カテゴリー「旅行・地域」の記事

2020/08/23

初めての北海道ツーリングepilogue→7日目~さらば北海道、夕陽よ、愛車よ、ありがとう!

再びやって来た苫小牧フェリーターミナル。
来た時と去る時ではやっぱり気持ちが全然違う。
やり切った感はあったし、正直もうクタクタだったけど、それでももっともっと走っていたかった。
でもどんな楽しい時間も終わりの時が来るし、終わるのが寂しいからこそまた頑張れるというもの。
さぁこのまま無事に家まで帰ろう。
なお、行きは大洗~苫小牧の商船三井フェリーだったけど、帰りは苫小牧~仙台の太平洋フェリーです。


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帰りのフェリーから見た夕陽。
いかに天候に恵まれ続けてきたかがわかる。
本当にね、別れ際まで演出してくれてありがとうね。

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名残惜しい北の大地ともお別れだ。
きっとまた来よう。いや、絶対来るよ!


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帰りのフェリーも個室を確保。
会社が違うからか、距離がやや短いからか、料金は行きの実に半額。
非常にリーズナブルと言っていい。
まぁ全体的な設備は行きの商船三井フェリーに軍配が上がるが。


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揺れるビジネスホテルです。
しかし帰りもまた波は穏やかで、酔いとは無縁で過ごせました。


翌朝目覚めて甲板に出ると視界不良の霧に覆われていた。
晴天パワーも昨日で打ち止めか。
まぁね、もう帰るだけだから関係ないよ。
むしろ糞暑い本州だけに曇っててくれた方が助かる。


そして無事に仙台港に降り立ち、そこからは寄り道せずに高速に乗って350数キロ一気に走破しました。
疲れた!さすがに疲れた!
なんとか最後まで無事に、人間もバイクも無傷のまま帰ることが出来てホッとした。
ようやく気を抜く事が出来る。
愛車Ninja400よ、総走行距離2900キロほどを何の不具合も起こさず走り切ってくれて本当にありがとう。
相当汚れてしまったね。
でもすぐにまたピカピカに磨き上げるから!


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こうして終わった初めての北海道ツーリング。
楽しさと、後悔と、そしてやり残したことと、いろんな財産を得た1週間だった。
また絶対来夏も敢行したいな!
今年はそれでもコロナで何かと制限されがちだったので、来年はノーリミッターで楽しみたいな!

2020/08/22

初めての北海道ツーリング6日目その2~去年のリベンジに来たぜ!最後に洞爺湖to支笏湖ライド

豊浦で一休みし出発する。時刻はお昼ごろになっていた。
ボチボチ北海道ツーリングの終了の時が近づいてきた。
そこで最後にどうしても行っておきたかった場所があるのでそこへ走って今回のツーリングを締めることにした。
向かったのは・・・洞爺湖沿いにある壮瞥温泉。
この場所には、カリがある。


遡ること1年少し前。
まだ免許取り立てだった私はここ北海道でレンタルバイクを借りて、初めて道内を走った。
すべてが新鮮でとてつもなく楽しく、ワクワクが止まらない道中だった。
そんな道のりの途中で立ち寄ったのがこの壮瞥温泉だった。
そこで楽しさが止まらない私はバイクを湖畔に停めて記念撮影をした。

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レンタルしたホンダ400Xは愛車Ninja400と比べてとても重たいバイクだった。
そうでなくてもまだバイクの取り扱いに慣れてなかった当時。
無理もない、自分のバイクでさえ1か月ちょっとしか乗っていない時期だったのだから。
そしてやってしまった。さぁ出発しようとバイクを動かそうとした時、バランスを崩して倒してしまったのである。
その時は大したことはないと思った。なんせ土の上でちょっと倒したくらいだったから。
しかし、起こしてから取り返しのつかないことをしたことを悟ったのである。
シフトペダルが折れ曲がり、クラッチレバーも欠けてしまっていた。


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これで立ち往生してしまい、ツーリングを断念。
レッカーを呼び、法外な料金を請求されてしまうという無念を味わったのである。
北海道遠征初日に起きてしまった災難に打ちのめされた。
その時、今度は絶対乗り慣れた自分のバイクでまた北海道を走ろうと思った。
今日がその時の無念の気持ちを回収する時だ!


やって来た洞爺湖畔。
あの時と違って今日は晴天。お日様も私を応援してくれている。


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今回は土の上まで行くようなマネはせず、手前の舗装路にバイクを停車する。
慎重に、慎重に、もはや倒すとは思わなかったけどそれでも慎重にバイクをいい位置まで動かして・・・。


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記念の1枚。
まだだ。まだ油断しない。
去年は撮影した後の油断が取り回しゴケに繋がった。
写ってないけど両サイドには車が止まってるので、ある程度バイクを回して出る必要がある。
そこを乗り切れば・・・オーケイ!
やりました、思い出すだけでもまだ悔しい、去年のリベンジを無事果たしました!


思わずジーンと目頭が熱くなった。
だってね、本当に悔しかったんですよ。
免許を取ってバイクに乗れるようになって楽しい思いしかしてこなかった1か月ちょっと。
そんな時期に初めて味わった挫折だったから。
レンタルショップで保険には入ったのに、その保険は対象は事故のみで、立ちゴケなどには対応しないという意味の分からないものだったので、実に持ち合わせの半分以上も持っていかれる無念を味わった。
乗り慣れた自分のバイクで、あれから1年以上経験を積んできた自分なら防げるミスは防げる、誰にでもなくそんな成長した姿を見せつけてやった気になった。どうやらこの場所だけでなく、この分なら北海道ツーリングを通して無事に日程を終えられそうだと安堵感が少し出てきた瞬間だった。


この後は支笏湖に向かう。
湖から湖へ。
お誂え向きに行く方向に至近距離に大きく名高い湖があるのがいいね。
で、やって来た支笏湖。
そこは息をのむような美しさだった。
その支笏湖沿いの道路もまた素晴らしく、遮るものが何もなく湖を眺めながら走れるという爽快感。


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旅の締めに相応しい絶景ロードでした。
ホントね、最後まで素晴らしい晴天をありがとうって感じですよ。
私の北海道旅行でこれほどまで天候に恵まれ続けた事ってかつてあっただろうか。
そんな晴天がツーリングで訪れた今年に当たって本当に運が良かった。
もし曇天ばかりではこの感動も半減していただろう。
コロナコロナでいろいろ悩んだ時期もあったけど、結果的にツーリングを敢行して本当に良かった!


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初めての北海道ツーリング6日目その1~鉄道撮影もしたよ!中山峠~ニセコパノラマライン~豊浦

北海道滞在最後の1日。
今日も朝から晴れってことで、最後までじっくりと味わい尽くす。
今日はまず札幌からニセコ界隈に向かった。
中山峠という峠という割には交通量が多く、飛ばし屋の多い生活道路を走り、小一時間でニセコに入った。
ニセコ~札幌間なんて鉄道利用じゃ滅茶苦茶時間がかかるのに、車を使えば小一時間だものね、そりゃモータリゼーション使うよな。
そんなニセコでまずしたことは、忘れちゃいけない趣味である鉄道撮影。
今回の北海道ではここまで何だかんだ撮影機会がなかったので、最終日は撮れるチャンスに積極的に撮ろうと思っていた。
ニセコと言えば函館本線の山線。
最近新しい形式が入ったというし、初撮影しておこうと思い有名な撮影地であるサンモリッツ大橋へ。

 

H100形@倶知安~比羅夫
H100形@倶知安~比羅夫 posted by (C)Tylor
EOS 7D Mark II 函館本線/倶知安-比羅夫


今日は羊蹄山がクッキリと姿を現していたけど、残念ながらこの撮影地は午前中は逆光。
というか山線の主な撮影地は順光なのはほぼ午後になってから。
まぁ記録程度ってことでね。むしろ山と空をカットして森の中感を表現した方が良かったかも!?
しかしH100形ですか。奇麗だし快適なんだろうけど、やっぱりキハ40や150がいいなぁ。


一定の満足はしたのでツーリングの続きに戻る。
ニセコで走るのはニセコパノラマラインという、その名の通りニセコ連山がパノラマで拝める絶景ロードだ。
これまで道内で走って来た中で一番のワインディングを登っていくとそんなパノラマなシーンに到達する。


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いやぁ素晴らしい眺めでした。
ニセコパノラマラインはツーリング計画を立てた中で優先順位は低く、一度は候補から外れた道だったけど、なんのなんの、有名だけあって来てみればやっぱり最高と言わざるをえない。控えめに言って最高の絶景ロードでした。
ニセコも来るのは2度目だけどやっぱりいいね。山の大自然を味わうならここだな。
それにつけても今日は羊蹄山が奇麗だな。
こうなってくるとどうしても羊蹄山と記念撮影したい。
お誂え向きの場所がないかな・・・あった。


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ニセコに思い残すことはなし!


まだフェリー乗車時間までタップリ時間があるので、ここから先は最後にどうしても行っておきたい場所を目指すことにした。
その前に今まで何度も訪れたくらい大好きな港町である豊浦まで出て、もういっちょ鉄道撮影をしていく。
せっかく天気がいいので豊浦湾を見渡せる場所へ・・・。

 

キハ281系特急北斗@豊浦俯瞰
キハ281系特急北斗@豊浦俯瞰 posted by (C)Tylor
EOS 7D Mark II 室蘭本線/大岸-豊浦


この場所は私が初めて鉄道撮影で北海道を訪れた際にやって来た場所。
あの頃経験が浅くて、構図を追い込むことが出来ずに電線が写り込むという納得の行かない成果しか得られなかったけど今回はジックリと立ち位置を吟味して、電線をカットできる位置から撮りたいものを撮れた。
当時とはキャリアが違いますから!
キハ281系特急北斗。函館~札幌間の特急はキハ261に一本化されるので、こうした風景もあとわずか。
良いものを残すことができた。


こうして気分よく豊浦から出、北海道ツーリングの掉尾を飾るべく「約束の地」を目指すことにした。

2020/08/21

初めての北海道ツーリング5日目~最北端への挑戦!オトンルイ風力発電所~宗谷岬~エサヌカ線

名寄のビジネスホテルで朝5時に起床、すぐさま行動を開始した。
本日は今回の北海道ツーリングのハイライト、最北端の宗谷岬を目指す日。
宗谷岬に行くだけではなく、そのあと札幌まで戻る予定なので早朝から行動しないと間に合わない。
しかし、窓の外を見て愕然とした。真っ白だったのである。
おかしい、今日の天気予報は晴天だったはず。なのになんだこのドン曇りは!
ただ、よくよく見てみるとそれは曇っているわけではなく、霧が発生していたのが原因のようだ。
一寸先は濃霧・・・って状態の名寄の町から抜け出し海側に向かう。
途中長い峠道を走ることになるんだけど、この視界だから徐行運転を余儀なくされた。
それでも峠道の途中から霧が晴れはじめ、青空も見られるようになってきたので心底ほっとした。
なんせ、最北端に行く日が晴れに当たるように、事前に行程プランを変更していたわけだから。
本日は悪天でしたじゃ済まないのだ。
ただし、いくら晴れても今朝は心底寒かった!
まさかと思って持ってきたダウンジャケット、ウインターグローブ、ネックウォーマー、すべてを装着してもなお寒かった。
8月なのに5枚重ねでブルブル震えるほどなのだから北海道はハンパない。
いやぁ、先人たちの教えを守ってよかった。8月でも北海道は防寒装備は必須です!


寒い思いが一段落する頃に海側に入る。ここからは大変気持ちのいい道のりとなる。
オロロンラインと呼ばれる最北端へ続く道。
そのオロロンラインの途中からわき道にそれると、名高いツーリングスポットに至る。
オトンルイ風力発電所がその姿を現した!


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写真では伝わりづらいけど、これめっちゃ巨大なんでっせ。
そんなのが28機だっけ?ズラッと並んでるのだから壮観だ。
こいつを眺めながら地平の彼方まで続く真っ直ぐな道を走るわけだから気持ちがイイに決まってるよ。


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いやぁ、多少雲は多めとはいえ晴れの日にここを走れて良かったよ。
曇りじゃ感動も薄れるってもんだろうし。
あまりに気持ちが良くて、行きかうライダー同士、ややオーバー気味のヤエーを交わすのであった。
一方、反対の海側には奇麗に利尻富士が拝める。


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これも写真だと遠くにうっすらだけど、肉眼では大きくスッキリと聳え立っているのだ。
左右どちらを見てもまったく飽きない道のり。
そんなだから何度も往復するライダーもいるとか。
気持ちはわかるなぁ。私だって時間が許すならもっとゆっくり味わいたかった。
だけどこの先まだまだ長いので先に進む。後ろ髪をひかれながら・・・。


そうしてついに、ついにたどり着いた日本最北端、宗谷岬。


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ここには数年前に一度来た経験があるけど、その時はバスでだった。
自分のバイクでここまで到達できた達成感、喜びは何物にも代えがたいものがあった。
充実感にしばらく立ち尽くしていたほど。
放心していたので、記念撮影を買って出てくれた見知らぬライダーさんにそっけなく大丈夫です、と答えてしまったのが悔やまれる。
すみません、自分の世界に入り込んでいたもので(^-^;


ところで私にはここ最北端の地でやることがあった。
最北端のスタンドで給油?それはもう常識でしょう。
他にあるんです。向かったのは・・・郵便局!
日本最北端の郵便局、宗谷岬郵便局に用事があったのだ。
それは、昨日切られたスピード違反切符、その罰金をこの最北端の郵便局で支払おうってわけだ。
正直ね、それくらいのネタ回収しなけりゃやってられないって思ったわけですよ。
ここに来るまでもなんだかんだ昨日のことは引きずっていた。
飛ばしまくりの道民はスルーして、自分にだけ牙をむいた道警に、少なからず納得いっていなかったし。
まぁ国民の務めという事でね、きっちり罰則金は収めましたよ。
最北端の郵便局で用事を済ませる事が出来て、これでようやく自分の中で消化できた気がした。
この後は同じ過ちを繰り返さないようにマイペースで走ろう。


道北ツーリング、今度は来た時とは反対側、つまり太平洋側を走って道央まで戻る。
反対側には反対側の、有名すぎる最高の道があるのだ。
通称エサヌカ線。
看板が出てるので間違わないだろう。
ここまでいろんなひたすら真っ直ぐな道を走って来たけど、見渡す限り何もない大平原の直線が続くエサヌカ線はまさにレベルが違う。


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日本で地平線が拝めるのは北海道だけ!その象徴がここだ。
道路以外、人工物が何もないスーパー直線。
しかも私が走った時間帯は空いていて、ほぼほぼ貸し切り状態だった。
とてつもない贅沢な時間を過ごせた。
長い長い直線を、気の済むまで味わいながらゆっくりと走った。
時間がゆったりと過ぎていく夏の北海道、まさにこの瞬間にハイライトを迎えた。


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ここまでの長い長い道のりを思う。
霧で何も見えない寒い町、決死で上りそして下った峠道。
海沿いはひたすら気持ちよく、巨大な風車に度肝を抜かれ、最北端の石碑に達成感を感じる。
そして最後にご褒美ともいうべき、邪魔するものがないもない真っ直ぐな道。
道北はまさに最大級のスケールを味わえる。何度でも来たいと思った。
今度は逆回りで走ってみるのもいいし、今回は行かなかった宗谷丘陵や白い貝殻の道も走ってみたい。
道東同様、道北にも宿題を残して札幌へと向かった。


・・・宗谷岬から札幌まで、めっちゃ長い(;'∀')
この行程はさすがに後悔した。最終的に高速を使わざるを得ませんでした・・・。
いろいろあったけど今夜が道内最後の夜だ!

2020/08/20

初めての北海道ツーリング4日目~パンダ襲来!?後悔の三国峠

道入りしてから3日目の朝を迎えた。
今日は滞在中、もっとも天気が期待できない1日となるようだった。
昨日の抜けるような青空はどこへやら。
北見の朝は真っ白な空模様であった。
本当なら今日はまず石北本線の撮影に行こうと考えていたけど、このパッとしない天気では撮影は論外。
急遽予定を変えることにする。
スマホを眺めてると帯広方面は晴れてるっぽかったので午前中は十勝方面へ走りに行くことにする。
7時過ぎにのんびりホテルを出発した。
北見地方を抜け南に下ると期待通り十勝の牧歌的な雰囲気漂う"なつぞら"を楽しむことができた。
果てしなく広い青い空と緑の大地。
十勝こそ北海道の象徴だと思う。ここに来ると松山千春のあの曲が頭の中で流れて来る。
もちろん、今ではスピッツのあの歌もね(^_-)


そんな気持ちのいい十勝と別れて本日のメインイベント、三国峠越えを目指す。
北海道でもっとも標高の高い峠道である三国峠は、樹海の中の山道を抜けていく走り屋垂涎の峠道。
糠平湖には有名な鉄道遺産のタウシュベツ橋梁もあるけど、今はシーズンオフで湖の底に沈んでるので見ることはかなわない。
観光よりも走りを楽しもう。


そんな三国峠だったけど、残念ながら山道に入るとほどなく雨が降り出した。
十勝の夏空からまさしく暗転したわけだけど、本当の暗転は別にあった。
気持ちよく走っていると後ろから何やら迫るものがあった。
こっ、これは・・・白黒パンダ、国家権力様ではないですかぁ。
うわぁ、やっちまったか。
そう、まさかの出来事であった。三国峠の入り口でパトカーに止められる私の姿があった。
罪状(笑)はスピード違反だって。
はぁぁ、免許を取ってからこの方、生まれて初めて違反切符切られちまったぁ!!


布石はあった。
道内に入ってからこっち、周りの車があまりに快調に飛ばすので、北海道には北海道ルールがあるんじゃないかという錯覚を覚えてしまっていたのだ。なんせ北海道では一般道で法定速度の60キロで走ろうものなら煽られまくった挙句にイラつかれてものすごいスピードで抜かれていく。
流れに乗るには最低でも70キロ台中盤は欲しい。
とくに旭川ナンバーの飛ばしっぷりは異常で、あきらかに3ケタ出てるやんってスピードで駆け抜けていく。
道が広いし、移動距離長いしでわからないではないけど、とにかく普段の感覚では走れてなかった。
そんな時間が長く続くと、自分自身もスピード感覚が狂っていってしまうらしい。
また折りしも、ネズミ捕りが張っていた瞬間は私の前に車がいなかった。
タイミングが悪かったと言えばそれまで、自分が悪いのもまた真実。
お上はその瞬間を見逃してはくれなかったという事。
それでも青紙切符の2点、罰金1.2万円で済んだのはまだマシだったのかもしれない。
今後3か月間無違反なら消滅してくれるみたいだし。
やってしまったことは仕方がない。反省することろは反省し今後は周りに惑わされずにマイペースで走ろうじゃないか。
でもね、あえて恨み節言わせてもらえればね、道警さん、そんな旅人なんかピンポイント狙わないでもっと地元民取り締まりましょうよ。肝心な時にいないんだからアンタら。


そんな後悔の思いを抱きながら気を取り直して三国峠に挑む。
もちろん法定速度だ。ちなみにここから先は一般道ではギアは6速にはあげません。
北海道のだだっ広い道でギアを6速にあげちゃうと気づくと平気で80弱行ってしまってるんで。
5速なら70キロを超えると振動が始まるのでわかりやすくていい。


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有名な松見大橋付近でついに今回のツーリングで初めてレインウェアを着こんだ。
ただ霧雨程度だったので路面状況は悪くなく、また峠道とはいえ道は広くてきれいなので走りやすい。
それにもう法定速度順守だしね( *´艸`)


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いやぁ、天気が悪いとはいえここも絶景じゃないですか。
そうだよ、せっかく行くところ行くところ絶景続きなのに、速度出してあっという間に通り過ぎちゃもったいないじゃん。
そりゃ見慣れてる道民はかっ飛ばしていくがいいさ。
でも旅人である私がもう奴らに付き合う筋合いなんてないんだ。


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この風景。
バイク雑誌で一度は必ず見たことのある有名なシーンだ。
紅葉の季節の美しさは格別だという。
晴れてなくてもこんな見晴らしなのだから、いい天気ならもっと最高だったにちがいない。


この後、層雲峡に入ることにはついに本降りとなってしまい、それでも宿泊する名寄に向かう途中ではそんな雨もやみ息をのむような夕景が視界に入って来た。
明日はきっとまた晴れる。
そして明日は今回のツーリングでメインとなる1日だ!
嫌なことは忘れて今夜はぐっすり寝よう。また明朝5時起きや!

2020/08/19

初めての北海道ツーリング3日目~厚岸~知床~天に続く道!誤算もあったけど最良の1日に!

朝5時にきっかりと目覚めた私はすぐさままだ目覚めぬ旭川の街を出発した。
なんせ今日はこれから道東まで向かって、あまたあるツーリングスポットを走りまくる予定。
走行距離は500キロ以上が見込まれるので、早朝から出発しなければ回り切れない。


まずは旭川から美幌へ。
途中通った道のりは、かつて何度も訪れた石北本線の沿線。
不思議なもので、たった1度しか歩いてないような道でも、そこに至ればその景色でああここだとわかるもの。
あの頃列車と徒歩でしか味わえなかったけど、今は頼もしき相棒がいる!
美幌に至り、有名な美幌峠を抜けて海側を目指した。
美幌峠は景色が奇麗だけど、残念ながら今日は一面の霧に覆われており視界は不良であった。
それでも暑い本州から逃げ出してきた身からすれば、ここの涼しさは最高であった。
峠を下り切ると一気に晴天が広がり、この後それは終始続くことになる。
最良の1日はまだ始まったばかり!


美幌を抜けて目指したのは厚岸という港町。
時刻はお昼前。まず今日は厚岸で有名な駅弁かきめしを食そうと考えた。
厚岸駅前にある氏家待合所というところで売っているんだけど・・・着いてみればなんと本日は終了の札が下がってるじゃないか。
そりゃないよ、ここまで遠路はるばる来たのに・・・。
ただ単に定休だったのか、売り切れてしまったのか、はたまたコロナの影響でやってないのかわからないけど、事前に連絡すればよかったなと悔やんだけど遅かった。
すごすごと来た道を引き返す。
あまりに意気消沈して、この町で給油をしておくのを忘れてそのあと冷や汗をかくことになるわけだが・・・。
そう、北海道の都市間はとてつもなく長く、下手すれば100キロ近くスタンドに出会えないなんてこともあり得るので、迷ったら給油しておけというのがセオリーなんだけど、その教えを忘れるほどショックだったんですね。
まぁ危うく別海という町でホクレンを発見したので事なきを得たけど、すでに給油警告ランプは点滅しておりました。
燃料切れでレッカーとか恥ずかしすぎるんでよかったよ。ありがとうホクレン。サービスで牛乳までくれてホントありがとう。


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この牛乳はさっき遭遇した牛さん達の恵みかな?
そう、道東のここらあたりは結構牧場が多くて、終始牛さん達の糞尿の香しい香りで充満しております(^-^;


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ドタバタはまだ続き、この後訪れる予定だった有名スポット「開陽台」を華麗にスルーしてしまう私であった。
地球が丸く見えるという展望台、今日のド快晴ならまさに視界良好で遠景を見渡せただろうに、もったいなかったな。
引き返す選択肢もあったけど、この天気のまま本日最大の目的地に行きたかったので道を急ぐことにした。
その行先は知床。言わずと知れた世界遺産である。


今まで網走には何度も来ていたけど、そこから知床へ向かうことはなかった。
移動手段が列車と徒歩に限られていたこともあるけど、知床は私の中では秘境のイメージ。
敷居が高く、なかなか予定に組み込めずにいたんだけど、今回のツーリングでは羅臼からウトロへ抜ける知床峠だけは走ってみようと行程に組み込んでみた。
イメージ的には大自然なので、天気のいい日に向かいたかったけど今日なら不足はない。
そして期待通り、いやそれ以上の絶景で世界遺産知床は私を向かい入れてくれた。


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見てくれこの快晴!
今日来てよかった。本日という日の勝ちを確信した瞬間でした。


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彼方にうっすら見えるは北方領土。
雲一つない晴天がその姿を拝ませてくれる。

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こんなところまで自分のバイクで来れた。
その達成感に酔いしれた。
今まで下手に訪れてなくてよかったのかもしれない。
ファースト知床が、愛車を駆ってのもので本当に良かった・・・。


感無量のまま知床をあとにしたけど、今日という1日はまだ終わらない。
最後に、この付近に来たからには寄らずにはいられないツーリングの聖地へと向かう。
斜里にある、通称「天に続く道」だ。


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ここまで滞在2日目にして数多くのひたすら続く直線道路を走って来たけど、ここのスケールはまさにケタ違い。
地平の彼方が本当に天へと続いているんだもの。
夕方に差し掛かる時間帯なのでド逆行だから、余計にユラユラ蜃気楼のように天空へと道が続いているように見える。
こりゃ誰もが走りに来るのもわかる。圧倒的だもの。
いやぁ、北海道はすごい!


厚岸でかきめしが食べられなかったり、ガス欠の危機に陥ったり、開陽台をスルーしてしまったりといろいろと誤算も多かったけど、トータルで大満足となった1日でした。
走っていて、おそらく今日が滞在中で一番いい日なんだろうなと思わずにいられませんでした。
まぁ今日出来なかったことはいつか来るかもしれないこの次の機会への宿題としておこう。
やり残したことがあるってのも幸せなのだから。
そんなことを思いながら今日の宿泊地の北見へと向かうのであった。

2020/08/18

初めての北海道ツーリング2日目~試される大地へ上陸!これがジェットコースターの道だ!

朝、フェリーの船内でいつも通りの時間に目覚めた。
波は凪だったのか夕べはあまり揺れず、それどころかゆりかごのごとく心地よさを誘うかすかな揺らぎが快眠へ誘ってくれたようだ。
体調は万全。上陸後のツーリングに向けて視界良好だ。
視界良好と言えば、甲板に出てみればまさにそんな状況だった。


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澄み渡る青空が広がる大海原はどこまでも広く、そしてどこまでも澄んでいた。
すでに北海道に近く、この分なら現地の天候も良好なのは間違いない。
思わずほくそ笑み、朝食を頂いた。朝はパン。パンパパン♪


大洗発苫小牧行きのフェリーは13:30に着くので朝起きてからの時間が殊の外長い。
この時間を使ってツーリングまっぷるを眺めてこの先の行程を入念にチェックする。
道入りしてからは基本、事前に立ててきた予定通り走るけど、天候次第では行き先を変えることもありえる。
どんな状況にも臨機応変に対応できるように下調べをしておく時間は十分だった。
そして船内で昼食を食べ終わる頃には、もうすぐ苫小牧港に停泊しますのアナウンス。
さっそく甲板にもう一度出てみると、もう目の前に北の大地が待っていた!

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ついに来たよ、試される大地へ!
港に停泊後は、宿泊した階ごとに誘導されていよいよ上陸となる。
だいたいバイク組は固まっての出発となりました。
いっしょに乗ってきた同好の仲間たちも、一人、一人と交差点に差し掛かるごとに各々の進路に向けて分かれていった。
まずはどんなところへ向かうのだろう。一目散に北かな?それとも東?
私の予定は、今日は時間が14時近くと半端なのでこのまま大回りして今夜の宿泊先の旭川へ向かうことにした。
初日なので180キロ弱の行程。ゆっくり走っても日暮れまでには着くだろう。
まずは富良野方面を流すことに決めた。


と、これは偶然だったんだけど機会があれば行きたいと思っていた道の駅「あびらD51ステーション」がちょうど道のりにあった。
なぜ行きたかったと言えば、ここにはこんなものが留置されているから。


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キハ183系のスラントノーズ車。
廃用になった後にクラウドファンディングでこの道の駅に保存することが叶った貴重な車両だ。
私も大好きな形式だったので一度この目で拝んでおきたかった。
たまたまだったけど、ここを通るようにナビが導いてくれたおかげで遭遇出来て嬉しかった。


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うん、これは幸先いいね。
ただしウロウロしていたせいで、富良野に入るのはかなり夕方になりそうな感じになってしまったので、富良野はまさに流すだけに留めて、この後はどこにも立ち寄らずに進むことにする。
でも、どうせなら走っておきたいスポットもあったので、そこだけは行程に組み込んで回り道で走った。
途中、突然の3匹の鹿ちゃんの飛び出しなど、北海道ならではの光景に胸が躍りつつ、その場所へと到達。
そこはジェットコースターの道と呼ばれる、富良野~美瑛あたりでは有名なスポット。


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こんな具合に、まさにジェットコースターのごとき勾配を楽しめるのだ。
北海道には真っ直ぐな道が多く、高低差のあるところも多いのでこのような道は無数にあれど、観光地にほど近い場所に位置するこのジェットコースターの道はポイントが高く、是非とも行程に加えて欲しいものです。
まず最初の北海道ならではのスケールある道を楽しんだのでした。


旭川のホテルに入ったら即就寝の準備。
なんせ明日は朝5時に起きて一気に道東のツーリングスポットを巡る予定になっている。
ゆっくりと身体を休めて英気を養うのだ。

2020/08/17

初めての北海道ツーリング1日目~大洗フェリーターミナルよりいよいよ出発!

行く前は不安も大きかったけど、いざ当日となるともういてもたってもいられなかった。
きっちり仕事を半休であがり、それでも逸る心を落ち着けるようにしっかりと汗が牽いてから出発した。
何しろ今日はフェリーに乗るだけ。
出航時間は19:45だし、出航手続きをするにしても2時間も前に着けばいいので熱中症にならないようにクールダウンしてから。
大洗までは高速を使いあっさりと到達できた。


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ターミナルまでの道はわかりやすいし、何より大荷物載せた他の人のバイクがウロウロしてるので心強い。
着いたらまずは乗船手続きを行う。
バイクの場合は車検証はいらないけど、ナンバーは聞かれるので事前に用意しておこう。
私はスマホで写真を見せました。


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本来自動チェックインが推奨されてるんだろうけど、コロナの影響で完全ストップ。
不特定多数の人が弄ったら不衛生になるしね。
窓口でのアクリル板越しのチェックインの方がまだ安心という事。
そうそう、窓口に行くためには厳重な検温コーナーを通過してからでないと先へは進めないようになってます。


チェックインを済ませた後はまだ時間があったので買い出しに町に戻った。
フェリー内には必要最小限の荷物しかもっていかないのでそれを選り分けたり、食事の準備もある程度しておこうと思ったのだ。
もちろん船内ではレストランも営業してるけど割高だし、何より感染症対策としてなるべく人の多い場所へは行かない方がいい。
夕食だけはレストランを使うことにして、明朝の朝食用のパン、下船前の昼食用のカップ麺を購入。
朝や昼飯に余分な出費はしたくないしね。
それから雑貨屋で安物のサンダルも買っておいた。
バイクなのでもちろんライディングシューズなりブーツだけど、フェリー内での気軽な移動には履くのが面倒くさいのであると便利。


そんな買い出しをしてるうちにいよいよ乗船時間が迫って来た。
乗船待機位置はバイク専用のコーナーにすでに先客がたくさんいるのですぐにわかった。
何はともあれまずは愛車と今から乗るフェリーの記念撮影を。


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さんふらわぁさっぽろ号。
フェリーには詳しくはないけど、おそらくは小~中型サイズの船じゃないかと思われる。
船旅は初めてなのでワクワクドキドキだ。
そしてついに乗船の時。
まずは車が乗り込み、バイクの順となる。
車はたった2台でした。バイク組はこんな感じ。


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少ない・・・ですよね。
お盆休み明けの平日月曜とはいえ、やっぱり今年はツーリングで渡道しようと考える人は少ないのだろう。
でも混み合わないのは好都合と言えた。
乗り込む際は船内いろいろ凸凹してるのでコケないように要注意。
あとは係員の先導に従えばいいだけなので安心だ。
なお、ハンドルロックおよびサイドスタンド停車が出来ないと乗船を拒否されますので要注意。
船は揺れるので倒した際の責任、賠償問題になりかねないからね。


無事に乗り込み自分の船室を目指す。
今回取ったのはスーペリアという窓なしの個室。
個室なので高いけど(大洗の商船三井フェリーはそうでなくても他より高い)、個室を押さえることが私なりの最大の感染対策だ。
もっとも、どうやらGoToトラベルキャンペーンで代金の半額が戻って来る望みがあるらしいので高くても個室確保は正解だった。


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二人利用個室を一人で押さえたのだからそりゃ高くなるのも仕方がない。
内装はほとんど安価なビジネスホテルといった具合で、トイレ、シャワー、テレビ、冷蔵庫など必要なものは一通り揃ってる。
テレビは地上波は昔のYoutube並みの糞画質で、BSは普通の高画質で視聴できる。
大洗から苫小牧まで17時間45分もの時間がかかるのでゆったり過ごすという意味でも個室確保は良かった。
むしろ個室が取れなければ別の港からにしたかもしれない。
なお船内には大浴場もあって、そこからは海も眺められるけど部屋にシャワーあるし、もちろん私は利用しませんでした。
どこまでもコロナの脅威は付きまとうわけですね。
早く優雅な本来の船旅を楽しめるようになるといいですね。まぁそうなったら予約は激選になるわけだけど・・・。


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そしていよいよ出航の時。
20時近いのですでに真っ暗な港を船は静かに出航していきました。
今夜は波も穏やかであまり揺れないとのこと。
船酔いするとも思わなかったけど、揺れないに越したことはない。
レストランで夕食をささっと済ませ、あとはすぐに部屋に引きこもります。
なお当然ながら陸から離れると間もなくスマホは圏外になります。
退屈しのぎの道具が使えなくなるので本を持ち込むなり何かしら準備しておいた方がいいでしょう。
まぁやることないならと、北の大地でのロングツーリングに備えて英気を養うべくいつも通りの時間に床に就きました。
さぁ明日は目覚めたらそこは大海原の真っただ中だぞ!

2020/01/12

九州ご褒美の旅2020・6日目~最後に久大本線でななつ星を撮ろう!

6日目の朝を迎えた。私の旅もいよいよラストDayである。
宿泊先の日田のビジネスホテルより始発列車に乗って豊後森へと向かった。
今日は最後にななつ星を撮って旅を〆る。
1泊2日コースの2日目、ななつ星はいくつかのバカ停があるので複数回撮影が可能だ。
朝一の撮影ポイントはいろいろ候補がある中で、この先の移動を考慮して豊後森付近で撮ることにした。
豊後森から一つ前の北山田駅方面へ徒歩20分ちょっと歩いていくと線路がやや下方に見渡せるポイントにたどり着く。
道路沿いを含めて立ち位置は自由自在だけど、お墓のある小高い丘があったのでそこで探ってみたところシックリきた。
ここで撮ることにする。到着後ななつ星は割とすぐにやって来た。
年配の同業者2人と共にカメラを構える。

ななつ星in九州@北山田~豊後森
ななつ星in九州@北山田~豊後森 posted by (C)Tylor
α99 II TAMRON 28-300mm F/3.5-6.3 Di PZD 久大本線/北山田-豊後森

このようにサイド気味に築堤上を駆け抜けるシーンを撮ることができる良いポイントだった。
ただ残念なのは天候。今日は曇りのち晴れとなっていた大分地方だったけど、今朝は傘の必要ないくらいの微量な雨が降っていた。
結局、来る前の天気予報を覆すことが出来なかったわけで残念だ。
光線はおそらく晴れていればいいものだったはずで悔やまれる。いつかまた来ようかな。


キハ185系特急ゆふ@北山田~豊後森
キハ185系特急ゆふ@北山田~豊後森 posted by (C)Tylor
α99 II TAMRON 28-300mm F/3.5-6.3 Di PZD 久大本線/北山田-豊後森

ななつ星の直後に特急もやって来るので忘れずに撮っておきたい。
編成が短ければ寄りでも絵になる。


これを撮り終えたところで歩いて玖珠インターバス乗り場まで行き、高速バスで由布院へ向かった。
最後の撮影および旅の終息地はおなじみ由布院とした。
由布院の撮影地と言えば、象徴的存在の由布岳をアクセントにしたポイント。
かつて2016年の旅では由布岳バックにいくつか撮った。
だけど今日はこんな天候で、着いてみれば山は分厚い雲に覆われて見る影もなかった。
午後遅くから晴れるらしいので、14時42分由布院発のななつ星に最後の望みを託すことにする。


由布院からの上り列車を撮るポイントと言えば長因寺というお寺の前にある踏切付近が有名。
以前もここで撮ったけど、今日の空模様を考慮すれば風景写真は無理なので手堅く編成写真の撮れる直線の場所とした。
ただ前回撮った位置は今となってみれば非常になんというか、グレーゾーンどころか完全なNGゾーンだったことがわかる。
あの時、地元の爺さんに倣って私も踏み入っていたけど、通報されても文句言えないレベルの場所であった。
今回はもちろんそんなところには入っていかない。
前回は見落としたけど踏切の後方にちょっとしたスペースがあり、そこが本来のこの場所の正規立ち位置だったのだ。

キハ125系@由布院~野矢
キハ125系@由布院~野矢 posted by (C)Tylor
α99 II TAMRON 28-300mm F/3.5-6.3 Di PZD 久大本線/由布院-野矢


まずは普通列車でいっちょ。
前回の時は通過する列車のほとんどが警笛鳴らしていた(当然か)けど、この場所は大丈夫だった。
ちゃんとJRの境界杭の外側から撮っていたしね。
ただ、本来この場所は後方に由布岳がそびえているはずなんだけど、いかんせんまったく見えない状況。
車両主体で撮るしかなさそうだ。

キハ185系特急ゆふ@由布院~野矢
キハ185系特急ゆふ@由布院~野矢 posted by (C)Tylor
α99 II TAMRON 28-300mm F/3.5-6.3 Di PZD 久大本線/由布院-野矢

うん、だけどこの場所、結構構図作成が難しいぞ。
単線なのでもう少し離れて撮らないと列車が真ん中よりになってしまうんだけど、線路から離れると障害物が重なってしまいうまく抜けないのだ。かなり前から陣取っていたけど、構図がなかなか定まらず結局直前までどう撮るか、どこに立つか悩みに悩んだ。
そしてどうにか固まったころ、ななつ星がやって来る時間になったんだけど・・・。
なんと、直前になってやってきた同業が私の前方に陣取り始めたのである。
かなり前、踏切付近に立って身体を乗り出して撮ろうとする。
だから後方から望遠で構えている私の構図内にモロに入ってしまうのだ。
私の存在が分からなかったのかもしれないけど、後からやってきたのだからもう少し周りに誰かいないか気を使ってほしいものである。
慌てて固まっていた構図を再度作り直そうとした時、間が悪く踏切が鳴ってしまった・・・。

ななつ星in九州@由布院~野矢
ななつ星in九州@由布院~野矢 posted by (C)Tylor
α99 II TAMRON 28-300mm F/3.5-6.3 Di PZD 久大本線/由布院-野矢

結局少し構図をずらしたところで来てしまったので仕方なくそのまま撮るしかなかった。
おかげでかなり悔しい結果になってしまった。
まったく、直前来訪者を恨むよ・・・。こっちは1時間以上前からいたというのにさ。
そういえば去年の旅でも締めの撮影でカメラが突如おかしくなって構図が乱れてしまったんだよな。
2年続けてモヤモヤの残る結末となってしまい残念だ。
また天気も結局最後までパッとしないままだったしね・・・。
最後の撮影では単線の難しさと、人気ポイントの功罪ってやつを思い知りましたね。
まぁ2020年もまだ始まったばかり。鉄道撮影も最初から最後まで勝ちっぱなしなんてありえないし、これからに期待しよう。


こうして今回の旅の全行程を無事終えたのでした。
今年は原点に返って温泉巡り中心に、鉄趣味も乗り鉄を重視して過ごしましたがなかなかバランスのいい内容にできたと思います。
プランを考えるときは大変だったけど、それを実際にやり切れた時の達成感はありますね。
十分リフレッシュできたし、英気も養えました。
これを皮切りに今年もいろいろ楽しんでいきたい。

2020/01/11

九州ご褒美の旅2020・5日目その2~天ヶ瀬温泉(大分県)

ななつ星を撮り終えてこれからどうしようか考えた。
当初の予定通り有田まで行っていれば帰りの移動時間もかかったけれど、新鳥栖にいるとなるとまだまだ今夜のホテルに向かうのは早すぎる。
どこか別の場所へ撮影に行こうか悩んだけど、晴れ間があっても基本曇り空という事でつまらなそう。
だったら、最後に泊りじゃなくてももう1か所温泉に行っておこうかなと考えて探してみた。
どうせなら今夜泊る久大本線沿線の温泉なら便利でいいかなと思い、白羽の矢を立てたのは天ヶ瀬温泉というところ。
JR天ケ瀬駅近辺に広がる温泉地なのでアクセスもいい。
そして天ケ瀬は特急も停車する駅なので移動もたやすい(まぁ時間があったので普通列車でのんびり行きましたが)。


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駅前に手湯場が設置してあるなど、なかなか豊富な湯量がありそうだ。
正直メジャーな温泉地じゃないと思うし、九州の中では地味な温泉地だと思うけど、駅付近は温泉街っぽい店が並んでいて、廃業したところも多そうだけど、それでもいくつかは営業もしていた。
せっかくだから温泉饅頭を買って心ばかりの応援の意を示しておいた。


立派な温泉宿もあったりして立ち寄り湯も出来そうだったけど、私が向かったのはもっと野性的なところ。
駅前に流れている玖珠川のまわりには共同浴場の野天、露天湯が5か所あって、地元住民も愛用する憩いの場となっている。
せっかくだからそれらに入っていこうと思った。
しかしそれはなかなかハードルの高い入浴となるのは間違いなかった。
5つのうちの1つ、神田湯はなんせ外から丸見えなんだから。
四方八方、360℃から遮るものは何もない!そんな湯だけにいざ入ろうとなると勇気がいる。


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このように街道から丸見えで覗けてしまう作りになっている。
去年行った長湯温泉のガニ湯や、かつて行った三朝温泉の河原風呂など似たようなところもあったけど、それらにはさすがに入ったことがなかった。
でも旅の恥は搔き捨てというし、せっかくここまで来たのだからここは意を決して入浴することにする。
そんな気になった要因の一つには気温の高さもあると思う。
正直去年のガニ湯など、寒すぎて外で服を脱ぐことなど考えられなかったもの。
今年の九州は滞在中はとにかく暖かく、服を脱ぐことに気温面での躊躇いはなかった。


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ちなみに一応入浴料100円の設定がある。
赤いボックスにコインを入れる。もちろんお釣りなどない。
誰もいなければ正直ただで入れてしまう。良心に従って支払うしかない。私はもちろん出しましたよ。


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脱衣所は街道上からは一応見えなくなっているが、もちろんこの有様なので湯船からは丸見え。
女性には相当ハードルが高いし、男でもこれを見て断念する人もいそうだ。
誰もいなかったのでパパっと脱いで、上の方を見て誰もいないことを確認し、真っ裸で湯船に飛び込んだ。


湯加減が予想外にいいそのお湯は、湯の花が大量に混ざっておりなかなか気持ちいいものだった。
ただ浴槽?は滅茶苦茶ヌメヌメしていて滑るので、入る時は気を付けよう。
タオル巻きもOKらしいので勇気を出して入った場合、ここでコケて御開帳ではシャレにならないから。
のんびり入っていると羞恥心などどこかへ消えていた。
街道にはごくたまに地元のオッちゃんや、観光客っぽい人がチラホラ見えたし、こっちも見てきたけどもはや気にならなかった。
いつもの習慣で湯船にタオルは入れてなかったけど、もはやどうでもよかった。
なかなか新鮮な体験が出来て良かったと思う。これで気温面の条件が整えば、もうどこでも野天湯に入れるね。


神田湯を出て、玖珠川の反対側に回り、もう1か所入っていくことにした。
益次郎の湯という場所だ。もちろん由来は大村益次郎であろうね。


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こちらも100円。
ここは囲いが出来ているので外からも見られず入りやすいと思う。
脱衣場は剥き出しなので結局混浴はなかなか厳しいだろうけど。


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営業は午後4時からだったらしく、それに気づいたのは入ってしばらくたってからだった。
どうりで湯船の湯量が浅いと思ったんだ。
ちなみに3時半くらいでした。すみません。
ここに限らず、外湯5か所は温泉宿の自治会によって運営されているので、午前中は掃除のため湯が抜かれているケースもあるとか。
来訪時は時間帯に注意したい。


時間稼ぎくらいのつもりでやって来た天ヶ瀬温泉だったけど、どうしてどうして、なかなかの思い出を刻むことができました。
いやはや、九州はやっぱり温泉大国だ~♪


天ヶ瀬温泉データ

泉質:硫黄泉・単純温泉
温度:70~100℃
効能:関節リウマチ、変形性関 節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、疲労回復など

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