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カテゴリー「北斗星」の記事

2018/04/17

「寝台特急テールマーク弁当 北斗星」・・・欲しい

北斗星のテールマーク弁当販売というネットニュースを見て、忘れかけていたブルートレインへの思いが再燃した。
北斗星は私が最も乗車した寝台特急であり、撮り鉄デビューのモチベーションにもなった列車。
まだ駆け出しで、鉄道撮影に関する知識も場数も全然足りなかった私だけど、北海道へ北斗星撮影旅行へ行ったことで大きく成長できたといっていい。いわば私にとって教材たる列車でもあった。
どうすればカッコよく撮れるのだろう、それを探求する日々だった。
残念ながら引退を迎えてしまうまでに北斗星で心から納得いく撮影結果、激Vは得られなかった。
だけどラストランを撮影した時に感じたあの気持ち、それを胸に今日まで少しずつ階段を上ることができた。
やっぱり忘れられない大好きな列車なんです。
この弁当、東京へ行ったら買ってみようかな。
弁当箱は再利用もできるみたいだし、会社へ持っていく弁当箱にする!?


臨時北斗星@西川口駅
臨時北斗星@西川口駅 posted by (C)Tylor

2015/08/25

北斗星撮影全記録まとめ

北斗星が引退してしまって早2日。
今まで録り溜めた写真や動画なんかの整理がどうにか終わりましたので発表してみます。
まずは写真。
全てを見返してみると、結構撮ったようでいて、その実はまだまだ撮り足りてなかったなという印象。
失敗も多かったしね・・・。
まあこればかりはもはやどうしようもないんで、受け入れるしかありませんが。
で、ブログに載せてきた写真はみんなリサイズして掲載したため、
環境によってはただでさえ上手くない写真が、糞画質でしか見れない状況だったようです。
私もiPhoneで見た限り酷い物でした。
そこで、メインカットとなるものだけを集約して改めてフォト蔵にアップしてみました。
これならほぼオリジナル画質で見れるんじゃないかと思います。
まぁそれでも下手糞は下手糞なんでしょうが・・・。
興味がある方は是非ご覧くださいまし。

http://photozou.jp/photo/list/3168380/8691538


続いて動画。
これは8月に入ってからの分だけなので、ほんとにもうわずかしかありません。
どうしてもっと前から撮ってこなかった・・・。
うん、それは機材が重いから。
って、切羽詰まるまで躊躇ってしまったのは痛かったですねぇ。
それでもいくつかは素材もあったので、編集してYoutubeにアップしておきました。



これにて、北斗星に関しては終了。そろそろ一段落つけましょう。
ブルートレインは撮影結果と思い出の中で走り続けていくことでしょう。
撮り鉄の方もしばらく休業かなぁ。
この夏はそればっかりで、他の趣味をないがしろにしっぱなしだったからね。
しばらく休んで、また撮りたくなったら地元でのSL撮影再開、
それに来年2月までって話のカシオペアの方も、少しずつマイペースで記録を残していきましょうかね!

2015/08/24

空っぽになっちゃった

全てをやり終えて、ブログを書いた後はそのままバッタリと倒れ5時間ほど眠りました。
30時間以上起き続け活動したことなんて、それこそ20代前半まで遡らなければ記憶にない。
思考力が低下する中、よく帰ってこれたものだと思いますわ。
それから少し活動した後、夜もまた1時には眠くて仕方なくなり再びベッドへ。
そこからはまさに死んだように眠りました。
近年、眠りが浅い方になってきていたけど、これほどの熟睡は久々だったと思う。
それだけ疲れていたんだ。
というか、すべてを出し切って空っぽになってしまっていたと言った方がいいかな。
夢中になって追いかけていた北斗星がなくなってしまったこと、未だに実感がわきません。
ウィキペディアでは早くも過去形で書かれているし、駅の表示も消されていると聞きます。
もうすぐ、痕跡を探すことすら難しくなるかもしれません。
だからこそここまでやって来た記録活動に意義があるんです。
準備が出来たら私がやって来たすべての記録をまとめて発表したいと考えています。

2015/08/23

臨時北斗星撮影Final@片岡お立ち台

北斗星正真正銘のラストランをお見送り&撮影納めするべくやってきた、片岡にある伝統のお立ち台。
そこで味わった初めてのマルヨは大変きつい体験でした。
そうでなくても仕事終わりの身体はクタクタであり、ここまでの長旅もあり、朝を無事迎えられるか不安でした。
レッドブルやブラックコーヒーを飲みつつ、どうにか意識を保つ。
しかしみなさん元気だね。そこかしらで鉄道談義やらで盛り上がっておりました。
まぁ魅力あるブルートレインの最後が迫っているわけだからね、弥が上にもテンションは上がるでしょう。

来た当初は10人ほどだった人々も、1時、2時、3時と時間が進むにつれどんどん増えていった。
もはや3時に来たのでは遅い部類。
4時に来た人がほぼ満員の状況なっていることに驚いているのが可笑しかった。
やっぱり完徹することにしておいて良かったと思う。
お立ち台の最前列はもうずらっと並び、そこから下にも撮影ポイントがあるわけだけどそこには草が密集しておりより過酷な環境。
でもそんな場所もビッチリ埋まった。
後はもう脚立やらに乗って後ろから抜くしかない。
長い耐久レースを終え、ようやく陽が昇りきる頃にはゆうに50人は突破していたのであった。
来た時から降り続いた雨も途中で止み、この撮影場所の肝である那須連山もよく見えていた。

明るくなったので、この片岡のお立ち台とやらをざっとチェックして回る。
踏切から見るとこんな感じ。ここを上ってくるわけか。結構こう配ある感じだね。

もちろんこの直線なら踏切からでも撮影は可能で、かなり迫力ある写真が撮れそうだ。
このポイントにも3つくらい三脚が置かれていたな。

定番アングルはこう。
ヒガハスと違って、角度が一番つけられる位置が人気で人々が密集。
イモムシ構図ってやつだね。
側面強調アングルだと広角で撮らないと編成が収まりきらないっぽいし、余計な部分も写りこんでしまう恐れがあるっぽいのも要因か。

上の写真が一番人が集まる位置。最終的には大激パ。
逆に下の写真側は、日付変更過ぎから来た負け組のポジション。
私はちょうどこの中間、やや勝ち組よりポジションでした。


陽が昇ると、わりと早くに北斗星がやってくる。
これもあっての片岡北上だったんだよね。
どうせ完徹になるなら、早めの時間帯に決着のつく場所でって思っていたので。
まぁそれ故、普通電車や貨物列車での撮影練習時間は限られているのだけど。

この辺りだと、15両編成にはならずに10両編成より短い普電ばかりなので、北斗星の想定も難しい。
貨物は下りばかり来るし・・・。
もう、ここまで培ってきた経験で最終的な構図を決めるしかないのだ。

いよいよ北斗星が来る時間帯になって下り列車が通過しだした。
ここまで来ても被りの恐れがあるだなんて・・・。
幸い北斗星が現れたのは、完全に通過しきってからのことだったので事なきを得たが、肝を冷やしましたわ。
さぁもう遮るものは何もない。
緊張もクリコガでの経験を乗り越えた今、もはやなかった。
お立ち台には最終的に70人前後の人々。
ピリピリムードになった時間帯もあったけど、みんなで最後の撮影を成功させたいね。

少しずつ近づく青い車体。
それをファインダー越しに眺めているとこれまでの4か月弱の出来事が走馬灯のように蘇って来た。
訪れた数々の撮影地、そこで出会った人々、失敗もあり、激Vもあった。
苦労も多かったけど、本当に楽しい日々だった。
そんな時間帯も、もうこれでおしまいなんだ・・・。
そんなことを思い出していたら、一瞬だけ感情がぶれた。


8008レ 臨時寝台特急北斗星ラストラン EF510-515+24系 撮影時刻7:25:04


α99 SAL70300G 120㎜ 1/500 F6.3 +0.7EV ISO800 WBマニュアル
東北本線/片岡-矢板


そんな一瞬の感情の乱れが、ほんのごくわずかだけど理想の位置よりずれてのレリーズとなってしまった。
クリコガでのワンショットに比べれば、体感速度は段違いに遅く楽勝のはずだけど、
遅い分、いろいろな思いが襲ってきて一瞬のレリーズ遅れになってしまったのだろう。
まだまだ撮り鉄として駆け出しである未熟者だとということを思い知らされる。

ラストランで激Vと行かなかったのは残念だったけど、ずっと追いかけてきた北斗星が、まだ私には成長の、勉強の、経験を積む余地があるんだよ、と教えてくれたんだと思うことにします。
現状出せる力は精一杯出し切ったとは思うので、これも大事な記念になることでしょう。

こうして終えた臨時北斗星のすべての撮影。
5月に初めてヒガハスに行ってから今日まで、あっという間だった気がします。
この夏は北斗星が全てでした。
多趣味の私が、ほとんどすべてのプライベート時間を北斗星撮影に捧げました。
それももうおしまい。こんな楽しい時間をもう味わうことが出来ないだなんて。
2015年の夏は北斗星の終焉とともに、終わりを告げたのだと思います。
北斗星よ、いままで本当にありがとう。そしてお疲れ様。
5回も乗れたこと、たくさん写真も残せたこと、きっと生涯忘れないでしょう。

2015/08/22

終息の地で決意のマルヨ

昨日の古河での奮闘明けの仕事はきつかったが、どうにか早上りすることが出来ていったん帰宅。
そしてすぐさま出かける準備を始めた。
強行軍だが、今度は北斗星の上りラストラン、正真正銘の最後の撮影に出かける準備だ。
行き先は宇都宮線を遡りに遡って片岡まで。
最後だし、被りだけは絶対嫌だったので、可能な限り北上することにしたのだ。
片岡には伝統のお立ち台があって、存在は知っておいたけど、ラストランを迎える今回までずっと温存しておいた。
まぁ移動時間も結構かかりそうってのもあるんだけどね。
ちょっとした小旅行かな。

状況次第ではもしかして徹夜もあるかも?と考えていたので、ホテルはどこも予約しなかった。
かと言って、あまり早く着きすぎても暇過ぎるし、高崎から片岡まで行ける最後の時間帯に出発。
大宮経由で、ここ数日でなんども通った宇都宮線に乗り換えた。
思えば宇都宮線なんて、北斗星撮影を始めるまで、まさに北斗星乗車時以外では乗ったことすらなかったのだから。
当然、蓮田駅なんてのも知らなかったし、そこに鉄道ファンが集うことも知らなかった。

ヒガハス、白岡、ワシクリ、クリコガ・・・今まで行ってきた撮影地を通り過ぎるたび、
あの時はああだった、この時はこうだった・・・など様々な思いが蘇って、すでに感傷的な気分になっていた。
小山を過ぎるころには、グリーン車の乗客はまばらでほとんど降りてしまっていたが、どうも残っている人々が同じにおいがする、っていうか三脚持っている時点で間違いないんだけど、同業者ばかりになっていたのが気になった。
ここまで一緒ってことは、もうだいたい降りるのは宝積寺か蒲須坂か片岡しかないだろうからね。
そして、そのほとんど全員が片岡で降りた時、私はこれから完徹することを覚悟したのであった。
いや、来る途中いろいろ調べたら片岡駅近くにカラオケボックスがありそうだったので、ヒトカラ入店して3時間くらいは寝ようかと思ってたんだけど、それは甘かったね(笑)。

撮影地のお立ち台がどこにあるかはわからなかったので、ゲバを担いだ人々に着いて行った。
その若者たちに連れられてついに足を踏み入れた終息の地、片岡のお立ち台。
時刻は日付を回る少し前。でもすでに10以上は三脚が置いてあったかな。
例によって柵で場所取りだけしている不届き者もいるみたいだし、ここまで遡ってきても激戦は避けられそうもないみたいだった。
それでもまだキャパに余裕があったので、そこは徹夜組の特権とでもいうべきか、自由にアングルを探れた。
お立ち台自体はヒガハスほどではないものの結構広く、50人以上は十分撮影できそうな感じ。
場所を決め三脚を置き陣取ると、ここからはもう耐久レースの始まり。
ひたすら睡魔と蚊の強襲に耐えて夜が明けるのを待つしかない。
鉄ちゃん用語で前乗りして夜を明かすことをマルヨって言うんだって。
7時間半後に、私はいったいここで何を見るのだろう。

2015/08/21

臨時北斗星撮影@クリコガ下りラストラン編

上り撮影を終えてから、すぐさま下り撮影ポイントに戻った。
置きゲバしておいた場所には、別の人の三脚も設置されており、さすがにラストランだけあって動きが早い。
それでもまだまだ他の人がやってくる気配はない。
何と言っても推定通過時刻の17時過ぎには8時間以上の間があるのだ。
そもそもが夏休みとはいえ金曜日の平日なのだから、いくらラストランと言えども午前中から賑わうはずもない。

こうなってくると暇を持て余す。
練習するにしろ、早くから始めてカメラの電池が終わってしまっては元も子もない。
かと言ってどこか移動するにも歩きしか手段はなく(この辺、バスの本数が異常に少ないのよ)、すでに脚はパンパン。
結局、タクシーを迎車させて一旦駅の方へと戻るのであった・・・。
いや、買いたいものがあったのだよ。
それは簡易式のビニールチェア。持ってきていなかったけど、
クリコガでインロー写真を撮ろうと思ったら、小さいイスに座りながら撮ると楽でいい。
そうじゃないと腰を痛めるって。

そんなこんなでようやく12時を過ぎたので、再び現場へと戻った。
その頃にはようやく撮影者たちも集まりだしてきていた。

クリコガの撮影地は中通り踏切ってところです。

クリコガのお立ち台。キャパも広そうでしょ。
でもかぶりつきのベスポジは定員2名ってところなんです。
そんな場所に機材を設置。今回は北斗星ラストランということで、絶対失敗は出来ない。
だけど体感速度の速いインローアングルの撮影は失敗の恐れがつきまとう。
念には念をで、今回はカメラ3台体制をしいた!

右から7D2、α65、α99。
これだけの機材を担いで1時間弱歩いたんですぜ・・・。
基本α99のワンショット撮影がメイン。それが失敗した時の保険に連写番長の7D2。
α65は例によって動画撮影だ。
α99と7D2とでは微妙に角度も変え、違う雰囲気を出せるように調節もした。
これだけ揃えれば失敗もあるまい。え?二兎追うものはなんとやらだって?
ほんと、それだけが怖いんです。7D2にはリモートスイッチを設置し、ひたすら連写だけさせておき、
α99でワンショット撮影を繰り返し練習する必要があった。
まだまだ北斗星通過まで4時間以上ある。普電やら貨物やらで、とにかくひたすら練習した。



EOS 7D Mark II EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS 18㎜ 1/1600 F5.0 ISO320 +0.3EV WBオート
東北本線/栗橋-古河


これは7D2で連写をした場合の成功例。
この角度だとより早いシャッタースピードが求められ、体感速度も速く、
さしもの連写番長でもベストの位置で止めることはなかなか難しく失敗も続出。
あくまで7D2の方は保険撮影だが、もしα99でも失敗したら全滅なんてことも十分あり得る。
自分をとことん追い込んで、α99のワンショット撮影を成功できるように練習。



α99 SAL2470ZA 35㎜ 1/1000 F5.6 ISO1250 +0.3EV WBマニュアル
東北本線/栗橋-古河


これが成功例。北斗星をこの位置で止められてこそ、この撮影は成功となる。
ラストランで、こんな求めるレベルの高い撮影だけに、ずっとナーバスになっていた。
午後になり、ドン曇りの空からは時折ポツポツと雨も落ちていた。
青空までは求めないから、せめて雨だけは勘弁してください・・・。
ツイッター情報では、東京の方では雨が降ってるとの報。
そんな次々と入る情報にやきもきしながらも、とうとう北斗星が上野を出発する時刻となってしまった。
上野駅は大変な大混雑みたいで、ツイッターを見てるだけで遠く離れた古河の地でもその熱気が伝わるようだ。
ちなみにこの場には最終的に20数名ほどの撮影者。
意外に落ち着いた感があるけど、このアクセスの面倒さから思えば順当だろうね。

上野を出て各有名撮影地を通過していく様子がリアルタイムで伝わってくる中、嫌な情報が入った。
東大宮-土呂間で線路に人が立ち入ったとかで、北斗星が大宮で抑止になるだって!?
・・・間違いなく同業の仕業じゃないか。ラストランだってのに、恥を知れ。
こういう輩と同じくくりで見られてしまうのは何とも心外な話だよ。
それよりも抑止の影響がどうなるか。
雨は心配だし、何より日没が早くなり、どんどん露出が厳しくなっていく。
もはや高感度に頼るしかなくなっていたけど、できればISOは1600以下に抑えたい。
幸い大宮駅は7分遅れで発車。これくらいならなんとかなりそうだ。

そこからは順調に進んでいた模様。
ワシクリを通過したらしいと誰かが言った瞬間、場の空気が一変した気がする。
その頃にはちょうど写り込む位置に、一般人が入り込んで罵声が飛ぶなど、異様な空気になってきていた。
そしてついに踏切が鳴りだした!

ここですべて出し切る!


8007レ 臨時寝台特急北斗星 EF510-515+24系 撮影時刻17:17:11

寝台特急北斗星下りラストラン
α99 SAL2470ZA 35㎜ 1/1000 F5.0 ISO1250 +0.3EV WBマニュアル
東北本線/栗橋-古河


・・・決まった?
液晶モニタで確認し、思わずガッツポーズ。
やった、狙い通りの絵だ。
失敗できないワンショット撮影に成功したぞ。
止める位置もちょうど置きピンしたベストの位置だ。
俺はやり切った。2月から飛び込んだ撮り鉄の世界。
その何か月かの成長の証を、今この場で刻み込んだ!



EOS 7D Mark II EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS 18㎜ 1/1600 F5.0 ISO2000 +0.3EV WBオート
東北本線/栗橋-古河


7D2で撮った方の結果はこちら。
ほんのわずかではあるが、理想の位置よりも手前だったか。
編成も切れちゃっている。秒間10コマでもいかに収めきるのが難しいかわかろうというもの。
ちなみに次のコマでは頭が切れてしまっていた。
連写番長に、手動ワンショットで勝利したわけだ。

これが最後だからと、自分の一番好きな構図である、インカーブローアングルに拘りクリコガを終焉の地と決めた時から、ずっとずっとうまく行くのかどうか不安でたまらなかった。
極度の緊張から吐き気も催していた。
それでもプレッシャーの中自分に打ち勝ち、有終の美を飾ることが出来た。
達成感はあった。だけど堪らなく寂しくもあった。もうこんな思いが出来ないからだ。
全てを終え、機材を仕舞い込む時の空虚感。
私の頬を一筋のしずくが伝わり、地面へと落ちた。
それには、今の感情のすべてがこもっていたのかもしれない。

北斗星よ、どうか無事に北の大地へとたどり着いておくれ。
そして元気な姿で戻ってこい。待っているから。
5月から始まった北斗星撮影も、いよいよ明後日が正真正銘の、最後です。

臨時北斗星撮影@クリコガ上り編

AM4:30に起床した。
今日は北斗星の下りラストランとなる日。
それが通過するのは夕方だけど、その前に上ってくるラスト直前の撮影もあるのだ。
というわけで宿泊したビジネスホテルを5時前に出て撮影場所を目指すことにした。
通称クリコガ。栗橋-古河間にある、最近人気急上昇中の撮影地。
大きなカーブを曲がってくる列車を迫力ある構図で収めることが出来る場所なのだ。
初めて行く場所だし、何より遠いと聞く。
すっかり日の上りが遅くなった街をひたすら歩いて行った。
・・・すぐにその行程の過酷さに気付いた。
早朝でまだ気温も上がっていないのに、ダラダラと流れる汗。
これじゃ盛夏の時期とかだったらどうなってしまうんだ。
それでなくとも重たい機材を担いでだから余計に堪える。
何度もくじけそうになりながら、スマホのマップアプリを参考にカーブの位置を目指し国道4号をひたすら歩いた。

ようやくその場所かな?と思しき踏切を見つけたのは、ホテルを出発してから実に1時間後だった。
古河駅からだと50分前後って話だけど、今回泊まったホテルが駅から20分の場所なんで・・・。
で、下りの撮影ポイントはすぐに分かった。
踏切のすぐ近くにだだっ広い空き地が広がっており、そこからは大きなカーブを描く線路が見える。
時刻は5:50。さすがに下り北斗星を撮りに来ている人の姿はない。
初めての場所だからどこへ陣取ったらいいのかわからなかったが、いろいろ試行錯誤する時間がたっぷりあったので、ベスポジと思しき場所を探し当てるのに時間はかからなかった。
そんなクリコガカーブのかぶりつきポジションを確保し置きゲバ。
これで夕方の心配はなくなったぞ。

問題はすぐ迫っている上りをどこで撮るのか。
クリコガは下りの有名撮影地。北斗星の上り作例はあまり見ない。
しかしまぁ、結局こんな場所だから上りもカーブを利用した場所で撮ればいいんでしょ?と、
自分の勘を頼りに、ここがいいんじゃないかな?って場所に陣取ってみた。
それはこんなところ。



下り撮影地の踏切より、一つ栗橋側の踏切近くのゴミ集積所の真横。
後から来たオジサンが、アンタのいる場所が一番いいよって言ってくれたので安心して撮影練習開始。
まずは15両編成の上野東京ラインを撮り、構図を整える。

この場所だと15両はすべて収めるのは難しいが、北斗星の12両なら何とかなるかも。
畑のネットがちょっと邪魔だけどねぇ。
ワシクリの水沢アウトカーブっぽく撮れそうだ。
これがワシクリとクリコガを天秤にかけ、クリコガを選択した理由。
実は北斗星の下りラストランは水沢アウトカーブで撮りたいなって思っていたのだ。
似たような構図が撮れるなら、下りに魅力のあるクリコガを選ぶのは当然だった。

そして北斗星がやってきた。
終焉前の最後の上りである。

8008レ 臨時寝台特急北斗星 EF510-513+24系 撮影時刻8:30:39


EOS 7D Mark II EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS 69㎜ 1/640 F5.6 ISO160 +0.3EV WBオート
東北本線/栗橋-古河


よーし、予定通り編成が収まったぞー。つくづくネットが邪魔だが・・・。



EOS 7D Mark II EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS 69㎜ 1/640 F5.6 ISO160 +0.3EV WBオート
東北本線/栗橋-古河



EOS 7D Mark II EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS 69㎜ 1/640 F5.6 ISO160 +0.3EV WBオート
東北本線/栗橋-古河


下り作例ばかりのクリコガだけど、上りも結構良い感じに撮れるじゃないか。
そんなベスポジを探し当てられる嗅覚が備わってきたのだから、私もだいぶこの世界に慣れたってことかな。
上り撮影は大成功に終えた。
さぁこの後はこの地に残って、下りラストラン撮影を決めるぞ!
それは、ええと、・・・9時間後!?
こんな何にもない場所で9時間耐久っすか!?
過酷な1日はまだ始まったばかりなのである。

2015/08/19

臨時北斗星撮影@白岡

執念で仕事を午前であげ、予定通り半休を使い北斗星撮影へ出向きました。
いよいよ大詰めを迎える中、撮影地選びも難航することが多くなってきています。
やはり同じところでよりは、違う場所での違うアングル、構図で1枚でも多く残したいですからね。
で、今回は白岡-新白岡間での撮影をチョイスしました。
いや、仕事終わりでワシクリまで歩くのダルかったんですよ・・・。

白岡-新白岡での寝台特急撮影では、何と言っても白岡陸橋からの俯瞰撮影が有名である。
というか、ネット上に溢れる、このあたりの作例はほとんどが陸橋からのものだ。
でも個人的にはあまり好みの構図ではない。
ということで、知る人ぞ知る白岡-新白岡間のマイナー撮影地に出向いてみました。

陸橋までの道のりは同じ。
ただその撮影地へは陸橋のかかる大通りを渡り、その先へと進みます。
すると田園地帯が広がっています。

陸橋俯瞰での上り作例で写っている田んぼはこの辺りの物。
そこを進んでいくと、線路沿いへと抜けられる畦道があるのです。

ぐんぐん進みます。
なんかヘビとか出てきそうだけど、恐れず前進あるのみです。

すると右手に果樹園が見えてきます。
撮影地はこの果樹園の向こう側。

こんな感じの撮影ポイントがあるわけですねぇ。
奥に写っているのがメジャー撮影ポイントの陸橋です。
ちなみに大宮以降、蓮田も陸橋も大勢の同業者氏が集結していたけど、この場所には誰もおらず。
おかげで初めて来た場所で好きなように構図を練ることが出来ました。

キャパ的にはせいぜい10人までってところですかね。
フェンスの高さは成人男性の平均身長くらいあればどうにかカメラは構えられそう。
174センチの私は問題ありませんでした。
が、窮屈な格好になってしまい構図も乱れるでしょうから、簡易式でもいいので踏み台or脚立があると安心。
私は誰かが捨てて行ったと思しきボロい踏み台みたいのが落ちていたので利用させていただきました。

さっそく貨物やら普電やらで撮影練習。
この撮影地、マイナーだけあってなかなか撮るのが難しい。
望遠レンズが望ましい場所だけに、手持ち撮影だと重さで腕プルプル。
構図がどうしても乱れてしまうのだ。


EOS 7D Mark II EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM 312㎜ 1/640 F5.6 ISO400 WBオート
東北本線/白岡-新白岡


この作例では水準が滅茶苦茶だったので修正を余儀なくされた。

それでも何回か撮りつづければ慣れてくる。
北斗星の一個前の湘南新宿ラインでようやく自分の意図通りに撮れるようになれた。


EOS 7D Mark II EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM 312㎜ 1/640 F5.6 ISO800 WBオート
東北本線/白岡-新白岡


ただ右下にあるポールみたいなのが邪魔なんだよなぁ、ここ。
人がいないのはこのせいか?
それからバリ晴れだと若干光線状態がよくないらしいので、曇りの方がいいみたいです。
ちなみにこの時間帯は薄曇り。条件的にはベスト。
7D2の性能もあり、失敗しようがない状況で北斗星を迎えたのでした。


8007レ 臨時寝台特急北斗星 EF510-513+24系 撮影時刻16:57:38


EOS 7D Mark II EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM 330㎜ 1/640 F5.6 ISO800 WBオート
東北本線/白岡-新白岡


うん、ポールを消すことにも成功。
側面に信号の色が写りこんで綺麗だ。


EOS 7D Mark II EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM 330㎜ 1/640 F5.6 ISO800 WBオート
東北本線/白岡-新白岡


ポールは写りこんでしまうけど、引きつけの1枚。
ピンもよく来ている。


EOS 7D Mark II EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM 330㎜ 1/640 F5.6 ISO1000 WBオート
東北本線/白岡-新白岡


おまけ。
バッファフルのなか最後の一切れで撮れた1枚です。

ここでの北斗星撮影を大成功の元に終えたのでした。
いや、実は危なかったんですよ。間一髪で被りを回避してたわけで。
もう切羽詰まった状況での被りとかほんと勘弁して欲しいですからねぇ。
この後の宇都宮配給は案の定被られたし。
苦し紛れで縦位置で押さえては見たけど・・・。


EOS 7D Mark II EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM 114㎜ 1/640 F5.6 ISO800 WBオート
東北本線/白岡-新白岡


これじゃあんまりだよなぁ。
北斗星の時にこうならなくて本当に良かった。
これにて撤収したわけだけど、結局最後まで同業の方は誰も来ませんでした。
5月から北斗星撮影始めたわけだけど、孤独の撮影はこれが初めて。
大詰めの状況の中でこの閑散ようは、ここがいかに穴場なのかを物語っているのか、
はたまた、ただ人気がないだけなのか、たまたまだったのか、それはわからないけど、
もしラストランで狙いの場所が満員大激パだったら、最後の手段としてここに来るのもアリかもな。

そう、北斗星撮影もいよいよラストランの上下2日のみとなったのです。
撮影地は両方ともようやく決断しました。
最後まで私も北斗星も、無事に終えられますように。

2015/08/16

まだ決められないのよ

決めた。
北斗星下りラストランは・・・ワシクリで迎えようと思う。
問題はそう、輪行するかどうかだ。
5月に行った時は輪行したおかげで、移動は楽々だった。
ただし、それは文字通り駅に着いてからの移動のみ。
持ち運びは苦痛以外の何物でもなかった。
今回は大きめの三脚も持って行くわけだし、カメラ機材もできるだけ豊富に持って行く。
とてもじゃないがそれにチャリまでは加えられないと思う。
では三脚を妥協してミニ三脚にするか。
でもそれだと混みすぎの時後ろから抜くことが不可能となってしまう。
かと言って徒歩は徒歩で辛いのは火を見るより明らか。
朝からずっといるつもりなので、途中で飯やトイレの休憩もしなきゃだしな。
その都度歩いて移動するのも大変だよねぇ、暑いし。
何かを妥協しないと厳しいね。車持ってればすべて解決するんだけどね。
これに脚立だなんて、もう論外(笑)。
やっぱワシクリじゃダメかぁ!?

2015/08/15

← 一週間 →

早いもので、北斗星に乗って旅をしてからもう一週間経つのだな。
そして本日の一週間後に北斗星はとうとうラストランを迎える。
残すところ3往復。
願わくばすべてが無事運行し切れることを願う。
そして来週は私は常に臨戦態勢でいることになる。
仕事にもカメラと三脚は常に持参していき、もし半休使えるチャンスがあればそのまま撮影に出向くつもり。
まぁお盆休みも今週で終わるし、なかなかそういうわけには行かないだろうけどね。
ただ、下りラストラン、上りラストランの日にはすでに休みを取ってあるので、
最悪金曜日の上下、日曜日の上と、3回は撮影チャンスが残されている。
問題は・・・そう、どこで撮るかなんだよな。
とりあえず都内や浦和は被りの危険性が高いのでオミット。
さすがにラストランで被りは御免こうむりたい。
上野や大宮などの駅での大混乱罵声大会のお見送りなど論外。
そうなると必然的に宇都宮線の埼玉以北ということになるわけだが・・・。
候補がいっぱいありすぎて逆に決められないというか。
ヒガハスでの成果には一定の満足を得られたのでそこは候補から外れるし。
まぁワシクリ、クリコガ、あとはもっと遡って片岡のお立ち台とか?
久喜周辺や白岡周辺って手もある。
当日の天気次第でも場所は変わるのは言うまでもない。
そろそろ結論を出さないと。とにかく悔いなくブルートレインを見送りたいのだ。

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