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カテゴリー「乗り鉄」の記事

2018/06/11

北海道てつ旅2018初夏〜その4 函館本線・砂原支線乗りつぶし!

昨夜は遅くに函館に到着したので眠くてたまりませんでしたが、今朝は朝5時起きでした。
なぜそんなに早起きしたのかと言うと、今日の最大の目的が函館本線の未乗車区間の乗り潰しをしたいと考えていたからです。

函館から森方面へ向かう列車は、ほとんどが大沼公園経由で走りますが、中には通称・砂原支線と呼ばれる山側ルートを通るものもあります。
過去2回大沼滞在時に、全然列車が走らない線路を見かけたことがありますが、そこが砂原支線だったわけです。
そして砂原支線ルートを走る本数は非常に少なく、また藤城支線経由を同時に味わえるダイヤはこの早朝の下り1本のみ。
そんな貴重なルートを通る唯一の列車ですから、早朝5時起きも致し方ありません。
記憶が曖昧ですが、おそらく藤城支線も初乗車だと思うので、まぁ必然の乗車でしたね。





まだ朝市も始まらない函館の街から旅立ちます。
駅にはそれなりに多くの人々が列車を待っていましたが、皆朝一の特急やはこだてライナー目当てらしく、5:51森行きの列車に乗り込んだのは数名だけでした。


733系はこだてライナー@函館駅
733系はこだてライナー@函館駅 posted by (C)Tylor


このはこだてライナーでは味わえない、非電化区間の秘境地帯を走行するのはもちろん我らがキハ40。
3両編成ですが、砂原支線へ入っていくのは一番前の1両のみです。





他の乗客は皆後ろ寄りに乗っていたので、1両目は私一人だけでした。
大好きなキハ40でのてつ旅を独り占めできて幸せな反面、こんなんで採算はとれるのか不安になります。
この列車は大沼公園ルートは通らない藤城線経由ですが、ほんのひと時だけ大沼が車窓から望めます。





そして列車は大沼に到着しました。
ここで後ろの車両の切り離し作業が行われるため12分ほど停車します。
降りて様子を見て来ました。








さぁ、いよいよここからが砂原支線です。
しかしこの列車は流山温泉駅は通過してしまいます。
JR北海道が開発した施設ですが、当然のように不採算で潰れてしまいました。
今では名前だけが虚しく残っているだけで、実質廃駅待ちの存在なのでしょう。





最初の停車駅は池田園。
誰も乗って来ません。
大沼以降、完全に私独りきりになってしまいました。
もしかしたらこのまま終着の森まで誰も乗ってこないんじゃ・・・と思っていましたが、鹿部駅から状況は一変します。
鹿部、渡島沼尻、渡島砂原と立て続けに学生たちが乗り込んで来ました。
列車はまさに原生林の中を走っていたわけですが、一体こんな密林地帯のどこにこんなに若い人たちが暮らしているのか、驚かされましたね。


一気に騒がしくなり、女子高生の匂いで充満しだした車内。
さっきまでの静けさが嘘のようです。
不採算路線かと思いきや、利用客はそれなりにいるようで少し安心しました。
やっぱり過疎地域の鉄道路線は学生たちによって支えられ存続していられるんだなと改めて実感した次第です。


砂原支線の乗り鉄旅ももうおしまいです。
列車は森駅へと到着しました。





藤城〜砂原支線初乗車を終えた感想ですが、正直乗り鉄旅としては、車窓風景が鬱蒼と生い茂る木々だけしか見られないので少し退屈でした。大沼公園ルートの本線の方が間違いなく視界的には美しいと思われます。
まぁこちらは原野そのものの北海道を味わえるので、好みの問題でしょうね。
しかし本当にあんなところのどこに人々は暮らしているのだろう・・・。


旅の締めに森駅名物のいかめしを買おうと思いました。
駅前の柴田商店は朝9時からの営業でまだやってませんが、駅構内のキオスクにも売っていたはずです。
ところが、なんとそのキオスクはすでに営業終了、つまり廃業していたと言うじゃないですか。








これでは朝早くしかスケジュールの都合がつかない場合はいかめしは買うことができません。
なんだか、北海道ではいろんな大切なものが消えていってしまっているんだなと改めて思い知らされましたね・・・。
森駅なんてみどりの窓口付きの有人駅だし、それなりに利用客もあると思うのになぁ。
駅前のセブンイレブンが強敵だったとか?


寂しい気持ちを抱えながら、森から再び札幌方面へと旅立ちます。
みどりの窓口で、キハ183系0番台運行終了記念入場券が売られていたので、せめてもの慰めで購入しました。
全部で17枚、北海道のゆかりの駅17で販売されているようですが、よほどの鉄道マニアじゃない限りさすがにコンプリートはできないだろうなぁ・・・。


2018/04/26

中央東線ようやく完全乗車

今日は仕事終わりに長野経由で宿泊する上諏訪まで向かった。
明日は189系M51編成のラストランを小淵沢で撮ろうと考え、最寄りの宿泊施設のある上諏訪入りしようってわけだ。
長野までは新幹線だが、そこから篠ノ井線~中央本線と普通列車(211系)で移動だ。

ところで私は篠ノ井線は長野~松本まで、中央東線は東京~小淵沢までしか乗ったことがなかった。
つまり今日明日で、篠ノ井線の松本~塩尻、そして中央東線の塩尻~小淵沢間までをようやく完全乗車となる。
死ぬまでにJR線完全乗車を目指している私だけど、意外に身近にあった乗りこぼしをこの機会に潰せてよかったと思います。

2017/08/09

第三次北海道遠征2017・2日目~最東端への道

北の大地で目覚めた朝。
3か月連続北海道遠征の3回目、本格的な旅は今朝からスタートです。
札幌駅へ行き、7時発のスーパーおおぞらに乗車することにします。






行き先は終点の釧路。
実は当初の予定ではまず初日は苗穂で撮影するつもりでいました。
水曜日は四季島が道内から本州へ向かう日で、朝はその回送を札幌近郊で撮れたわけです。
ただ天候の問題があり、週間予報を見ると雨雲はだんだんと東の方へ進むようでした。
だったらまずは今日なら雨の心配がない東の予定を先に回そうかなと考えたのです。
せっかく観光をするのなら雨の降らない日がいいですからね。
それにダメを押すもう一つの要因があったわけですが、それはまた別のエントリで。

スーパーおおぞらに乗車することジャスト4時間、列車は釧路の街へ到着。
かつて真冬に私が凍えて死にそうになった思い出の街です(笑)。
ただ、今日の目的地はここではなく、さらに東へ。
そう、今回の北海道遠征の2大目的の一つとして、本土最東端の根室へ行こうというのがありました。
先般、7月の遠征では最北端の稚内に行ったので、今回は最東端ってわけですね。





釧路からは快速ノサップに乗り換えて、根室本線の通称花咲線へ。
これが予想外に混雑しており、座席を確保するのがやっとという有様。
まさか最果て行きの列車にこんなに乗車する人がいるとは思いもよりませんでした。
おかげでのんびりと車窓風景を楽しむことはできませんでした。
釧路-根室間は、快速ノサップで2時間10分ほど。
つまり札幌から通算して6時間10分の乗り鉄旅になります。
稚内へ行った時と同様、最末端へはとんでもなく時間がかかるわけです。
だから車窓風景が楽しめないと長いんですよねぇ・・・。





それでも列車は時間通り終着駅へとたどり着きました。
これ以上先は線路がありませんよと言う印の車止め。
稚内に続いて目撃できました。
ああ、ついにこんなところまで来てしまった・・・。
私の中での最果てのイメージは、まさにここ根室だったわけです。





日本最東端有人の駅の看板。
という事は、無人ではもっと東があるのかな?と検索してみると、本当の最東端の駅は来る時通り過ぎた東根室のようです。
この区間は列車で2分なので、歩いて向かってみることにしました。
どうせなら本当の一番東へ行きたいですからね!





根室駅横にあった食堂で遅めの昼食。
名物の花咲そばを頂きました。大変おいしかったです。
それに稚内ほどではないものの、ここ根室も十分すぎるほど涼しく、暖かいそばが体に染み込みました。
そうそう、前回の反省を踏まえて、今回はちゃんとパーカ持参できたので安心です。

列車では区間2分の東根室だけれど、歩いて行くと迂回迂回で結構かかりました。
最東端の街は静かで、出歩いている地元住民はあまりいなく、のんびりと散策できました。
それにずっと列車に座っていたので身体をほぐしたかったから丁度良かったのかもしれませんね。





たどり着いた東根室駅。
駅舎も待合もない、ふきっ晒しの無人駅です。
それでもこの場所が観光名所になっているのは周知の事実。





この立札を見るために多くの人が訪れるのです。
私も鉄の端くれとして一度はこの場所へ来てみたかった。
感慨深い思いで眺めておりました。





本当の最東端の駅まで来た。
思えば遠くに来たもんだ、そんなフレーズが頭をよぎります。
稚内同様、きっともう来ることのないだろうこの景色をしっかりと目に焼き付けました。





観光協会で最東端訪問証明書を、根室駅で硬券入場券をゲットし、根室の地から去ります。
行きは快速だったけど、帰りは各駅停車。
さらに30分以上長い行程ですが、帰りは行きほど混雑はなく窓際を確保でき車窓風景を楽しめたのであっという間でした。
・・・嘘です、今日1日で合計9時間も列車に乗ってたらいかに鉄でもそりゃ疲れますよ(苦笑)。
まぁ疲れても楽しいからいいんですけどね!
今夜は昭和レトロの雰囲気残る釧路で1泊です。

2017/07/16

第二次北海道遠征2017・2日目その1〜宗谷本線普通列車6時間乗車記

旭川のビジネスホテルで朝5時半に目覚めた。
今朝の始発列車に乗車するための早起きである。
行き先は北の果て稚内。
旭川からは直通で特急が走っているが、実は普通列車でも始発なら乗り換えなしで稚内まで行ける。
もちろん乗車時間はとんでもないことになるけれど、乗り鉄はどんなに時間がかかっても苦痛ではなく、むしろ長ければ長いほどいいところがあるので、この超ロングランの列車はうってつけなのだ。
私も長い間温めていたプランだったので、このほど実現ができて興奮の朝だった。
旭川から稚内まで実に50駅、6時間超の乗り鉄旅スタートである。


この区間、普通列車運賃は5400円だが、道北一日散歩きっぷと組み合わせることで、若干安く乗れる。
これだと天塩中川駅までは2260円で行けて、天塩中川から稚内までの乗車賃2050円分と組み合わせることになるのだ。



みどりの窓口で教えてもらえて助かった。
さぁホームへ行こう!



ご覧の通りの稚内行き。途中で計3回列車番号こそ変わるものの直通である。
乗車する列車はキハ54形とキハ40系の2両編成。
大好きなキハ40に乗りたいところだけど、残念ながら稚内まで行けるのは先頭のキハ54だけ。



キハ40の方は、途中名寄駅で切り離されてしまうのだ。
うーん、ちょっと残念。



何はともあれ、6時間の旅路は始まった。
旭川市内から少しずつ少しずつ秘境地帯へと進んでいく列車。
広がる車窓風景は緑でいっぱいだ。
少し走ると、宗谷本線初乗車の私でもよく知る駅に止まった。
和寒駅である。


なぜ知ってたかって?
名前がワッサムってことで、わっ!寒っ!・・・が由来なのかと思っていたからだ(笑)
本当の由来はアイヌ語の「アッ・サム(ニレの木のそば)」だそうだ(Wikipedia参照)。
まぁ、実際冬場はこの辺は寒そうなのは間違い無いけどね(苦笑)


乗車当初はまばらな乗客だったが、士別駅あたりからどっと学生たちが乗り込んで来る。
静かな車内に活気が宿る。
でも彼らとの同乗も名寄まで。
最初のチェックポイントともいうべき名寄駅で、学生含むほとんどの乗客は降りてしまうのだ。



宗谷本線は近い将来、この名寄止まりになってしまう恐れがあると聞く。
確かにこの状況を見るに、需要があるのはこの辺りまでなのかもしれない。
そして裏を返せば残った乗客、及びこの先乗って来る乗客はほとんどが鉄ってことなのだ(なのか?)。
とりあえず今日の名寄以降の車内は鉄分だけが漂っていました(笑)。
そんな鉄の端くれの私は、キハ同士の切り離し作業の撮影に勤しんだ・・・。



さぁ乗車の続き。ここからは本当の過疎地域、秘境中の秘境ゾーンだ。
そして早速宗谷本線の名高い秘境駅にたどり着く。
その名も『北星』。うーん、いい名前。



案の定、乗客の鉄ちゃんは車窓からレンズをみんな向けていました!

北星駅だけではなく、この先は一体誰が利用するの?なんの目的でこんな立地にあるの?って駅ばかりが続きます。
駅舎もボロの掘っ建て小屋やプレハブ小屋が基本。
整備に回すお金なんて無いのだから仕方がありませんね。



今日はたっぷり乗り鉄を楽しむ日だけど、途中特急通過待ちでわずかな停車時間があれば、撮り鉄もしました。
豊清水駅で撮ったサロベツです。


キハ261系特急『サロベツ2号』@豊清水駅
キハ261系特急『サロベツ2号』@豊清水駅 posted by (C)Tylor


乗客ほとんど鉄だから、こういう突発的な行動も全く恥ずかしく無い!(笑)

乗車時間1時間、2時間とどんどん過ぎていき、気づけば50あった駅も8割以上を通過。
稚内までの乗車時間もだんだん少なくなってきました。
最後のチェックポイントは幌延駅でしょうか。ここで小バカ停があります。
20数分停車時間があるので、残っていた乗客はみんな降りて駅構内を散策してました。



キハ54にもキハ40にも車内にトイレがあるとはいえ、女性はここぞとばかりに駅舎のトイレに飛び込んでいましたね。
ウテシのトイレ休憩にも御誂え向きでしょうね。
そんな中、私は貼ってあったこの張り紙に注目。



『頑張れ 宗谷本線』
うん、本当にそう思う。名寄止まりになんかならないでくれ。
この秘境、いや魔境の路線を無くしてしまうのはあまりにも惜しい。

楽しい時間はあっという間。
乗る前はさすがに6時間以上は長いな、疲れるなと思っていたけど、結局楽しいひと時はあっという間なんですよね。
次は終着、稚内ですの車内放送をできればまだ聞きたくなかった。
実にこれだけの駅を通過してきたんですからね。



そして降車の時。
ついに北の果てにやってきてしまった。
稚内行きはかなり前から候補に挙がっていたものの、なかなか踏み出せずにいたけど、今回やって本当によかったと思う。



それも特急じゃなく、普通列車だけでやってきたことに大きな意義がある。
旅は鈍行でこそ、というけど、6時間以上乗車は究極でしょう。
しかも最果て、これ以降は線路がないっていう、そんな旅なんだもの。



これから温泉に入りに行ったり、宗谷岬に観光に行ったりとやることがあるけれど、今日の最大のイベントは間違いなくこの普通列車6時間旅でした。こんな特殊な計画に賛同してくれた同行友人K氏にも感謝!
あー、楽しかったなぁ!!


2017/06/17

第一次北海道遠征2017 1日目〜789系特急ライラック初乗車

いよいよ楽しみにしていた北海道へ旅立つ日がやってきた。
と言っても、とりあえず今日は移動だけ。
それもゆったりとした行程を組んでいたので、仕事終わりに飛んでいた昨年までと違い、のんびりとした旅立ちとなりました。

新千歳空港に降り立ったのは17時くらい。
ここから今夜の宿泊先である旭川へ向かうわけですが、だったらなぜ旭川空港に降り立たなかったんだろう?
そもそも、なぜ新千歳行きの券を当たり前に買っていたんだろう・・・という疑問が今更湧き上がりました。
そう、まさにすっとぼけでした。
直行便があるにもかかわらず、わざわざ2度乗り換えをして向かう手間、何より移動費が無駄に嵩んでしまうという悪いことづくしじゃありませんか。

でもだったら、どうせ鉄道で行くなら札幌から乗りたい列車に乗ろうじゃないかと気持ちを切り替えました。
乗りたい列車とは、特急ライラックです。
スーパー白鳥時代に乗車経験がある789系0番台ですが、今年の改正で札幌〜旭川間を走るようになってからはもちろん初めて。2010年以来、実に7年ぶりの乗車に胸を膨らませました。

札幌駅に着くとまず停車していたこの車両に目がいきました。

キハ183系特急北斗22号。
実は明日乗る予定の列車でした。
この旅の撮影ターゲットの一つでもあるキハ183系の姿を目の当たりにして、ああ北海道へ来たんだなと気が引き締まる思いでした。

今日これから乗るのはライラック35号。
789系と久々のご対面です。

実は旭川行きではこれの一本前の特急カムイ33号にも余裕で乗れたわけですが、30分待ってこっちへ乗車することにしたんです。
到着時間が多少遅れても乗りたい車両に乗る、それが乗り鉄ってもんなんです。
旭川までの1時間半程、夏至を控えてなかなか暮れようとしない北の大地を車窓に眺めて至福の時を過ごしたのでした。
さぁ撮影旅行は明日からが本番ですよ!

2016/08/19

誤算の北海道旅行2016年夏~その4 普通列車4時間乗り鉄

オホーツクとキハ40形の撮影を終え上川駅に戻った私は、今晩の宿泊地に向けて出発した。
今夜泊まるのは網走。一度は行っておきたかった北の都市。
ただ特急オホーツクはしばらくないので、ここからは快速きたみと普通列車の乗り継ぎで行くことになる。
所要時間はざっと4時間あまり・・・。
乗り鉄の私でさえ長いなと思う所要時間。特急ならともかく、普通列車で4時間も乗ったことは過去あっただろうか。
まぁ全路線の乗り潰しを究極の目標にしているので、一度は乗りたかった石北本線でもあるし、のんびり行くのもいいだろう。

北見までは快速きたみで向かう。
道内の普通列車(気動車)は冷房設備はなく、扇風機と窓を開けての自然の風を入れて涼むしかないのが特徴。
だが、8月後半に差し掛かる道内は、それでも十分快適だった。
もっとも、扇風機の風を浴び続けると気持ち悪くなっちゃうんだけどね・・・。

石北本線では遠軽駅で方向転換し、進行方向が変わる。
乗客は自分で座席を回転させる必要がある。
ここから先は難所の常紋峠越えが待ち受ける。
その道中に有名な撮影地である146キロポストお立ち台があるわけだが、
平日でパッとしない天気、夕刻ということもあって、撮影者らしい姿は皆無であった。
スラントノーズ車オホーツクが走っている間にいつかは撮りに行きたいものだね。

北見駅からはキハ40の普通列車に乗り換えてもうひと踏ん張り。
っていうか、踏ん張りどころか、この長い行程が楽しくて仕方ない私はやっぱり生粋の乗り鉄である。
この時間帯、通学の中高生たちが大勢乗車してきて(こっちはもう夏休み終わったのね)うるさかったのには閉口したが、網走に着いてみればあっという間に思えた4時間乗車でした。
この間、録音していて溜まっていたラジオ番組をたっぷり聴けたしね!

道中降りだしていた雨は、網走に降り立つ頃には本降り、いや土砂降りになっていた。
どうやら明日は完全に雨のようだ。
これもまた誤算だったなぁ。一昨日台風が行って天候には恵まれると思っていたのに。
まさかその後また台風が発生して、日本列島に3つ同時に襲い掛かりつつあるとは。
明日も撮影予定で計画作ってあったので、この旅に文字通り暗雲が立ち込めてきたのを意識せざるを得なかった。

誤算の北海道旅行2016年夏~その2 特急「オホーツク」乗り鉄編

札幌で目覚めた私は、すぐさま駅へと向かった。
朝一の特急に乗車して行動を開始するためだ。
乗車する列車は特急オホーツク。

そう、今回は石北本線に乗車する。
北海道の大動脈路線では、石北本線と宗谷本線にはまだ乗ったことがなかったので、
主要目的である撮り鉄に、全国路線乗り潰しも兼ねて、今回は石北本線をターゲットとすることにした。
決め手となったのがこの特急オホーツク。
この列車は、道内を走る「北斗」と同じキハ183系だが、たまにしか入らない北斗と違って常時スラントノーズ車が充当されるのが特徴。
この一風変わった車両に魅力を感じて撮影に訪れる人は多い。
私の今回の道入り最大の目的がスラントノーズ車のオホーツクを撮影することなのだ。

オホーツクは札幌~網走間を5時間半ほどで結ぶ、長距離列車。
その乗車時間は、在来線特急では、夜行寝台を除けば日本で2番目の長さ。

そんな長い乗車時間だけに、せめて車内では快適に過ごしたいと、この列車は指定席が中心。
私も当然指定席を確保していた。
とはいえオホーツクのキハ183系は老朽化が進み、置き換えも視野に入った古い車両。
別名ボローツクとも揶揄される車内は決して綺麗ではない。

国鉄車両特有の独特の匂いが篭もっており、トイレも決して清潔とは言い切れない。
でも私はこの国鉄車両のイカ臭さは決して嫌いじゃないけどね。
北斗星を思い出すというか。

そんなこんなで今回の旅が本格的にスタートした。
せっかくオホーツクに乗ったのだから、是非札幌から網走までの5時間半を体験したかったが、あくまで目的は走行写真を撮ること。
途中の上川駅にて降車した。
それでも札幌から2時間ほどは乗り鉄を楽しめた。
沿線にはオオハンゴンソウと思われる黄色い花がそこかしこに咲き乱れ、緑の景観の中にアクセントを加えていた。
冬場は雪景色一色だろうから、車窓風景を楽しむには今の時期はピッタリだね。
2時間ではとても足りない、心が満ち足りた時間でした。
さぁ、ここからは撮影を楽しむぞ!

2016/02/13

北海道カシオペア集中撮影旅行その4~乗り鉄も楽しんだ!

初日の撮影を終えた後は、今夜の宿泊地を目指します。
南千歳まで移動して乗り込んだ列車は、スーパーおおぞら。
そうです、行き先は釧路。
北海道にはもう10回以上来たと思うけど、釧路行きはこれが初めてとなります。
カシオペアの撮影ができない明日は、代わりにSL冬の湿原号を撮ろうと思っての釧路行きなのです。
ただ、この滞在中で釧路は明日のみが100%雨予報。
何もピンポイントで雨にならなくても・・・と、一時はSL撮影そのものを断念しようか迷いました。
だけど、一度この石勝線~根室本線に至る長旅を乗り鉄してみたかったので、撮影不可能覚悟で強行することに決めました。

ちなみに行きは指定席こそ取れたものの、満員で通路よりだったのであまり乗り鉄を楽しめませんでした。
この状態だと乗車時間4時間はさすがに長い。乗り鉄の私でもそう感じるほど、釧路は遠かった。
ただ、帰りは奮発してグリーン車を取っておいたので、思う存分快適に乗り鉄を楽しむことが出来たのです。
こうなるともっと乗っていたかったという気持ちになるから不思議なもんです。
今度北海道に来たら、宗谷本線や石北本線などもっと長い行程を楽しみたいですね。
その時はぜひまたグリーン車で(笑)。

釧路の町は思っていたほどには雪が積もっているわけではなかったし、想像を絶するほど寒いわけでもなかった。
・・・と、なめてかかっていた自分に釧路の冬の厳しさが襲い掛かるのは明日の事だったのです・・・。

2016/01/31

カシオペア乗車記その2

朝は6時前に起床。
すぐさまダイニングカーへ行き、朝食を頂くため並びました。
朝食は6時半から。
すでにカシオペアは郡山を過ぎ、どんどん現実に近づきつつありました。

朝食は北斗星での経験も含めて初めて洋食をチョイス。
結果的にこっちの方が美味しかったです。
和食はちょっと値段に見合わない気がずっとしていたので・・・。
北斗星の時も一度くらいは洋食にしておけばよかったかもね。

食事を終えたら残るわずかな時間は車窓からの流れる景色を楽しむことに集中。
撮り鉄でもある私は、かつて行った黒田原周辺からは、各撮影ポイントのロケハンも兼ねて。
ラウンジカーでははた迷惑なガキンチョが騒ぎまくっていたのには閉口したけど、
ようやく素晴らしい眺めを堪能できました。

宇都宮駅到着まで1時間ほどラウンジカーにいました。
蒲須坂や片岡のお立ち台、今後行ってみたい氏家-宝積寺など、たくさんの撮り鉄で賑わっていました。
このあたりはまだ雪がだいぶ残ってるんだね。
今朝は霧も出ていてなかなかシビアな条件だったと思うけど、それだけに思い出深い写真も撮れたんじゃないかな。

もっといたかったけど、あまり独占しすぎるのも悪いし、何よりガキがうるさすぎたので、残りの時間は個室に引き取って過ごしました。
ワシクリ、ヒガハスの人出の多さにはビックリ。
いよいよサヨナラ撮影も本格化ですかね。私も腕が鳴りますよ。
そして大宮を過ぎ、ついに「次は終点上野です」のアナウンス。
来る時が来てしまったようです。この日は12分ほど遅れての大宮到着だったけど、もっともっと遅れてかまわなかった。
それが乗車していたみんなの共通の思いだったんじゃないかなぁ。
そうでなくても上りは下りよりも乗車時間が短いし、日の短い時期だけに、車窓景色を楽しめたのはごくわずかだったから。

どんなに楽しい時間にも終わりが来ます。
カシオペアは上野に入ってしまいました。
だが、この表示はいったい・・・間違っとるやんけ(笑)。

このまま折り返し札幌行ったろうか(笑)。

あっという間の旅を終え、現実世界に戻った我々。
長旅を牽引してくれたEF510も記念撮影。

カシオペアもいよいよ青釜の充当は終わり、これからは509、510の2つの機関車での走行が続く。
どうか最後まで無事役目を果たしておくれ。
でもたまには息抜きして、パーイチ先輩にも出番を譲ってやっておくれよ(笑)。
そんなことを思いながら、回送されていくカシオペアを最後まで見送ったのでした。

こうして終えたカシオペア弾丸乗車ツアー。
短くも、非常に中身の濃い2日となりました。
高い金を転売糞野郎に払ったのは癪だけど、それでもかけがえのない体験を出来たので本望です。
今でもトワイライトに乗れなかったことは後悔してますからね・・・。
しかし、本当に楽しかったなぁ。
なくすかね、こんな素晴らしい列車を。
JR東には、四季島だなんてお大臣様専用じゃなくて、庶民も乗れる寝台列車をもっと大切にしてほしかったよ。
日本から旅情が消えるその日まで、後はもう写真に撮って撮って撮りまくることにします。
そう決意をして家路へと着きました。

2016/01/30

カシオペア乗車記その1

稀府でのカシオペア撮影を終えた私は、今度はそれに乗るために札幌へと移動。
ここで同乗する友人のK氏と合流した。
氏も興奮を抑えきれず、予定の便よりもはるかに速い始発便で道入りしていたという。
ススキノで一緒に昼食を食べ、頃合いの時間になったので札幌駅へと向かった。

北海道にあって、異彩を放つ上野行きの掲示。
もうこれを見ただけで興奮するってもんですね。
ああ、本当に乗車するんだなぁ。いよいよ長年の夢がかなうんだなぁ。

K氏にはシャワーカードを確保してもらうべく、ダイニングカーの3号車付近で待機してもらい、
私は16:03に入線してくるカシオペアの撮影を行いにホーム先端へ。
そしてついに西陽を受け、DD51に引かれた銀色の列車がやってきた!

興奮が頂点に達した瞬間でした。
これから上野までどうぞよろしくね、カシオペア!

我々が乗り込むのは8号車のツインルーム。
2階の21番個室でした。

オールA寝台のカシオペアはオール個室でもあり、プライベート空間を満喫できます。
友人同士、恋人同士、ゆっくりと車窓を流れる景色に見入ることが出来るのです。
まさに豪華寝台、贅沢な時間。
それぞれの個室にはトイレ、洗面台までついていて至れり尽くせり。

北斗星、サンライズ出雲と乗車経験があるけど、間違いなくカシオペアがその中で一番豪華ですね。

GPSで走行マップが見れるモニターはBSやFMも受信できます。

また、すべての個室にウェルカムドリンクが届けられるのもカシオペアの特徴。
北斗星ではロイヤルのみの特権でしたからね。
もっとも、スイートの客にはもっと豪勢なミニバーセットが届けられるんだけど・・・。
それでも十分贅沢な気分にさせてくれます。
ちなみに朝には朝刊(読売新聞)も各部屋に届けられます。サービス良い!

部屋に腰を落ち着けて車窓を眺めるうちに、早くも景色は暮れ始めてきました。
せっかくの北海道の雄大な風景を眺められる時間は短い。
夏至の頃なら室蘭本線の終わりまで楽しめるけど、1月の終わりでは17時ごろまでが精いっぱいでした。

暗くなった頃にちょうどシャワーの時間。
シャワーは北斗星やサンライズ出雲などと同じ方式で、シャワーカードを入れてお湯が6分出るというもの。
体を洗い流すには十分すぎる時間です。

ちなみにカシオペアのシャワーは、北斗星のように残り1分切ってもブザーはなりませんので注意。

今回、我々はディナーの予約をしてなかったのでパブタイムを利用することになります。
その時間はディナータイムが終わる21:45以降ということで、だいぶ時間があるので車内探索。
ラウンジカーへと行ってみました。

多くの人で賑わうラウンジカー。
窓の外は真っ暗で、しかも雪がこびりついているものだから、せっかくのワイドアングルも楽しめません。
明朝来ることにして、早々に立ち去りました。

そうこうしているうちに、時は流れカシオペアはあっという間に函館に到着。
函館と言えばイベントがありますよね。そうです、ここまで牽引してきたDD51の切り離し作業です。
今まで北斗星下り列車の切り離しは見たことあったけど、上りの物は初めて。
函館駅停車の6分間に出来るだけ写真に収めてきました。

小雪舞う静かな夜の函館駅。これだけでもう抒情的ですよねぇ。
寒さも感じないほど夢中にシャッターを切る鉄道ファンたちの熱気で溢れかえっていました。


私が写真を撮っている頃、一番乗りでダイニングカーでパブタイムの時間待ちをしていた友人K氏。
私もそろそろ腹ペコ。
20時くらいから並んでいたカイもあって、パブタイムは一番乗りでした。

私はハンバーグセット、友人はビーフシチューセットを注文。
そしてもう二度と食堂車での夕食は味わえまいと、他にもピザやらソーセージ盛り合わせやらも注文しまくる我々なのでした・・・。

うーん、夜汽車で味わう食事のなんと美味しい事か。
カシオペアのダイニングカーは洗練された上品さが漂う空間で、リッチな気分にさせてくれます。
もっとも、私はやっぱり北斗星のグランシャリオの方が雰囲気的には好きなんですけどね・・・。

食事を終えたら、またラウンジカーへと戻りました。
函館駅を出て、進行方向が変わったからです。
さっきまでは彼方にすぎる車窓風景を眺められたラウンジカーも、今は目の前には機関車の姿が。
函館から青森までを牽引するED79の雄姿も撮っておきたかったのです。

この機関車も寝台列車の終焉とともに役目を終えるんでしょうね・・・。

これにて、やりたいことはだいたいやれました。
ここで少々勿体ないけど睡眠に入ることにします。
さすがに5時起きしてずっとはしゃぎっぱなしだった身体はクタクタ。
E26系客車の揺れの少ない寝心地はなかなかよく、北斗星ではなかなか寝付けなかった私も割とあっさり眠れたのでした。
こうして、興奮しっぱなしの1日は幕を下ろしたのです。