紅葉の只見線を撮る2019
遠征初日の朝、宿泊先の会津若松には濃霧が立ち込めていた。
そんな一寸先は闇、ならぬ霧で何も見えない危険極まりない状況の中、早朝から向かったのは只見線。
今日は昨年に続いて只見線の紅葉を撮影しようと目論んだ。
まず向かったのは去年も撮った只見川第一橋梁。
去年は祝日に行ったので、到着した時は撮影者だらけでほぼ立錐の余地もない状況だったが、今年はそれを踏まえて平日の来訪。
それでも結構な人数いたけれど、どうにか昨年は行けもしなかったてっぺんに陣取ることができた。
今年は大きく風景を入れて撮れそうだ。
キハ40系 只見川第一橋梁紅葉2019年 posted by (C)Tylor
α99 II TAMRON 28-300mm F/3.5-6.3 Di PZD 只見線/会津桧原-会津西方
7時台1本目は相変わらず素晴らしい見晴らしを大きく。
この時間帯日差しは当たらないけれど、ここって日の出直後の方が幻想的でいいんですよね。
むしろ日が当たると明るくなり過ぎちゃって雰囲気が損なわれる気がする。
7時台2本目は縦位置にして少し大きめに切り取る。
朝は風がないので水鏡もきれいだ。
紅葉そのものは今一つでも、毎年でも訪れたいそんな撮影ポイントだなと思いました。
別な季節にも来てみたいね。
続いて場所を移動。昨年は撮らなかった9時台の2本も撮ることにする。
向かったのは只見川第三橋梁を対岸に望める場所。
先ほどのお立ち台で隣り合っていたお方と再びここでもお会いしました。
考えることはいっしょですな。
キハ40系 只見川第三橋梁紅葉2019年その1 posted by (C)Tylor
α99 II TAMRON 28-300mm F/3.5-6.3 Di PZD 只見線/会津宮下-早戸
ただこの場所も残念ながら紅葉はさほど美しくない。
もう一人後から撮影者がやって来たんだけど、その人が言うには今年の福島の紅葉は不発なんだとか。
中途半端に暖かい日が最近まで続いたのが要因だと言っていた。
確かに色づいているというよりも、枯れかけている木々が多い。
例年の見ごろはもう少し先のはずだけど、今年はすでに晩秋の装いとなってしまっている。
キハ40系 只見川第三橋梁紅葉2019年その2 posted by (C)Tylor
山の上の方はまだマシな状態だったので、9時台2本目は縦位置にして広角で撮ってみました。
おかげで想定よりも多かった3両がちょうど日差しの当たる位置でスッポリ収まってくれました。
これはまずまずの1枚になりましたかね。
まぁ目障りな電線とか、手前の木々の枝葉とかがあるので本当は長めのフレーミングでカットしたいんだけど、紅葉を撮りに来たのに紅葉で満足できなくては仕方がないのでそこは妥協って事で。
これにて撤収。
紅葉の満足度は低かったけれど、只見線の雰囲気は相変わらず素晴らしかったです。
来年は別の場所で撮ってみたいし、乗っても見たいかな。