線へ転戦してきた。
ここでの狙いは紅葉満喫号。
キハ47の国鉄一般色、急行色で運転される臨時列車が走る。
それも含め、秋の磐越西線はどこも沿線は美しいので、SL日本海美食旅本運転を投げうって撮りに来るだけの意義はある。
なるべくのんびり撮りたいので激パとは無縁で行きたいしね・・・。


やってきたのは豊実駅付近にある阿賀野川の岸辺。
駅の名前からして、このあたりの紅葉は特に美しい。
紅葉満喫号を撮るのに相応しいと思われた。
撮影ポイントにたどり着いてみて唖然。
なんと、想定以上の大勢の撮影者がすでに陣取っていた。
ネタを外してきたのに、こっちも大盛況だった。
ここもネットに作例が出るようになって人が集まるようになったのだなぁ。
だけど、残念なことにこの場所もまた昨日の只見線同様、紅葉の状況はいまいちパッとしない。
昨日会ったオッちゃんの説、今年の福島の紅葉は不発・・・はどうやら正しいみたいだ。

 

キハ110系@紅葉の豊実
キハ110系@紅葉の豊実 posted by (C)Tylor
α99 II TAMRON 28-300mm F/3.5-6.3 Di PZD 磐越西線/豊実-徳沢

わずかに覗いているスペース分にピッタリ収まる1両なら最適なんですがね。
それに風が出始めてきていて水鏡が崩壊してしまったのが痛い。
紅葉、そして水鏡が揃ってこその撮影地。
今日は、というか今年は不作な年みたいですね。


結局この場所もメインの時には30人以上は撮影者がいました。
そんな中に、よく撮影地で出くわす名前も知らない顔見知りがいたりしてビックリ。
路線も、撮影対象もまるで違うのになんでこんなによく再会するのかなぁ。
志向が一緒なのか、バイオリズムがあってしまうのか。とにかくやたら縁がある。
ご縁は大切にしたいけれど、カシオペア定期の頃の豊原築堤では痛い目にあわされた記憶があるのでねぇ。
あんまそうたびたび会いたくはないかな(笑)。
というわけで今日の撮影の掉尾を飾るメインディッシュです。

キハ47形磐越西線紅葉満喫号@紅葉の豊実
キハ47形磐越西線紅葉満喫号@紅葉の豊実 posted by (C)Tylor
α99 II TAMRON 28-300mm F/3.5-6.3 Di PZD 磐越西線/豊実-徳沢


紅葉がダメならせめて水鏡だけでも復活してくれることを願いましたが、状況はむしろ悪化してました(苦笑)。

 

豊実の紅葉とキハ47

 

キハ47形磐越西線紅葉満喫号@豊実


ここも来年リベンジ必須ですな。
その時まで、キハ40系、健在だといいなぁ。
新型車両は・・・やっぱりなんか嫌だ。


というわけで秋の福島での今年の撮影は以上です。
うん、ちょっと残念な年でしたな!

2018/11/03

この秋3回目の磐越西線にて「紅葉ばんえつ物語」を撮影!

只見線会津桧原から移動して磐越西線へやってきた。
午後はDLばんえつ物語を撮ることにする。
名称的には「紅葉ばんえつ物語」みたいだけど、DE10が牽くばん物には変わりない。
9月、10月、そして11月と、この秋3回目にて今年最後のばんえつ物語撮影となります。


まず最初にやってきたのは笈川~堂島間で見つけた開けた線路端。
特に下調べをしたわけではないけれど、有名な場所だったらしく後から多くの同業者がやってきました。
会津の方は快晴だったのが、こちら側に来るとドン曇りでガッカリしたけど、徐々に雲は拡散し最終的にバリ晴れになりました。


AIZUマウントエクスプレス@笈川~堂島
AIZUマウントエクスプレス@笈川~堂島 posted by (C)Tylor α99 II SAL70300G
磐越西線/笈川-堂島


AIZUマウントエクスプレスにはなにやらヘッドマークがついてましたね。
戊辰150周年・・・か。
会津藩だものなぁ。西郷どんでもつい最近戊辰戦争やってたしな。
150年前なのか・・・。


キハ40系@笈川~堂島
キハ40系@笈川~堂島 posted by (C)Tylor α99 II SAL70300G
磐越西線/笈川-堂島


大好きなキハ40は只見線用の車両を使ったものでした。
新潟色がよかったけど、まぁこれも今朝は遠景でしか撮っていなかった只見線のキハ40だし、これはこれでアリですな。


9226レ 紅葉ばんえつ物語@笈川~堂島1
9226レ 紅葉ばんえつ物語@笈川~堂島1 posted by (C)Tylor α99 II SAL70300G
磐越西線/笈川-堂島


そしてメインディッシュの紅葉ばんえつ物語です。
思えばこの秋3回目にしてようやく陽射しが当たった状態で順光で撮れましたよ・・・。


9226レ 紅葉ばんえつ物語@笈川~堂島2
9226レ 紅葉ばんえつ物語@笈川~堂島2 posted by (C)Tylor α900 TAMRON 28-300mm F/3.5-6.3 Di PZD
磐越西線/笈川-堂島


サブカメは広角で。
いやぁ快晴になって本当に良かったです!


返しは場所を堂島から会津若松寄りに移動して撮ることにします。
そこそこ有名らしい陸橋下の撮影地です。


キハ40系@堂島~会津若松
キハ40系@堂島~会津若松 posted by (C)Tylor α99 II SAL70300G
磐越西線/堂島-会津若松


まずは上りの普通を。
キハ47形の急行色と新潟色編成ですね。
陽の傾きと撮影地の移動で面に陽が当たらなくなってますが、個人的には急行色のこの陰影の感じは嫌いじゃないです。
むしろバリ順より好きかも。
新潟色が先頭だったらまた違ったのかもしれないけれど。


一方下り側もサイド光になっているので面は弱くなりがち。
本日最後のターゲットの9233レは正面から撮るか、思い切ってサイドに移動するか迷うところです。
広い立ち位置なので自由に決められますが、結局ヘッドマーク重視で正面から撮ることにしました。


9233レ 紅葉ばんえつ物語@会津若松~堂島1
9233レ 紅葉ばんえつ物語@会津若松~堂島1 posted by (C)Tylor α99 II SAL70300G
磐越西線/会津若松-堂島


夕方のなんとも言えない遮光を浴びて通過していきました。
紅葉ばんえつ物語なので、バックの紅葉した山を望遠レンズで引き寄せて撮りました。


9233レ 紅葉ばんえつ物語@会津若松~堂島2
9233レ 紅葉ばんえつ物語@会津若松~堂島2 posted by (C)Tylor α900 TAMRON 28-300mm F/3.5-6.3 Di PZD
磐越西線/会津若松-堂島


サブカメラは引き付けて。
望遠側とまた全然違った雰囲気で撮ることができました。
重たい思いしながらも2台フルサイズ機を持ち出してきて良かったです。


こうして朝からの長い1日が終わりました。
疲れたけど収穫は多かったです。まさに秋の実りの収穫でしたね。
只見線に磐越西線、福島県の鉄道にはこの秋お世話になりっぱなしでしたね。
約3年訪れなかった磐越西線には短い期間に立て続けに3度も来てしまいましたよ。
高崎から出向くのにはそれなりに面倒ではあるんだけど、来年も四季折々足を運びたいなと考えてます。


今年撮ったばんえつ物語の動画記録です


2018/10/07

秋の甲信越撮影旅行1日目~磐越西線荻野でDLばんえつ物語を撮影

新潟のビジネスホテルで目覚めた私は、快速あがのに乗車した。
撮影旅行は今日からスタート。まず最初は中1週となる磐越西線での撮影だ。
昨日の未明に台風は日本海側を進み、その後温帯低気圧に変わったようで直接的な被害はなさげだったけど、どんよりとした空と強風がまだ残る朝で、一部列車が徐行運転となっているようだった。
快速あがのも多少の遅れをもって目的地の荻野へと着いた。
なお、タイトルには甲信越撮影旅行と記してますが、磐越西線の荻野駅は福島県に入ってます。
まぁ、細かいことは気にしない(゚ー゚;


荻野駅から尾登駅方面へと向かうと磐越西線の有名撮影ポイントに行ける。
駅前の県道をひたすらまっすぐ行けば滝の下踏切が見えてくる。



撮影ポイントはここを渡ったすぐ先にある高台のようになっているところ。目印はお墓。
立ち位置は風景写真風に撮るか、車両メインのS字強調で撮るかでいろいろ探れるが、足元は不安定で草が生い茂って滑落の心配もあるので注意したいところ。
私はせっかくいい眺めなので車両メインじゃなく、風景写真風に撮ることにした。
空模様は青空が覗いたり、ときどき思い出したように雨が降り出したりを繰り返していたが、見下ろす形で空が入らない構図なので、この際天候はあまり関係ない。


キハ110系@尾登~荻野
キハ110系@尾登~荻野 posted by (C)Tylor α99 II SAL70300G
磐越西線/尾登-荻野


まずは普通列車で構図を確認。
ありゃ、キハ47を期待したけどキハ110でしたか~。
車体が緑の中に溶け込んでしまうキハ110よりも、新潟色のキハ47の方がメリハリがあったと思うけど仕方ないか。
構図はチラリと覗く阿賀野川をどうするかが一番肝心で、入れようとすると線路わきに立つ障害物は避けて通れない。
だけどまだ今の時期なら緑の草に覆われてその障害物は完全に隠れており構図の制限を緩和させてくれていた。
本番もこれで行こう。


9226レ DLばんえつ物語@尾登~荻野
9226レ DLばんえつ物語@尾登~荻野 posted by (C)Tylor α99 II SAL70300G
磐越西線/尾登-荻野


目の前をスーッと通過していったDLばんえつ物語。
前回の山都での賑わいが嘘のように、本番を迎えても自分ひとりきりでの撮影となりました。
晴れれば光線はあまりよくないみたいだし、磐越西線には他に順光で撮れる場所がいくらでもあるからでしょうか。
それでもこの場所は眺めの良さが多少のことは目をつむってくれます。
一度撮りたかったスポットで無事に撮影が終了して、今回の旅は幸先のいいスタートを切れたといっていいでしょう。
SLもいいけど、DLもやっぱりカッコいいですわ。また撮れて良かった。


なお今日は返しは撮影せずに(午後からは晴れ渡ったのが癪だが)、ここから一気に大移動。
いったん東京に戻り、中央本線に乗り換えて上諏訪まで向かいました。
このタイミングで遅ればせながらE353系に初乗車。新しい車体は匂いが違いました。
快適な乗り鉄で長い移動時間も苦にならず、上諏訪の温泉で身体を労わり明日の撮影に備えました。

2018/09/23

3年ぶりの磐越西線で四季島とDLばんえつ物語を撮影

今日は磐越西線で撮影。
この路線も来よう来ようと思いながらなかなか機会がなく、今日が実に3年ぶりとなります。
宿泊先の郡山より列車に乗り、まずは電化区間で四季島を撮るべく移動を開始しました。
降り立ったのは磐梯町駅。
翁島駅との間にあるお立ち台は古くからの撮影のメッカであり、そこで四季島を撮りたいとずっと思っていました。
通称「一の沢のS字」です。
この区間は乗車時間も非常に長く、Ωカーブで有名な区間であり移動も大変そうだけどその場所は案外近く徒歩20分くらいで着きました。
誰もいなかったのでいろいろ立ち位置を探ってみます。


719系快速郡山行き フルーティアふくしま編成@磐梯町~翁島
719系快速郡山行き フルーティアふくしま編成@磐梯町~翁島 posted by (C)Tylor EOS 7D Mark II EF70-200mm F4L IS USM
磐越西線/磐梯町-翁島


おっ、719系、久しぶりじゃないっすか。
東北本線から姿を消して久しいけど、E721系よりも断然好きですねぇ。
これはフルーティアふくしまの車両だけど、快速運用で入っている模様。
普通車両との組み合わせの編成でした。
どうせならノーマル編成だけで撮りたかったような・・・。
ところで、早い時間帯は光線は抜群だけど木々の影落ちでいわゆるマンダーラ状態ですね
おまけに4両とか中途半端な編成が一番絵になりづらいという・・・。


E721系@磐梯町~翁島
E721系@磐梯町~翁島 posted by (C)Tylor EOS 7D Mark II EF70-200mm F4L IS USM
磐越西線/磐梯町-翁島


通過するのはほぼE721系。2両では四季島のイメージが掴みづらいです。
時間の経過とともに少しずつ影が抜けていくのがよくわかりますね。
四季島の通過は11:40前後と推定。きっといい状態になるでしょう。
あれやこれやと立ち位置を変えながら構図を考えていると時間はあっという間に経ち本番がやってきました。


TRAIN SUITE 四季島@磐梯町~翁島
TRAIN SUITE 四季島@磐梯町~翁島 posted by (C)Tylor EOS 7D Mark II EF70-200mm F4L IS USM
磐越西線/磐梯町-翁島


思惑通り、線路から影が抜けたころに四季島がやってきました。
なんとこの場所にして一人きりでの撮影となりちょっと拍子抜けでしたが、念願の一の沢での四季島をようやく撮れました。


四季島@一の沢


線路際の草木、主にススキが生い茂り過ぎていて編成後ろが隠れがちだけど季節感があっていいと思います。
きっとこれを嫌って今は人があまりやってこない時期なんでしょうね。
しかしこのクネリ、たまりませんなぁ


四季島を撮ったところで次の撮影ポイントを目指します。
お次は非電化区間でばんえつ物語を撮ろうと思い、喜多方へ。
3年前もやってきた喜多方ですが、山都駅間はこれまた長く、重たい機材を背負っての徒歩鉄でボロボロに疲れた記憶がよぎります。
そこで今回は駅前でレンタサイクルを借りることにしました。
おかげで移動は楽々で、数の少ない本数をいろいろ場所を移りながら撮ることができました。
ボロいママチャリだけど、1日レンタル500円なので列車移動で撮影に来た人にはお勧めですよ。


キハ47形新潟色@山都~喜多方1
キハ47形新潟色@山都~喜多方1 posted by (C)Tylor EOS 7D Mark II EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM
磐越西線/山都-喜多方


自転車を軽快に飛ばし、濁川を超えたところの一つ目の踏切周辺に黄金色に稲穂が輝いている田んぼがあったのでそこで1枚。
大好きなキハ40系、そして新潟色も大好きな塗装です。
折りしも今日が稲刈りの日だったようで、これを撮り終えしばらくすると農家の人が登場して一気に刈り取りを始めました。
この場所でばん物を撮ろうと結構撮影者が集まってきていたけど、アテが外れちゃいましたかね。
私はばん物は別の踏切で撮るつもりだったのですぐに移動。


キハ47形新潟色@山都~喜多方2
キハ47形新潟色@山都~喜多方2 posted by (C)Tylor EOS 7D Mark II EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM
磐越西線/喜多方-山都


その間にまたまた良さげな景観が広がっていたので、ここでも稲穂とキハ47形を絡めて撮りました。
赤とんぼが舞う空には秋の鱗雲。
黄金の国ジパングの原風景ですね。
ただし、これまで終日秋晴れが続いていた福島地方ですが、西の空はすでに雲で覆われつつありました。
最後まで日差しタップリの順光で撮りたかったけど、ちょっと難しくなってきましたかね・・・。


さて今回磐越西線で撮影しようと思った決め手は、一の沢の四季島もそうですがなんと言ってもDLばんえつ物語を撮りたかったから。
SLの不具合でDE10による牽引が続いているばん物だけど、せっかくの機会だしこれは記録しておきたかったのです。
そこで最後はオーソドックスな編成写真が撮れ、天気が良ければ風景とも絡められる、そんなお誂え向きの踏切で撮ることにします。
山都~喜多方もまた撮影ポイントは多いけど、踏切での被りつきだったら松野踏切が一番有名で奇麗に撮れます。
3年前来たときはこの踏切の先のポイントからSLばんえつ物語を撮りました。


8233レ SLばんえつ物語
8233レ SLばんえつ物語 posted by (C)Tylor
2015年11月21日


この場所の様子も見に行ったけれど、ちょっと草がボーボー過ぎて踏み入っていける余地がないようで誰も撮影者はいませんでした。
その分松野踏切には多くの鉄っちゃんが集い、有名どころだけに若い氏も多くてやかましいことこの上なかったけど、ポジションはどうにか確保できたのでここで最後を決めることにします。
ちょっと線路寄りで被りつきになりすぎる嫌いがあったけど、せっかくのDLばんえつ物語なので面ドカン上等です。
サイドからだと、ケツが草木に隠れてしまいそうなこともありました。


9233レ DLばんえつ物語@松野踏切
9233レ DLばんえつ物語@松野踏切 posted by (C)Tylor EOS 7D Mark II EF70-200mm F4L IS USM
磐越西線/喜多方-山都


結局陽射しは雲に隠れたまま復活せず、風景的にも見晴らしは悪くなっていた時間でした。
それだけにデーテンもヘッドマークも目立つこの構図は結果オーライですね。


これにて本日の全撮影予定終了です。
日没が早くなってきて、17時を超えた撮影は厳しくなっているので帰りの列車までの待ち時間がより長くなっちゃったけど、撮りたいものはすべて撮れたので満足な1日でした。
久しぶりに来た磐越西線はやっぱり素敵な路線でした。
ぜひまた来たい。
特別なネタがなくても、この沿線風景の中をキハ40系が走っているだけで訪れる価値があると思います。
今度は新潟寄りでキハ40系を中心に撮れたらなと思いながら帰路へ着きました。

2015/11/21

秋の撮影旅行・SLばんえつ物語号撮影下り編

鹿瀬での撮影を終えた私は、会津若松方面行き上り列車がやってくるのを待ち、再び磐越西線乗り鉄を開始。
SLばんえつ物語号、下りの撮影地は喜多方界隈である。
喜多方と言えばラーメン、という事で遅い昼食を食べに行く。
駅前にあった蔵ラーメン・・・うーん、普通?こんなもんか?
どこかで食べた気がしたなぁと思ったら、子供の頃よく喜多方ラーメンの袋詰めを家で食べてたっけ。
あの味そのまんまだ。たいして好きじゃなかったっけな。
喜多方ラーメンはそんなに私好みではないね。っていうか、あの商品は忠実に味再現してたんだな。

昼飯もそこそこに徒歩鉄開始。
なにせ1時間ほどしかない。それに今度の撮影地は午前中よりも遠いのだ。
初めて歩く喜多方の町。事前に撮影ポイントへのアクセスは調べて来たものの、
歩いているうちにどうも正規ルートから外れたんじゃないかと、ふと疑問が頭によぎった。
線路からどんどん離れて行ってしまっているのだ。
これはもう間違いだと確信するころには、もうすでに来た道を戻る気力はなくなっていた。
超重量の機材を担いできた肉体はすでにヘトヘト。
もし今来た道を戻ろうものなら、きっともう撮りに行く気にもなれないだろう。
仕方ないので、外れた道から線路方向へと進路を切り替え、どうにか目的地に近づく努力をした。
そして、大回りにもほどがあるほど大回りして、ようやくあの辺かな?というところにやってきた。
不自然に車がたくさん駐車してあったのだ。これはもう同業者のものに違いないと。

その撮影地は高台にあって、いわゆる鉄ちゃん道を登っていく。
イメージ的には北海道の大岸ストレートみたいな感じ。
登りこう配なので爆煙も期待できるのだ。
着いてみるとすでに5、6人の先客者。
ラーメン食ったり、大回りしたりしているうちに、ベスポジは押えられてしまっていた。
仕方ないので一番後ろの位置にどうにかスペースを確保し、三脚を据えた。
この場所のキャパは目一杯で10人くらいかな。
ポイントはこの付近にも点在しているみたいなので、無理なら移動した方がいいね。

予定より到着が遅れたため、練習電もないまま、本番の一発勝負となった。
今回もカメラは2台体制で万全を期す。
まずは7D2を駆り縦位置を望遠側で抜く。これは手持ちで行った。


6
SLばんえつ物語 EOS 7D Mark II EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM 135㎜ 1/400 F5.6 ISO:640 WBマニュアル
磐越西線/喜多方-山都


うん、雰囲気出てるじゃない。煙も申し分ない。
さすがに人気のポイントだけあるな。
続けて三脚に据えてあるα900。


8233レ SLばんえつ物語
8233レ SLばんえつ物語 posted by (C)Tylor α900 SAL70300G 70㎜ 1/400 F5.0 ISO:640 WBオート
磐越西線/喜多方-山都


目の前を凄まじい爆煙とともに通過していったSLばんえつ物語号。
その勢いに、シャッターを切り終えた後思わず後ろによろけてしまった。
いやー、迫力あったわ。通過後しばらくは煙があたりに充満しっぱなしだったし。
この迫力を至近距離で感じられただけでも貴重な体験だった。
撮影結果もまぁとりあえず良しとする。
実は前の撮影者の袖が写りこんでしまっていたので若干トリミングした。
その結果、煙が少し切れてしまったのが、満点とはいかないところかな。


7D2で後追い撮影。こちらは逆光側になるので、イメージ写真っぽくドラマティックに仕上げてみた。


7
光の射す方へ EOS 7D Mark II EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM 18㎜ 1/400 F4.0 ISO:800 WBマニュアル
磐越西線/喜多方-山都


ね?いい感じでしょ。
山崎友也先生の影響で、最近こういう作風が好きになってよく狙うようになったんだ。

これにて本日の撮影はすべて終了した。
帰り道はきちんと正規ルートで戻りましたよ・・・。
まぁそれでもだいぶ遠かったけどね。よほどの健脚じゃないかぎり、この場所は徒歩鉄はやめた方が無難だな。
事実歩きは私だけだったもの。今回は誰も車に乗ってかないか?って声かけてくれなかったし(泣)。
喜多方駅へと戻る頃には、足も腕も肩も痛くてどうしようもなくなってしまった。
しかも今日の宿泊先である新白河へ行くには、1時間以上の電車待ち時間があるのであった・・・。
ボロボロになってようやく新白河にたどり着けば、主要駅のくせに付近にはなーんもなし。
古河での悪夢再び、コンビニを探すのですらやっとで、ホテルにチェックインするなりすぐさま寝てしまった。
いいんだ、明日は5時起きでカシオペア撮りに行くんだから、早く寝れていいや。

秋の撮影旅行・SLばんえつ物語号撮影上り編

起きた私は、ドーミーイン新潟の天然温泉を朝から楽しんだ。
このホテルの大浴場はちょっとした温泉旅館並みに素晴らしくてよい。
身を清め、身体を温め、さぁ出発。新潟は寒いんだから。

快速あがのに乗車し、磐越西線を目的地に向けて出発する。
最初の撮影地は鹿瀬である。
ここには阿賀野川にかかる鉄橋があり、そこはSLの爆煙ポイントでもある。
おそらくキャパも広そうだし、まずは鉄道風景写真で攻めてみたい。
鹿瀬へは1時間ちょっとで到着。
途中車窓風景から同業者の姿が散見されたので、今から行くところでもどんな出会いがあるか楽しみだった。
人見知りの私だけど、撮影現場では結構喋れるのよね。

駅から撮影ポイントまでは徒歩で10~15分くらい。
行き方は回り道するけどわかりやすく、初めて行く場所だったけど一目瞭然でこの辺だろうなと見当がついた。

それはいいのだが、来る途中から雨が降りだしたのにはまいったね。
今日は一日曇りだとは出ていたけど、降水確率は低かったはずだぞ。
またしても撮り鉄雨男が騒ぎ出したのか。
まぁこの辺はもう慣れっこ。構わず撮影準備をする。
来た時は誰もいなくて不安だったけど、じきにもう一人やってきて私の近くに陣取りだした。
どうやらポイントは間違っていなかったみたいだ。

ちなみに今回持ち出した機材は、エースEOS 7D Mark IIと、新顔のα900。
もちろんメインはα900の性能チェックなのは言うまでもない。
さぁ、α史上に残る名機の撮影具合はどうだ。
ただし、雨が降ったりやんだりの露出に悩まされる空の明るさはα900が苦手とする高感度帯。
まぁどうなんだかとりあえず撮ってみようか。


キハ47形
キハ47形 posted by (C)Tylor α900 SAL70300G 70㎜ 1/320 F4.5 ISO:320 WBオート
磐越西線/鹿瀬-日出谷


うん、やはり少し暗いね。
シャッタースピードはこのくらいでいいんだけど、ISO感度がね。
出来れば400以下で撮りたいというのがα900の悩みなのだ。
雨は上がったし、青空が覗いている場所もわずかにあるので、この先の展開に期待した。

撮影場所もいろいろ移って、ここぞという場所に本決まりするころにはSLがやってくる時間帯になっていた。
そして聞こえてきた汽笛。毎度ながらこれ聞くとテンションあがるわ~。
見れば彼方からもくもく煙を上げながらやってくる姿が見えるじゃないか。
煙ポイントだとは聞いていたけど、実際どうか不安だったのでホッとした。
さぁ行くよ、α900連写開始!


8226レ SLばんえつ物語号
8226レ SLばんえつ物語号 posted by (C)Tylor α900 SAL70300G 110㎜ 1/320 F8.0 ISO:320 WBオート
磐越西線/鹿瀬-日出谷


しまった!α900のバッファ開放時間を事前に調べるの忘れてたわ(汗)。
この1枚は息切れ直後のイタチの最後っ屁で捉えたもの。
ほぼ理想の位置に先頭の機関車が来て事なきを得たが、危うく失敗に終わるところだった。
α900のバッファはα99より全然マシだけど、7D2などとは比べる余地もないってことです。
これを踏まえて次回以降の撮影に活かさなきゃな。

その7D2で直後に後追い撮影。


5
SLばんえつ物語 EOS 7D Mark II EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM 114㎜ 1/320 F5.6 ISO:500 WBマニュアル
磐越西線/鹿瀬-日出谷


安心のAIサーボ、安心の露出。
今回の撮影結果ではエース7D2に軍配かな。

こうして午前中の上りばんえつ物語号の撮影は無事終了したのであった。
帰りは来た道をいそいそと歩いて・・・と、後ろからやって来た車が目の前で止まったじゃないか。
故障か?それとも同業者が情報収取とか撮影結果とか聞きに来た?
だったら渡せるネタもなければ誇れるほどの撮影結果もない。
嫌だなぁと一瞬でも思ったのは本当に失礼だった。
なんと、駅まで乗せてやるよだってさ。
ほんと、感激しましたね。話では聞いてたんですよ、車で来ている人が徒歩鉄の人に声をかけてくれることがあるって。
でも撮り鉄始めて1年弱で、その間常に徒歩鉄だったけど、こういうのはこれが初めてだった。
だから嬉しかったねぇ。素直にお言葉に甘えちゃいましたよ。
まさかこんなオッサン誘拐するわけもないし、信用しきってね。
車内はヤニ臭かったけど、贅沢は言えませんって。
あっという間に鹿瀬駅まで帰還。ほんと、ありがとうございました!
世の中にはいい人がいるものだ。これで気持ちよく午後の撮影に向かえそうです。